FACT Kazukiさんのギター製作2(製図・材選定編) | ESPギタークラフト・アカデミー東京校のブログ☆

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授業風景や製作・リペアを中心に楽器の事、日々の出来事をアップしていきます!

ESPギタークラフト・アカデミーでギター製作を開始することになったFACTのKazukiさん。今回は製作記の第2回目です。

第1回目の記事はこちら↓↓

Kazukiさんがやらなくてはならないことの1つめは、まずは製図です。

まずはシェイプを決め、その後にパーツや構造・仕様に合わせて、各部の寸法を決定していきます。




製図が終われば木材加工になりますが、その前に、木材の選定に入ります。

相談の結果、今回Kazukiさんが使用する木材は、SCHECTERから出ているシグネイチャーモデルと同様の

ネック材 : メイプル
指板材 : ローズウッド
ボディ材 : アルダー

というベーシックな組み合わせに。

ただし今回は「いい音の出るギターを作る!」という気持ちをこめるために、材料の持つ音を重視してKazukiさん自身に選んでいただきました。




担当スタッフと二人で黙々と木材を叩き続ける光景はなかなか異様だったと思います 笑

特に指板材の種類による音の違いに惹かれたようで、入念に選んでいました。

同じようにローズウッドと呼ばれる材でも種類によって重さやトーンが全く違います。

タッピングの結果今回はホンジュラスローズウッドを使用することに決定しました。





何十枚もコンコンとタッピングして、ボディ材・指板材ともに「これだ!」という材料を選び出しました!


さて、材も選び終わったところで今回はここまでです。次回からは木材加工に入っていきますのでお楽しみに!



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