神奈川県の観光名物と言える江ノ電。江ノ電は、藤沢と鎌倉をのんびり30分ちょっとかけて結ぶ10.0kmの路線です。車両が小柄なことや道路を横切ったり、線路脇に民家があるなど、テレビでも有名な路面電車…。
ところが、正式な江ノ電は、路面電車ではなく通常の鉄道の扱いです。路面電車と通常の鉄道の違いは、それに関わる法律で、軌道法に基づいて走るのが路面電車、鉄道法に基づいて走るのが通常の鉄道です。
江ノ電は、鉄道法に則って走る、立派な電車だったのです。知っている方は知っていたと思いますが、結構意外な話だと私は思います。
一方、東京都内にある都電荒川線。こちらは軌道法に基づく路面電車です。東急世田谷線も、路面電車に分類されます。
江ノ電は路面電車でなく、普通の電車だった。案外、これは話の種になるかも知れませんね！