勉強会:「R」people | 暗夜煌路

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今日は、毎週おなじみの勉強会でした。

今日のテーマは「『R』people(知的障害者)」


「さて、みなさんは知的障害者に会ったとき、どう感じますか?」

という今日のリーダー(テーマ、記事を選んだ人)の問いかけからスタートした今日のディスカッション。

いきなりの直球の質問でしたが、こちらも直球で返してみました。


「正直、自分とは違う彼らに恐れ感じる」

「何を考えているのかをくみ取るのが難しい」

結構、通っていた小学校に特別学級があった人が多いようで、その時の感想をみんな述べました。


違う


これって、越えるのが難しい大きな壁。

どんなに取り繕っていても、自分の態度を変えようと思っても、なかなか変えられない自分が悔しい、と思う。


今日のリーダーは、現在大学で知的障害者関連の勉強をしているそう。

小学校の時は、特別学級でボランティアをしていたらしい。

その経験を踏まえ、

最初は怖かったけど彼らは繊細でとても優しい人だった、という結論に至ったそう。


そして、知的障害者は自分の意見を述べることが難しいことから、人権を侵害されていたりといったことがもんだいになっているという話になった。

(今回話に上ったのは、容疑者になった際に自分の立場や状況を説明できないことから、不利な状況に立たされることが多々問題になっている)


さらに、話は子供のことまで。

知的障害者同士の婚約の場合、子供はどうするのか?

日本のことは知識不足なのですが、韓国は知的障害者同士の結婚の場合は避妊の手術を受けたり、知的障害者のための施設に入る際に、同様の手術を受けることがあるそう。

これは容認されるのだろうか?


意見は分かれましたが、私は手術に賛成の意見を述べました。

前回、人工中絶の話をした際に、子供の将来を考えたらしたほうがいい中絶もある。

という話がでました。


でも、私は中絶も子供を殺していることに変わりはないと思う!!!

だから、中絶をするよりは手術を先にした方がいいという考え。


でも、手術の是非を決めるのは本人ではないことから、人権侵害だという意見も……。

もし、私の子供が知的障害で、自分が子供の子供の面倒を見れる状況だったら、手術はしなくてもいいと思う。

でも、子供の面倒をみる人がいない状況なら止む終えないと思う。

本当なら、生まれてきた子供を幸せにできるだけの環境や施設を作る力が自分にあったら、人権侵害だって胸を張って言える。

でも、そんな責任も持てないのに、私は人権侵害だと主張だけすることはできない。


でも、この記事を書いて、やっぱり、それだけの環境を作れるような人間になって、 堂々と人権侵害だって言えるようになりたいと思った。



英語で自分の意見を述べるのは難しいし、テーマがテーマなだけに、自分の意見をはっきりとさせるのも難しい。

難しいって言うのは簡単、でも、それだけじゃ終われない。


来週はスコットランドに旅行に行くので、勉強会は欠席します。

みんな来週は何の話し合いをするのかなー??