岩波の『世界』の今月号の特集は、
『東京都政も転換を!――「石原時代」の終焉』
です!
いつも東京を「日本破壊の実験地」などとわたしは書いていますが、そんな生易しいものではなく、これは国内から打ち上げられる、自らの社会と人の生活を破壊するミサイルの発射台なのだということがよく分かります。
目次はこちら;
http://www.iwanami.co.jp/sekai/
先日、ご案内をいただき、都立三鷹高校で校長を勤められていた土肥先生の起こされた裁判の第3回公判にうかがいたいと考えていたのですが、とても残念でしたが時間の都合がつきませんでした。
JANJANに詳しい記事があります(後半に引用します)。
JANJAN
「言論の自由は絶対に譲れない」三鷹高校前校長土肥信雄氏 第3回口頭弁論
三上英次 2009/11/06
http://www.news.janjan.jp/living/0911/0911062762/1.php
機会があり土肥先生にお会いしたことがありますが、その際、卒業生全員からの寄せ書きを拝見して涙ぐんでしまいました。
ほんとうに教え子と保護者の全員から敬愛されていることがよくわかる、こんな寄せ書きがあるのだなあと思いました。中には、「父も先生の大ファンです」というメッセージもありました。
土肥先生ご自身は、どんな理不尽申し入れをも遵守しながらも、イシハラ都政が都教育委員会を介して教育への不当な支配をしてくることには、ことさらに政治的になられることもなく淡々と、職務上も尊敬されながら、異議申し立ては徹底して続けていらっしゃいました。
職員会議で挙手も採決もできないことが懲罰をもって恫喝されるとは明らかに独裁政権のやり方であって、また、学校運営が成り立つはずがありません。
しかし、お東京都様は、学校運営に問題があるのかとアンケートをとったのですが、その対象が「NOと言えない校長先生たち」なのだから、どうしようもありません。
(もちろん内心おかしいと思っていらっしゃる先生が多いのは想像通りのことです)
集団における「意見交換」とはあらゆる紛糾の材料となりうる懸念をはらんでいるとしても、それは民主主義を標榜する社会の根幹にあるものです。
~~~
ともあれ、こうした毅然とした土肥先生が周囲から支持を集めること自体が、お東京都様、とりわけ米長邦雄氏(http://tokyo.cool.ne.jp/kunitachi/kyouiku/yonenaga.htm
)の逆鱗に触れたようで、土肥先生つぶしが始まります。
しかるに、その米長氏の最近の現状把握のまったくできていない言論には息を呑みます。
キャッシュもありますのでお読みください。
コイズミ進次郎氏ならジミントーは勝てる、のだそうです!
【正論】民主党政権発足に寄せて 「小泉進次郎」なら自民は勝てる 永世棋聖・米長邦雄 (1/3ページ)
2009.9.18 03:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909180303004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909180303004-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909180303004-n3.htm
http://s04.megalodon.jp/2009-1109-0011-01/sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909180303004-n1.htm
http://s01.megalodon.jp/2009-1109-0012-34/sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909180303004-n2.htm
http://s02.megalodon.jp/2009-1109-0013-30/sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909180303004-n3.htm
誰にでも言論の自由はあるのですが、しかし、改めてこうした最低限の見識や理解力すらもと合わせない方がイシハラ都知事の教育支配を支え、その犠牲が子どもたちであり、集中砲火を受けたのが土肥先生のような良心的な先生方なのだからやりきれません。ここはどんな国?
しかも、繰り返し、東京は、新自由主義と新保守政策という「コイズミ・タケナカらが喧伝した破壊政策の全国への発射台」として機能してきました!
