ジョージ・ルーカスの想像のDNAが受け継がれていた。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

ジョージ・ルーカスの想像のDNAが受け継がれていた。

年末年始休暇も残り2日なのに、未だに御屠蘇気分が抜けません。
それはさておき、
3日はミナミの行きつけのシネコンまで「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2D字幕版)を見る。
ジョージ・ルーカスが敬愛する黒澤明にインスパイアを受けて作られた、
壮大なスペース・オペラ・シリーズの新3部作の第1弾。
偶然にも見にいった回が午前中だったせいか、客がすいていてラッキーやったわ。
全体を見てみたら、ジョージ・ルーカスの想像のDNAを、
「SUPER 8」「スター・トレック イントゥ・ダークネス」のJ・J・エイブラムスが、
きっちり受け継いでんな~って思ったわ。

まずこの「スター・ウォーズ」シリーズについてのおさらい。
エピソード1「ファントムメナス」(1999年公開)
エピソード2「クローンの攻撃」(2002年公開)
エピソード3「シスの復讐」(2005年公開)
この”アナキン3部作”は、後にルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナの父親となる、
強力なフォースの持ち主、アナキン・スカイウォーカーが、
何故シスの暗黒卿、ダース・ベイダーになったのかが描かれている。

エピソード4「新たなる希望」(1977年公開)
※日本公開時の題名は「スター・ウォーズ」だけ。
エピソード5「帝国の逆襲」(1980年公開)
エピソード6「ジェダイの帰還」(1983年公開)
※日本公開時の題名は「ジェダイの復讐」。
世界中にSFブームを巻き起こした”ルーク・スカイウォーカー3部作”。
銀河帝国による圧政下の銀河系で、単なる農場手伝いのルーク・スカイウォーカーが、
銀河帝国と反乱同盟軍の戦いに身を投じていく中で、
ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーとの親子間の確執が描かれている。
※なお、”ルーク・スカイウォーカー3部作”は1997年に、
 デジタルリマスター、5.1chサラウンド化、未公開カットを加えた「特別編」が連続公開され、
 新たなファンを開拓し、”アナキン3部作”のメガヒットに貢献した。

そして、2012年にルーカス・フィルムがウォルト・ディズニー傘下に入って初めて、
「ジェダイの帰還」から30年後の世界が舞台の新作、「フォースの覚醒」へと。

エンドアでの戦いから30年後、ラスト・ジェダイのルーク・スカイウォーカーが突然姿を消し、
銀河帝国の残党が「ファースト・オーダー」として組織を再構築し、銀河を脅かそうとしていた。
レイア・オーガナは「ファースト・オーダー」の野望を食い止めようと「レジスタンス」を立ち上げ、
新共和国の下、ルーク探しに奔走していた。

そんな折、ルーク・スカイウォーカーの居所を示した地図を手に入れた「レジスタンス」のポー・ダメロンは、
惑星ジャクーで「ファースト・オーダー」の強襲を受け拉致られる前に、
ドロイドのBB-8に地図を託し、逃げるよう指示を出した。
一夜明け、BB-8は、廃品拾いで生計を立てていた孤独な少女、レイに拾われ、行動を共にする。
一方、ポー・ダメロン拉致作戦に帯同していたストーム・トルーパーのFN-2187は、
「ファースト・オーダー」の行動に疑問を持ちはじめたことから自我に目覚め、
スターデストロイヤー・ファイナライザーに拉致されているポー・ダメロンを救出し、
STタイファイターで脱出し、ジャクーに逃げ込むことに成功するが、ポー・ダメロンが蟻地獄にはまり、
FN-2187、通称フィンは取り残され、オアシスの市場まで歩き、レイとBB-8と出会う。
これは、壮絶な戦いの前触れだった・・・。

見ていて、ジョージ・ルーカスの想像のDNAが引き継がれていて、
”ルーク3部作”を見て育った世代が、”ルーク3部作”を超える作品を作ろうと、
J・J・エイブラムス監督以下多くのスタッフの労力と、キャストの熱演が見事な化学反応を起こし、
見ていてスカッとしたわ。
しかも”ルーク3部作”の中心人物が、「ジェダイの帰還」公開後32年ぶりに再集結していたことに涙モノ。

これでまた、(エピソード8まで)3年待たなきゃいけないとはな・・・



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