「市川森一」先生、追悼企画「第37話 盗まれたウルトラアイ」
まずはダイジェストからスタートです ヾ(’_’)
フルハシ、アマギの両隊員は地球に侵入した未確認飛行物体を捜索中。
だが基地でレーダー監視しているソガ隊員では捜索できないようなので警察の情報を頼りに捜索することになる。
何処へかと飛び去る宇宙船。
両隊員が未確認飛行物体の着地地点に着くと男性が1人倒れていた。
重症の男は「…光…の中…に…、女が…」とだけ言うと力尽きてしまう。
さっきのこの噴射や発行体と美少女は関係があると思った両隊員はポインターに戻り、ダンにダンプカーを止めるよう検問を依頼する。
間一髪でダンプとの衝突を避けたダンはポインターで追跡を開始する。
あと一歩で追い詰められると思ったその瞬間、宇宙船が戻ってきて謎の閃光をポインターに浴びせる。
急ハンドルを切ったため崖下に落下したポインターから投げ出されるダン。
謎の美少女は迷うことなくダンの胸ポケットからウルトラアイを取り出す。
ダンも一度は意識を取り戻して少女を見るが、ポインターから投げ出されたショックで再び意識を失ってしまう。
謎の美少女(ここからマヤで (’’;)は暗闇に紛れて何処へかと通信を送る。
その通信は宇宙ステーションV2でキャッチされる。
通信の内容は「マゼラン星へ マゼラン星へ 第一任務完了しました。迎えの円盤を送ってください。」というもの。
その内容は直ちにウルトラ警備隊に伝達される。
同じ頃、ダンはけがの治療が終わった所(崖から落ちたのに手の怪我だけなのね (’’:)。
ソガ隊員から不手際を謝罪されるが、それはさほど重要なことではない。
自らの命とも言えるウルトラアイを取り戻すこと。
作戦室で怪電波の発信元は分析された。
発信源はK地区のプラネタリウムセンター。
ボウリング場にジャズ喫茶、地下に潜ればアングラ・バーなどと娯楽場が多く、隠れ場にはもってこいの地域。
アマギ隊員が中心となりK地区から発信される電波は全てキャッチされることになる。
包囲網完成後の3日間は何事もなかったが、4日目の午前2時、遂に怪電波がキャッチされた。
発信源は「スナック・ノア」。
直ちにダンとフルハシ隊員が急行する。
アマギ隊員が分析すると確かに怪電波はマゼラン星に向けて発信されている。
だが、通信内容の「迎えはまだか ・・・ 迎えはまだか」の繰り返しを訝しむキリヤマ隊長。
「スナック・ノア」はアンダーグランドで廃退的な感じの店。
バンドの生演奏に若者は踊り狂い、ゲームに興じている。
場違い感一杯な(ウルトラ警備隊)制服姿のフルハシ隊員に対してダンは私服((^^;)。
ソガ隊員とアマギ隊員も合流するが、共に制服なので迂闊に動けない。
迂闊に動いては逃げられると思ったダンはテレパシーでマヤに話しかける。
「だれ?…。地球人ならテレパシーは使えないはずよ。分かったわ… あなたはセブンね…」(マヤ。以下「マ」)と周囲を怪しみながらテレパシーで答えるマヤ。
「ウルトラ・アイをなぜ盗った?」(ダ)
「それが私の任務だから」(マ)
「なに!」(ダ)
「地球を侵略するつもりなのか?」(ダ)
「こんな狂った星を…?見てご覧なさいこんな星、侵略する価値があると思って?」(マ)
侵略する価値のない地球人たちよりも激しく身体を揺さぶりつつ、自虐的な口調で答えるマヤ。
だが、その答えに自虐的でない寂しさを感じ取ったダンは ・・・
「迎えはまだか…、迎えはまだか…」(ダ)と怪電波の内容を言う。
虚を突かれ身体の止まるマヤ。
同時に演奏も終わるのだが、「タタタンタッタ、タタタンタッタ…。」という演奏曲に合わない一定リズムを感じとるダン。
発信機はリズムボックスに仕掛けてあったのだ。
逃げ出すマヤ。
リズムボックスの発信機はフルハシ隊員達に任せ、マヤを追うダン。
ウルトラガンの一撃で店内を暗闇にするソガ隊員。
それを解析し、同じリズムをマゼラン星へ発信する。
アマギ隊員が分析した返信の内容は ・・・
そう、マゼラン星の人は「地球を侵略するのではなく、破壊する」ことを選んだのだ!
「恒星間弾道弾というと…。隊長、マゼラン星が地球にミサイルを…?」(ソガ隊員)
「それじゃあの娘が?」(フルハシ隊員)
「恐らく何か、特殊な任務(ウルトラアイを盗む)を帯びてやってきたのだろう…」(キリヤマ隊長)
と色めき立つ作戦室。
少し冷静にアンヌ隊員が「迎えには来ないって、どういうことなの?」と尋ねる。
ダンは怒りを込めて「裏切られたんだよ ・・・ 自分の星に ・・・」と呟くように答える(マヤ、フラグ立ったか ?(’’?)
そしてアマギ隊員から「ミサイルの地球到着時間は午前零時丁度」と告げられる面々。
現在、午後5時で残り時間は7時間。
決して多くない。
更に追い打ちをかけるような宇宙ステーションV2からの「巨大なミサイルが宇宙より接近中!」という連絡。
宇宙空間を進む巨大な弾道ミサイル。
V2からのレーザー攻撃を物ともせずに直進し、V2を破壊し、更に地球へと向かう弾道ミサイル。
フルハシ・アマギ・ソガ隊員はホーク1号で、ダンとキリヤマ隊長はホーク2号という布陣でウルトラ警備隊は恒星間弾道大型ミサイルを試みる(アンヌ隊員は通信係兼お留守番)。
だが、ウルトラアイが盗まれたままのダンの表情は冴えない。
発進場へ向かう途中、キリヤマ隊長に「ダン、頼むぞ」と言われても気持ちが乗らない ・・・
胸ポケットに手を当て、ウルトラアイが無いことを確かめたダンは一瞬の悔恨の後、ホーク発進場でない場所へと向かうのであった。
ホーク1号が先発するが、ホーク2号が続かない。
ホーク2号が発進しないことを訝しむホーク1号の面々。
キリヤマ隊長はホーク2号内で発進準備をしつつ、ダンが来るのを待っていた。
待ちきれなくなったキリヤマ隊長は作戦室に「ダンはいないか?」と連絡する。
交信に出たアンヌ隊員も困惑気味である。
「探すんだ、急いで!」というキリヤマ隊長の言葉を受け、基地内を探すアンヌ隊員 ・・・
「その頃、ダン隊員はウルトラ・アイを奪った謎の少女を探すために、山を下っていった」(浦野光さんナレーション)
明日に続きます 〈(_ _)〉