昨日、都営交通が創業100周年を迎え、これを記念する一日乗車券が発売されました。これは「カーボンオフセット付き一日乗車券」と呼ばれ、通常発売されている「都営まるごときっぷ」と同額の大人700円の小児350円で、効力も同じです。
デザインは４種類。都電タイプは、表は旧東京市電ヨヘロ１形と裏は都電荒川線8800形、バスタイプは表が旧東京市営バス（円太郎バス）で、裏は現在のノンステップバス。特殊タイプは表がトロリーバスの50形で、裏は新交通の日暮里・舎人ライナー300形、地下鉄タイプは表が浅草線5000形、裏は大江戸線の12-000形です。
各2500枚の合計10,000枚の発売で、12月31日までの使いたい日の１日有効、中側にスクラッチ式のカレンダーがあり、使用日を削って表示させます。
４種類を同時に購入すると飾り用の台紙やＡ４版のミニポスター、また同じ大きさでデザインが違う、様々な車両がシールとなったシールポスターが付きますが、購入場所で在庫が切れるともらえません。
発売場所は都電荒川線営業所や都営地下鉄の、目黒、白金台、白金高輪と新宿線の新宿を除いた各駅、都営バスの営業所や支所、定期券売り場です。
ちなみに「カーボンオフセット付き」のカーボンオフセットですが、温室効果ガスの１つでもある二酸化炭素をこれ以上削減するのは不可能となった場所に、余裕のある他の企業などに投資をして二酸化炭素が削減できた分を自分が削減した扱いとするもので、この一日乗車券１枚当たり39円が使われるそうです。
場所によっては早い期間での売り切れなどが予想されますので、購入される方は確認をお勧めします。
東京都交通局・カーボンオフセット付き一日乗車券
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/others/2011/otr_p_201107052_h.html