あーーーやっとついたーー!!
と思って、
こんなところに楽園があったのか!!!!
と思って空を見上げると…
な、なんとッ!!!
ゴール地点(流しそうめん場)の入口から先だけ、みごとに曇ってる!
だから急に涼しくなったようです。
ここにたどりつくまでに熱中症一歩手前だったので、
本当に神がかってるな~!と思いながら、導かれるようにこの施設に吸い込まれたのでした。
学校でもないのに、二宮金次郎の銅像が飾られている流しそうめん場は、
緑あふれていて、合宿でもできそうな雰囲気があります。
人影があり、よくみてみると車で来ている家族連れが数組いました。
なんと、ここの釣堀では、マス釣り体験ができるそう。
料金は1300円で5匹まで。(5匹以上は1尾ごとに200円増)
そこで釣ったマスとを調理してもらい、そうめんと一緒に食べられるそうなので、
テンションがあがってきました。さっそく釣ります!
さっそく1300円を支払い、渡された紙をみると…
がーん。紙にガムみたいなのついてる…
これは嫌がらせではなく、魚のえさだそうです。釣り初心者なのでドキドキ。
スタッフさんに、やり方もいちから教えてもらいました。
みなさん楽しそう。ひとりで来ているのはねこぜだけでした。
でも、さみしくなんか、ない。
たっぷり魚がいるので、誰でもかんたんに釣れます。
「魚ってこんなにかんたんに釣れるんだね!」と言っていた隣の子どもがほほえましい。
世の中はそんなに甘くないんだぜ。
ねこぜも竿、エサ、バケツを装備して、いざ、魚釣り開始です。
しかし、ねこぜは、大切なことに気づきました!
ねこぜは魚が苦手なのでしたっっっ!!!(汗)
今更だけど、流しそうめんのことばかり考えていて、すっかり忘れていました。
すぐに釣れたはいいけど、魚を素手で掴むのがこわくて、地面をころがしまくってやっと捕獲。
はー怖かった!
マス先輩、砂だらけにしちゃってごめんなさいっ!
「いいっきゃいいっきゃ。すぐに水の中に戻してくれれば…」
す、すみません。先輩…。あちらにはもう帰れません。
「ええーー!?きーてないよー」
という状況。想像するだけで申し訳ない!
それにしても、ここにいるマスたちは、針がしこんであるえさばかり食べているだろうか。そしたら毎回、
そんなことを考えていたら、申し訳なくなってきてしまって
もう釣るのがつらい。結局、1匹だけできりあげることにしました。
「きさまーーー!よくもーーーー!!!」
という声が聞こえてきそうな、鬼の形相のマス先輩。トラウマになりそう。
す…すみません!ちゃんと残さず食べさせていただきます!
(ブイーーーーーーン!)
きたーーーーーーーーーーー!流しそうめんの水が流れ出したぞーーーーーーー!!!
めっちゃテンションあがるなーー!
聞こえるのは流しそうめんの機械音と鳥の鳴き声、木の歯の揺れる音だけ。
咳をしてもひとり…。
ズズーーーーッと勢いをつけてすすると、
あッ!!!!うまいッ!!!!!
これ、うまいよッ!!!
ナイスガイさんが書いていたように、ツユが独特なのかな?甘うまーーーい!
あっという間にペロリです。
先輩、ごちそうさまでした。
ねこぜは「塩焼き」にしてもらいましたが、「から揚げ」もできるそうですよ!
でも、一度釣った魚は逃がしたらいけないそうなので、
くれぐれも食べるぶんだけ釣ってくださいね!
スタッフの方々がとてもいい人たちで、
ねこぜがバスで来たとわかると車で送ってくれようとしたんですが、
営業中に送ってもらうのも申し訳ないので歩いて帰りました…
バス停まで歩いていると、リンゴ農家のひとが話しかけてくれたり、
青森のすばらしい景色が見れて、写真をとりまくってしまったり、
バスで行くのも悪くないなと思いました。
でも、夏は熱中症になるかもしれないのでご注意を!
それとバスはなかなか来ないので時間に気を付けて!
(ねこぜは翌日日焼けと筋肉痛でつらかったです!)
もし、車で行ける機会があれば、ぜひ行ってみてくださいネー。
ねこぜ(=^人^=)
★追の沢マス釣り場
青森県弘前市大字百沢字東岩木山2279
開設期間 4月10日~11月30日
営業時間 9:00~16:00
日曜営業
0172-83-2625
流しそうめん480円
釣った魚を食べる場合の加工代 からあげ70円、塩焼き100円