難易度ルナティックをクリア FE風花雪月 攻略と感想19 | 司法書士のゲームブログ

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およそ1ヶ月前に難易度ルナティックに挑戦したが、1日1章のペースでコツコツと進め、先日ようやくクリア。久しぶりに高難度のFEにどっぷり浸かることができた。

 

 

 

自分が最もよく遊んだ(最も遊び応えがあった)高難易度のFEといえば蒼炎マニアックだが、序盤に関しては風花ルナティックのほうが数段難しい。特に、模擬戦の難しさは第1章の難易度としてはシリーズトップクラスで、いくらなんでも序盤からこんなに難しくしなくてもいいじゃんか、と思ってしまうレベルである。

 

しかし後半に関しては蒼炎マニアックのほうが難しかったと思う。その理由は主に2つあって、まず1つは風花雪月のカンスト値が高いこと。

 

蒼炎ではボーナスEX、風花雪月では天刻の拍動を使ってステータスの吟味が可能だが、蒼炎ではせいぜい30でステータスが頭打ちになってしまうため、吟味しようにも限度がある。そのうえ蒼炎マニアック終盤では敵側もカンスト近いステータスを持っているため、いかにこちらの能力が高かろうと圧倒することはできない。

 

ミスト

 

 

一方、風花雪月ではステータスの上限が非常に高く設定されており、そうそうカンストなどお目にかかれない。取得経験値の少ないルナティックではなおさらである。

 

自分は月の半分をフリーマップ攻略にあてて経験値を稼いだが、それでも最終的なユニットのレベルは46~47。ハードで攻略したときに比べ4~5ほど高くなっているにすぎない。ルナティックがいかに取得経験値の渋いモードであるかがよく分かる。そしてだからこそ吟味がものを言う。レベルアップの回数に限りがあるなら、1回1回のレベルアップの質を上げていくしかない。

 

 

しかし敵のステータス自体は、期待値程度の成長でもちゃんとクリアできるように設定されている(当たり前だが)。そのため吟味の成果が表れてくる後半ほど、数値で有利に立ちやすい。ある意味、吟味のしがいのあるゲームだったとも言える。自分のように吟味だろうと天刻だろうと「使えるものは全部使う」というスタイルのプレイヤーにとってはやり甲斐がある。

 

 

 

そしてもう1つ、蒼炎マニアックはドランゴンマスター増援10体に代表されるようにとにかく「物量」で圧倒してくる感じで、そのうえ1人1人の敵が硬いため、ジェネラル1体を倒すのにも苦労させられた。そのため1章あたりにかかる時間が非常に長く、クリアするたびにぐったりとするような感覚があった。

 

それに対し風花雪月ルナティックでは(というか風花全体のゲームデザインが、だが)能力の得手不得手が非常にはっきりしており、弱点を突けば大ダメージで難なく敵を倒すことができる。終盤になると守備・魔防両方が30超えのダークナイトなども出てくるが、こちらの火力もインフレしているので倒すのに苦労はしない。

 

ただし苦手な敵に攻撃されるとあっさり倒されるのはこちらも同じ。そのため蒼炎マニアックのジリジリと前線を押し上げていくような高難度とはまた異なる、「やるか・やられるか」の緊張感ある戦いが楽しめた。

 

 

 

それと話は変わるのだが、この前のアップデートがあったからだろうか、20章「鉄壁の要塞」において死神騎士関連の描写が追加されていた。まあ、そんなに大幅な改修が行われているわけではないのだが、ちょっとしたシーンが挿入されて拾ってくれるだけでもだいぶ印象が違ってくる。1周目はマジで「あいつ結局何だったの?」状態だったからなあ。

 

(※2019年12月追記 … どうやら、メルセデスの外伝をクリアしているかどうかが影響しているらしい)

 

 

 

 

ちなみにステータスに関しては可能な限りの吟味を行ったが、それでも完璧には程遠い。以下のような理由から、今回育成したユニットには不十分な点がある。

 

 

■アミーボがない

アミーボを使うと聖墓に行くことができ、ソティスからドーピングアイテムを貰えるという特典があるらしいのだが、残念ながら持っていない。その分能力が落ちている。

 

 

■アンナの依頼が途中で追加された

ルナティック攻略中、アップデートとしてアンナの依頼によるクエストが追加された。これも報酬としてドーピングアイテムを受け取ることができる。しかし、クエストが追加されたときは既にストーリー終盤だったため、最初のクエストしか達成することができなかった。

 

 

■上限を考慮せずにドーピングしてしまった

うっかりミスその1。ステータスはユニットごとに上限が設けられている、ということを忘れていたわけではないのだが、今回はその上限値が非常に高いため、多少ドーピングした程度ではカンストに届かないと思い込んでいた。そのため何も考えずにドーピングアイテムを使用し、無駄が発生してしまっている部分がある。具体的にはリシテアに渡した天使の衣、フェルディナントに渡した黒真珠はなくてもカンスト可能であり、完全にムダだった。

 

 

■クリア条件を勘違いしてクリアしてしまった

うっかりミスその2。ヘボ成長してしまった場合は天刻の拍動で巻き戻してしまえばいい。しかしマップをクリアしてしまった場合は、もう巻き戻すことさえできないのである。普段はそれで困ることはないのだが、吟味を行っているとまだクリアしたくないのにクリアしてしまうことがある。具体的には、勝利条件が「敵の全滅」だと思っていたら「敵将の撃破」で、まだクリアする気がないのにうっかりボスを倒して強制終了してしまう事があった。しかもそんな時に限ってマイユニットが2ピンしているのである

 

 

■そもそも吟味自体を妥協している

理想を言えば全キャラが全ピンしてくれるのが一番いい。しかし確率的にそんな事はあり得ないし、複数のユニットを並行して育てている以上、どうしても妥協が必要になってくる。また、単に上がればいいというものでもなく、「何の能力が上がったか」も重要である。どこに妥協のラインを見つけるかは、人それぞれ。ちなみに自分は、第2部以降以下の自分ルールを設けて吟味を行っていた。

 

・力と速さを含んだ4ピン以上

・速さを含んだ5ピン以上

・力を含んだ6ピン以上

・力と速さ以外の7ピン

上記のいずれかであればOKとする(魔法ユニットなら、力ではなく魔力で判断する)。

 

 

以上の理由から、今回の吟味は完璧とはとても言えず、多くの後悔もまた残った。今やればさらに高い能力を目指すことも可能だろう。とはいえじゃあもう1回最初からやり直したいかと言われたらそれは御免被るのだが。

 

 

 

最後にクリア時の戦績と、ユニットの使用感を兼ねた「強かったキャラランキング」を書こうと思っていたのだが、長すぎて文字数制限に引っ掛かってしまった。それについては記事を分け、改めて書いていこうと思う。