FACT Kazukiさんのギター製作8(ボディ編2) | ESPギタークラフト・アカデミー東京校のブログ☆

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ESPギタフト・アカデミー×SCHECTER×FACT Kazukiさんでお送りしていますKazukiさんのシグネイチャーギター製作記。今回は8回目です。

第7回目までの記事はこちら↓↓
FACT Kazukiさんのギター製作7(ボディ編1)

さて、前回はルーターを使って、ネックポケットやピックアップが入る穴などをボディにガシガシ開けていきました。

必要なザグリをあけた後は、ボディの切り出し・成形を行っていきます。



まずは切り出しに使うバンドソー





帯状のノコギリ刃かついており、コチラでボディ外周をおおまかに切り出します

そして

サンダー





こちらもベルト状のサンドペーパーが高速回転します。メッチャ削れます。

このサンダーを使ってボディ外周の形を仕上げていきます。





せっかくかっこよく製図を描いたのに、削り過ぎては台無しです。ここは慎重に時間をかけてやりました。

外周を整えた後に、体にフィットするように、体と腕にあたる部分にコンター加工という面取りカットを施します。


するとご覧ください





超カッコいい。

もうギターの形ですね。しかし実はまだまだ工程の半分です。まだまだです。

エルボーカットはフェンダー系を参考に、標準的な大きさです。

とりあえず体にフィットするか、ネックをつけて雰囲気を見てみました。





うーん、イカしてます。コンターも問題無さそうなのでこれでいきます。

写真では落ち着いて見えますが、さすがにここまで行くとKazukiさんと補佐スタッフのテンションもうなぎ上りです。二人して「ふぅー!」とか「カッコいい!」を連呼しあっていました 笑

さて、一通りチェックが終わりましたが、この時点ではまだボディのエッジが角ばっています。

この角ばりを丸くしていきます。手作業でも出来ますが、ここも機械加工で





特殊な形状の刃使ってトリマーで加工していきます。写真ではちょっと焦げてますが、角が丸くなっているのが分かると思います

そ・し・て

最終的にサンドペーパーでキズを取り、塗装が出来る状態へもっていきます。

研磨が終わった状態のボディが

これ

おもて





うらー





はい、素敵ですね。研磨が終わっているのでトゥルトゥルな質感です。頬ずりしたくなりますが、塗装前に脂がついてしまうのでここはグッとガマンです。

そしてここから塗装工程に入っていきます!

ということで今回はここまで。次回からは塗装に入りますのでお楽しみに!




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