強化服を着る、サイボーグになるというのは生体の人間ベースなのですが、ロボットはあくまでも機械(モノ)です。
こういう言い方は好きではないのですが、日本人はモノに対して人間が持つ心を無頓着に与えているように思えます。
まぁ、RC-D2やC3PO、BB8など海外でも心を持つロボットは増えてきていますが日本ほどではありません。
この違いには宗教的な考えがあったり、人とモノを厳格に分ける概念があるなど様々です。
この事について20世紀の間から石ノ森章太郎先生は「心を持つ事は良いことなのか、良い心とは? 悪い心とは?」というのを問う形で「人造人間キカイダー」を描かれたのではないか、と成田は考えます。
深入りすれば1ヶ月くらい続くネタなのですが答えも出ないネタでもあります。
今後の人造人間キカイダーで、その事について考えていければ、と思います。