東京に2020年オリンピック、どころではないことは明白です。
イシハラが2020年を持ち出すのは、大きな力によるがんじがらめによるものです。
なんと悲惨な晩年でしょう。でもそんな取り返しのつかない晩年にわたしたちがつきあう必要なんて一切ありません。
ポストイシハラを狙う、偽装革新派クビ長の面々の姿も浮かんできています。
その動きに注意をしながらも、イシハラの即刻退場を求めます。
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ここからがJANJANの記事です。
過去の情報もリンクされ、写真もありますので、是非下記URLからお読みください。
JANJAN
「言論の自由は絶対に譲れない」三鷹高校前校長土肥信雄氏 第3回口頭弁論
三上英次 2009/11/06
http://www.news.janjan.jp/living/0911/0911062762/1.php
〈挙手・採決禁止〉通知(2006年4月)をはじめとする東京都教育委員会(以下「都教委」と略す)による「言論統制」や非常勤教員不採用などに対して司法判断を求めた三鷹高校前校長土肥信雄氏の第3回弁論が、東京地裁で開かれた(11月5日、午前10時~、606号法廷)。
民事裁判では、「準備書面の内容を陳述しますか」といった裁判官の問いかけに承諾の意思を示して早々に閉廷となるのがふつうだが、5日は、土肥信雄氏の意見陳述(約10分)、それに土肥氏代理人吉峯弁護士からの説明があった(約15分)。それぞれの要旨は、以下の通りである。尚、次回期日は、2010年1月14日(木)午前10時に決まった(606号法廷)。
(1) 土肥前校長 意見陳述
○ 都教委からの準備書面を読み、訴状のすべての項目に反論してもらえたことはたいへんありがたい。なぜなら、そのような意見交換が、私がかねてから望んでいた〈公開討論〉になるからである。
○ しかしながら、準備書面を読んで、どうして都教委は事実をねじ曲げるのか、不思議でならない。事実はひとつである。巨大な権力が、土肥をねじ伏せるために嘘はつかないでほしい。もし、都教委が、自らを正しいと考えるなら、嘘は必要ないはずである。
○ 私は在職中、すべて規則に従って仕事をして来た。「法令遵守」は私のポリシーでもある。即ち、職員会議においては挙手・採決は行っていないし、教員への業績評価も実施要領にある通りに出した。卒業式も通達通りに職務命令を出している。何か落ち度があるなら、正してもらいたいが、そのようなことは無いはずだ。逆に都教委こそ、実施要領とは異なる評価法を強要し、校長の権限を奪うなどの法令違反をおかしている。
○ 退職後の非常勤教員不合格については、全く納得がいかない。教育の主体は生徒であり、生徒のために力を尽くしてきた私の教育活動は、生徒たちからの手製の卒業証書、全クラスからの色紙寄せ書き等を見てもその内容は明らかだ。私は生徒たちや保護者らから信頼され、その仕事ぶりは評価されて来たにもかかわらず、どうして「オールC」という最低評価なのか――。教育は、都教委のためにあるものなのか。
○ 都教委は、校長はみな都教委のひとことで従うと考えているようだ。けれども、私は違う。《言論の自由》については、絶対に譲れない。商社を辞め、利潤追求の無い教育現場を自らの仕事場として決めた私の強い気持ちを都教委は知らないのではないか。《言論の自由》を無きものにしようとする都教委の姿勢は、私の人生を無にするに等しい。「力及ばずして倒れることは辞さないが、力尽くさずして挫けることを拒否する」――これが、私の決意である。
(2) 吉峯弁護士からの説明
○ 生徒の発表(掲示物)に対する“検閲”については、被告側(都教委)の言う反論には事実と異なる点があり、「生徒の表現行為が都教委の気に入らなければ発表させない」といった姿勢は重要な問題をはらんでいる。
○ 都教委から出た〈挙手・採決の禁止〉通知(2006.4月)は、校長の権限や意思決定を拘束しており、現場の教員の熱意をそぎ、民主的な議論を失わせる結果となり、それらが現場での教育の質の低下を招きかねない。
○ 校長連絡会での発言を制止されたり、逆に都教委の関係する裁判判決への感想が密告されて都教委に呼びつけられたりする等、戦時中の市民監視と変わらないことが行われている。そのような密告体制は、許されるものではない。
○ 教職員の業績評価も、本来は絶対評価でつけるべきものなのに、あえて「悪い評価の教員が20パーセントはいるはず」として、都教委は、そのような割合で評価していないものは受け取らなかった。さらに「都教委の違法なことを公表した」として、逆に土肥氏を守秘義務違反の名目で事情聴取し発言を制止させようともした。適正に業績評価をしようとするのは、現職の校長として当然のことであり、それに対して守秘義務違反を持ち出して正当な言論をさせまいとするのは、例えば企業で内部告発した者の犯人探しをするのと同じである。
○ 入学式・卒業式においては、職員全体に対する口頭での職務命令ではなく、一人ひとりに書面での命令を出すよう土肥氏に迫り、校長の裁量権への介入としてこれを拒否した同氏を6回にわたり“指導”する等、強権的な都教委のありかたを、今後とも立証していくつもりである。
○ 非常勤教員への不合格の件は、土肥氏への業績評価書は、誰が作ったのかも曖昧で、「オールC」という評価はあるはずもない評価である。土肥氏について言えば、教員としての資質は「A評価」を動かすことができない人物であることは明白で、どういうプロセスで「オールC」になったのか、明らかにしたい。
