まいどおおきに。
3日前の記事 ライブDIOの中古車整備 隅々までキレイキレイにします。 の続きです。
その後忙しくてなかなか中古車整備にかかれず、本日ようやく形になりました。
前回はエンジン回りやシャーシの整備をしました。
まず外装の塗装からです。
劣化した塗装被膜(クリアー)をサンダーで剥がします。
今回はモール類もペイントします。
PP(ポリプロピレン)樹脂は塗装の密着が悪いので、塗装前にPPプライマーという密着を良くする下地剤を吹きます。
塗装作業中の写真撮影というのは難しい!
雰囲気だけでも伝われば幸いです。
誰かに撮ってもらうのが一番です。
塗装後は1日乾燥させるので、また車体の整備に戻ります。
このライブDIOはフロントにディスクブレーキが装備されています。
ブレーキフルードを交換します。
これが新油ですが、本来はこういう色をしています。
経年劣化で変色しているのですが、劣化すると沸点が低下してベーパーロック現象を起こす原因になりますし、結晶化して配管を詰まらせる事もあります。
ブレーキフルードの主成分はエチレングリコールですが、吸湿性があるので水気は厳禁、キャップの蓋もしっかり閉めておかないと使い物にならなくなります。
そして厄介なのが塗装を侵す性質がある事です。
液を注ぐ時は細心の注意が必要です。もし塗装面に付着したらすぐに拭き取り、クリーナーで清掃します。
キャリパーの可動部にグリスを注油します。
ここが固着するとブレーキパッドの引きずりを起こすようになり、高い確率でキャリパー交換になります。
スピードメーターギヤ、ケーブルもグリス注油します。
忙しくてこの先の写真が撮れなかったのでいきなり完成写真いっときます。
・・・やっぱあかんか。
分かってます。
セルリアンブルーという色ですが、これ見て「なにこの色。だっせー!」と思われた方、いますよね?
仕上がるにつれて高まるやっちまった感、いらん事せずに無難に白にするべきだったと後悔しながら組立ててましたから。中身の程度が良かっただけに。
写真を見て思いましたがこりゃ20年前のセンスやな。
ちなみにセルリアンブルーとは「鮮やかな青」、ラテン語では空色をさします。自分は沖縄で見たサンゴ礁の青い海もイメージしました。
などと今グーグルで適当に検索して見つけた言葉でフォローしとくか。
HPに掲載しているのでこれも気付いている方がおられると思いますが、去年からずっと売れ残ってるピンクのビーノの二の舞になるかな。
まあこの色なら目立つので盗まれにくいでしょう。
お勧めです。
さて寝るか。
皆様お疲れ様でした。
明日もよろしくお願いします。
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