前編、中編↑より続いております。ここまでご覧くださって感謝です <(_ _)>
ケンシロウはトウダの部下達を列車砲の体当たりで葬り去り、戦艦内へと追い詰める。
近づいてくるケンシロウの足音を聞き、鉄パイプで迎え撃とうとするが
鉄板をも砕くケンシロウの拳の前に何もできず終い。
許しを乞うトウダに「くだらん武器を蘇らせて操る愚か者め。
この俺が許すと思うのか?」とケンシロウは冷徹に告げ
気合を入れた一撃をトウダの額に打ち込むみ、
「○ね!」と本日3度目の○刑宣告。
砕け散るトウダを見下すケンシロウ。
これにて一件落着と思いきや、戦艦上空に飛来する多数のヘリコプター。
バルコム将軍、直々の指揮の下
ケンシロウのいる戦艦に向けて絨毯爆撃が敢行される。
火を噴く戦艦だが、沈まないのが唯一の救い。
状況を省みず、ケンシロウは冷静に退艦する。
多数の爆撃を受け、爆破、炎上する戦艦。
炎に包まれてもケンシロウは慌てず退艦する。
サザンクロスではバルコム将軍、自らシンにケンシロウを葬ったことを報告している。
バルコムの活躍にジョーカーは焦りと違和感を隠せない。
「はっはっは。ケンシロウを遂に討ち取ったか?」(シン)
「はい。確かにヤツは砂漠で戦艦と共に」というバルコムの報告をユリアは悲しく受け止める。
動揺を隠せないユリアはワインの入ったグラスを落としてしまう(さっきは空だったのに↑)。
「はっはっはっはっは。聞いたか、ユリア?
7つの傷の男、ケンシロウはもういない。俺の予言した通り、ヤツは砂漠に消えた。砂漠の塵となったのだ」(シン)
「ケン …」(ユリア)
シンの笑い声が響くサザンクロスの王宮は
夜を迎えても勝利を誇示するかの様に光り輝いている。
同じ頃、今だに燃え盛る戦艦の前で
バットとリンは泣きながら立ち竦んだままだった。
「ケェ~~~ンッ!」(リン絶叫)
「週刊 北斗の拳 第20話 後編」~ 完