○ 今回の「オールC」評価は、簡単に言えば、「はじめに結論ありき」であり、土肥氏の排除をねらったものである。都教委が自分たちのおかしいこと、間違ったことをやり続けるのに土肥氏が邪魔だから、「みせしめ」として排除するという、極めて悪質なやり方である。都教委は、あやまちは過ちとして認めてもらいたいし、争点に対しては、こちらからきちんと反論していく。
◇
閉廷後の報告集会でも、報告集会でも、土肥氏への「オールC」評価について吉峯弁護士から説明があった。
「土肥氏を、学校現場から排除するために、まず結論を決めて、理由はあとからこじつけているわけです。今回のC評価はその際たるもので、極めて恣意的です」それに続く吉峯弁護士の「こういう手法を〈不都合なこと・カットの法則〉と言うのです」には、参加者から笑いがもれた。
「都教委も、腹を決めて反論せざるを得ません。そういう議論をしなければいけないところに都教委を追い込んだのは、第1段階としては成功です。」
その議論をオープンなものにしていくために、都からの反論(準備書面)などは、ウェブ上での公開なども現在検討されているという。
◇
報告会の参加者からは、いくつか質問も出た(回答は土肥氏)。
Q 「オールC」という土肥氏への評価は、誰がしたのか。
A 都教委の人事部職員課となっているが、詳細はわからない。
Q 評価は、何段階なのか。
A 退職後の非常勤教員に関しては3段階(A・B・C)。私もこういう推薦書(評価票)を書くことはあるが、「推薦しない」にチェックを入れても、個々の項目すべてを「C」などにはしない。今回の「オールC」は極めて恣意的だ。
Q 都教委のやり方を他の校長はどう思っているのか。
A 裏では、「土肥の言うこともわかる」「共感できる」と言う人もいるが、表だって意見を言う人はいない。おそらく、都教委がこわくて何も言えない状態だと思う。逆に都教委は、校長はじめ教員はすべて自分たち(=都教委)の言うことを聞くと思っている。そうやって、現場の教員たちが言論統制されているところが恐ろしいことだ。
◇
いわゆる2003年の〈10・23〉通達(注・入学式、卒業式での起立斉唱の義務づけ)から、通達に基づく職務命令違反で処分を受けた教員は、2009年4月までの6年間で、423人にのぼる。
東京都の非常勤教員への採用/不採用に関しては、9月に、卒業式・入学式での「日の丸・君が代」をめぐって起立斉唱をしなかった元教員ら25人が、不採用取り消しを求めて東京地裁に提訴している。
先月10月15日には、卒業式(2004年・都立南葛飾高校定時制)の国歌斉唱で起立しなかったことを理由とする退職後の非常勤教員不採用を違法だとして、東京都の元教師が約484万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が東京高裁であった。
一審では元教師側の訴えが一部認められ、東京都に211万円の支払いが命じられたが、高裁の原田敏章裁判長は、「不起立による懲戒処分から3年もたっていない時点での不採用が、著しく合理性や相当性を欠くとはいえない」として東京地裁判決を破棄、元教師側の請求を退けている。
「非常勤教員への不採用をめぐって」「都教委を訴える」という点で、土肥氏の訴訟と、上記のような〈日の丸・君が代〉関連の訴訟とが同列に論じられることがあるが、次の2点において、土肥氏の提起した裁判と、それ以外の都教委裁判とは根本的に異なるものだ。
すなわち
(1)土肥氏は在職中、法令や通達を遵守し、一切の懲戒処分を受けていない点
(2)土肥氏の訴訟は、1.生徒の掲示物への都教委による“検閲” 2.〈挙手・採決禁止〉通知による職員会議への介入 3.都教委の違法性を、逆に「守秘義務違反」で発言させまいとする言論統制 4.都教委への他の判決に関する発言などへの強い指導(言論統制) 5.教員業績評価への違法な強制 6.個別的職務命令の強要 7.土肥氏に関して事実ではないことを言って他の教員も従わせようとした名誉毀損など、都教委の不適正な教育行政全般を明らかにするために、8.「非常勤教員への不採用」も争点となっているということだ。
この点に注意して、引き続き裁判の経過を見守りたい。
最後に蛇足ながら1点付記しておく。
今回の裁判は青野洋士裁判長、武智舞子裁判官と、もう一人、計3名が担当しているが、その「もう一人の裁判官」は、約30分の開廷中、ほとんど目をつむって“寝ていた”。もちろん、そういう法廷内での態度を指摘されれば「目をつむって聴いていた」との釈明はされるだろうが、裁判官たるもの「李下に冠を正さず」、誤解を招くような態度は慎むべきではないか。傍聴席で居眠りをしていると裁判官に退廷を命じられるらしいが、居眠り(瞑目)する職業裁判官が退廷を命じられないのは何ともうらやましい限りである。
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築地移転問題の全体を記した、英文のB4版チラシです。
表(クリックで拡大)
裏(クリックで拡大)
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掘っただけで液状化する豊洲新市場予定地土壌(ここにたっぷり汚染)。
スライム(いわゆるヘドロ)をなぜか土壌サンプルケースに素手で詰める様子。
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英文解説へのリンク↓です。
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