こんばんは!

良玄です


もうすっかり年の瀬ですね!

最近では月参りの際に

「よいお年を」

というようになりまして

もうそんな季節になったことを痛感しております((>д<))



さて今日は以前からの

修行僧の仕事シリーズ

をまとめておきたいと思いますビックリマーク



修行僧の一日シリーズ 同様

修行僧の普段の生活を知るうえでは大事な部分なので

今の段階で一度まとめて見やすくしておきたいと思いますますニコニコ


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修行僧の仕事シリーズ


1.飯台看(はんだいかん)

 これは毎日の食事の配膳係のことです


2.浴頭(よくじゅう)

 これは4と9のつく日に入るお風呂並びに剃髪の当番のことです

 (4と9のつく日:4日・9日・14日・19日・・・・・)


3.こんしょう(こんしょう)

 これは毎日夕方にならす鐘の当番のことです


4.守夜(しゅや)

 これは毎日の夜2回の見回り当番のことです


5.月経(つきぎょう)

 これは修行僧に限りませんが

 私のいた修行道場における毎月の檀家さんの家でのお参りのことです


6.臨出(りんしゅつ)

 これは私のいた修行道場における臨時の外出のことです

 (主に檀家さんの家での『法事』などを指します)


7.日供(にっく)

 これは托鉢の一種です

 托鉢はたくさんの修行僧で列をなして周りますが

 日供は一人で各家を訪問しながら周ります


8.役僧(やくそう)

 これは禅宗葬儀のお手伝いです

 禅宗の葬儀は導師と役僧の数人で行い

 導師の手伝いをするのが役僧の仕事です


9.荷担(かたん)

 これはお坊さんのお手伝いのことです

 お盆やお彼岸などのお寺が忙しい時期に

 修行僧が助っ人として手伝いにいく仕事です

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修行僧の仕事と書いてありますが

修行僧の一日において

その日の特別な役割をもつ当番

各個人に特別に割り振られる仕事

といった感じです


修行道場においてはあくまで修行僧の一日シリーズ で紹介したように

時間がしっかりと決まっていて

それに合わせて団体生活を送っていきますビックリマーク


ですのであくまでこの仕事シリーズは

団体生活における一個人の特別な役割

を紹介しているつもりですニコニコ



修行生活において毎日同じ仲間と同じスケジュールだと

このような特に5番6番のような

修行道場の外にでられる仕事というのは

とてもやりがいの仕事にあたりますビックリマーク


そしてそれは同時にとても人気です!!


この修行道場の外にでる仕事を割り振るのは

修行道場で最もえらい人とされる知客(しか)さんという方です


この仕事の割り振り方にもルールがありますが

なるべく偏らないように等

知客さんの配慮などもありました目



同期同士などでは

なぜ自分に周ってこないのか!?

なぜ自分が担当なのか!?

などよく愚痴を言っていた思い出があります(笑)


そもそも修行僧である以上

特別な仕事にこだわっていてはいけないのですが・・・・・・



それでも毎日の修行生活における

ほんの少しの変化として

こういった仕事面でも一喜一憂していたように思いますニコニコ




良玄合掌



p.s.

修行僧の仕事シリーズはまだまだ途中です!

今後も項目を増やしていきたいので

よろしくお願いします(^-^)/