都立三鷹高校の土肥先生を「別件」で事情聴取する都教委の傲岸ぶり

東京都教育委員会からの職員会議での挙手・採決禁止通達に異議を唱える土肥先生について、

2008-05-14
【転載・緊急署名は今日までです！】　「都立三鷹高校の校長を応援しよう！」

http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10096630123.html

に「わんばらんす」のココロさんから転載とメールニュースなどをアップさせていただきました。

わんばらんす　『「至急・署名のお願い」・・・教育現場での言論の自由のために。』

http://wanbalance.blog75.fc2.com/blog-entry-743.html

最近の動きを村野瀬玲奈さんがこのことをまとめていらっしゃいます。

村野瀬玲奈の秘書課広報室

『挙手・採決を禁止するおかしな都教委に抗議する土肥信雄・都立三鷹高校校長の話を聞きましょう』

http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-852.html

そうしたところ、9/6の東京新聞に、今度は土肥先生を別件で事情聴取されたという記事がありました。

ブログなどですでにアップされた方がいらっしゃるかもしれませんが、このところまた半期末が近づき切羽詰って、「書き逃げ」状態のため、状況が把握できていません。。。

東京都教育委員会（以下、都教委）は、先生方の人事考査を、「絶対評価」であると表向き表明しているのに、実際には校長先生に対して部下の20％以上にCやDをつけろ、と通達、つまりは命令がなされているといういかさまぶりで、それを明かした土肥先生に、守秘義務違反（公務員の場合、「服務事故」）として罰するという脅しをかけているというものです。

相対評価だと知らされず、努力にも関わらず異常なほど評価が低いと悩んでいらっしゃる先生がいれば、それは即座に仕事の遂行に差し障ります。企業でも絶対評価といいながら一定の割合のD判定をつける「ノルマ」があり、それが育児休職取得者や介護短時間勤務者などにもっぱらあてられていることを現実に耳にしますが、何もそんなことをわざわざ東京都がまねをする意味が分かりません。

（教育現場で、都政に異議を唱える者を圧迫しようという意図があることくらいはさすがに分かります。それが「好都合」な面々がいるのも分かります。しかしそれが不可逆的な教育破壊をもたらすことの弊害を無視できるという神経が分からないということです）

そうした不公正さを明らかにした点を、あたかも「別件逮捕」のように繰り出す都教委の居直りも、今回もおそろしくはなはだしいと言わなくてはなりません。

詳しい説明はまたいずれエントリーを改めようと思いますが（都教委の件など）、ひとまずは土肥先生の記事をアップします。

記事全体像と、原寸大画像のサムネイル表示の2つをアップします。後者は拡大すると内容を読むことができると思います。