ちょっと展開が駆け足すぎる FE風花雪月 攻略と感想10 | 司法書士のゲームブログ

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■王都奪還戦

 

前の章でディミトリが復活し、いよいよ自国の民を救うため王都へ向かう…とそれ自体は別にいいのだが、問題はそのスピード感。なんとこの章だけで王都へ辿り着き、そして奪還してしまう。暁では5章、蒼炎では10章以上かけて描かれた王都奪還までの道のりが、風花雪月ではわずか1章でスピード解決。展開早すぎるだろ。道中敵の妨害とかあるもんじゃないの?

 

 

あっという間に王都まで辿り着いたディミトリ達(これほどあっけないと、フォドラって実は大陸じゃなくメチャクチャ小さい島国なんじゃないかと思ってしまう)だが、さすがに王都にはそれなりに気合いの入った障害が用意されている。

 

中でも目につくのは、ゴーレムのような巨大な見た目をした敵「タイタニス」。見た目通り速さは低いが、それ以外のステータスは軒並み高い。特に守備40を超える圧倒的なタフネスと、高い必殺率による事故らせ性能が脅威。おまけに射程1~2。

 

このタイタニスは魔力によって強化されているという設定であり、マップ右上にある仕掛けを解除すればステータスもワンランク落ちた状態になって戦いやすくなる。そのため倒すなら仕掛けを解除してからにしたほうが無難。

 

 

初期配置では広い範囲にバラバラになっている味方だが、別に進軍を急ぐ必要もなく、バラバラに戦っても個々の負担が大きくなるだけなので、一旦一ヶ所に集まってから進軍するのがおすすめ。自分はマップ右側に味方を集合させてから進軍した。そこから反時計周りにぐるりと進んで攻略。これなら道中で仕掛けを解除しつつ、タイタニスを味方全員で袋叩きにできる。

 

ボスであるコルネリアはステータスこそそれなりに高いが、所詮は射程3が精一杯の魔法ユニット。ボウナイトさえいれば射程外から安全かつ確実に撃破できる。

 

 

 

 

■イングリット

回避率にますます磨きがかかり、もはや手が付けられないレベル。特にスキルの効果が発揮される斧相手にはめっぽう強く、攻撃がかすりもしない。誰が受けても怖いタイタニスの攻撃だが、イングリットだけは回避率のおかげで余裕を持って受けられる。

 

 

 

■メルセデス、ドロテア

メルセデスは「カドゥケウスの杖」による射程+1によって、ドロテアは「トロン」による射程3によって、タイタニスを一方的に攻撃できる(メルセデスの場合は、本人の性能というよりアイテムの強さだが)。

 

タイタニスは守備>魔防なのでできれば魔法で攻撃したいが、仕掛けを作動させても高い攻撃力と必殺率は健在なので、魔法使いをそのまま戦わせるのは危険。しかしこの2人なら範囲外から安全に攻撃できる。高威力の2回攻撃であっという間にHPを削り切る、対タイタニス用の切り札。

 

 

 

■番外:リシテア

ロード中、他のプレイヤーのプレイ状況が表示されることがある。その中に「トータル出撃回数」というランキングがあるのだが、これを見ると揃いも揃って黒鷲の学級の生徒ばかり。1~6位までを黒鷲が独占というのは、ちょっと偏りすぎな気もする。1周目は黒鷲の学級を選択したプレイヤーが多いということだろうか?

 

それならエーデルガルトが1位になりそうなものだが、そうなっていないのはドロテアやベルナデッタを他の学級でスカウトして使っているプレイヤーが多いということなのだろう(実際、自分も使っているし)。

 

他の学級の生徒については7位にリシテア、8位にイングリットが辛うじてランクインしているのみ。逆に言えば、黒鷲一色で埋め尽くされたランキングの中にあって、この2人は青獅子・金鹿の学級の中でかなり人気が高いキャラだということになる。やっぱり闇魔法は使いやすいのか。

 

 

 

MVP:メルセデス

 

 

 

 

■デアドラ救援戦

 

王都を奪還してから息つく暇もなく、今度はクロード達の救援へと向かう。慌ただしいな。ストーリー後半になってから何だかバタバタしてきたというか、色々過程をすっ飛ばし気味になっている気がする。あっちへ行ったりこっちへ行ったりと足元が定まらず、シャミアでなくとも文句を言いたくなるというもの。

 

 

クロードを守るのがこの章の目的だが、自軍からは離れた場所に位置している。守るにはうってつけの細道があるがそこに行くまでがまず遠い。クロードを守る友軍ユニットもいるが、敵に比べると明らかに数が少なく頼りない。

 

このままではクロードが倒されてしまうのも時間の問題だが、自軍によく育った飛行ユニットがいるなら地形を無視してクロードの救援に直行できる。自分の軍にはファルコンナイトのイングリットとドラゴンマスターのツィリルがいたので、それが可能だった。ただしイングリットはともかく、ツィリルは弓兵が怖いので迂闊に接近することはできない。

 

 

あるいはクロードそっちのけでボスを倒してしまい、さっさと章をクリアしてしまう方法もある。友軍は数こそ少ないものの十分強いので、完全に放置したとしても数ターンはもつ。

 

どのみちある程度進めるとボスのアランデル公は勝手にクロードのほうへ動き出すので、こちらも急いで進軍せざるを得ない。アランデル公に合わせて進軍すると5ターン程で決着がついてしまうので、クロードのほうはほったらかしでも案外なんとかなってしまう。

 

アランデル公は強力な闇魔法を装備しているが、地形効果がないので大して強くはなく、こちらの育った魔法ユニットをぶつけさえすれば苦戦はしない。

 

 

 

 

■イングリット

飛行ユニット&回避盾というのがこの章でもカッチリはまり、大活躍。橋の上を封鎖しているだけで誰も突破できない。ただ待機しているだけで苦手な弓も全て回避する。本当に強い。

 

 

■ツィリル

イングリットと違って弓が怖いので後方待機。海の上から一撃離脱で敵を1体ずつ仕留めていく。

 

 

MVP:ツィリル

 

 

 

 

■デアドラ救援戦

 

今度は再び帝国に侵攻。しかも相手はあの死神騎士。ここにきてようやく自分も気が付いたのだが、どうやらストーリーはもう大詰めに向かっているらしい。ちょっと前に2部スタートしたばかりだと思っていたのに、もう終盤というのは早すぎる気もするのだが、それ以上に展開が駆け足で詰め込みすぎな感が否めない。そもそも未回収の伏線がまだまだいっぱいあるのだが、ちゃんと回収しきれるのか?まさか投げっぱなしで終わってしまうのか?

 

そんな自分の不安を裏付けるかのごとく、この章では死神騎士の扱いがあまりにも雑。しばらく出番がなく影が薄くなっていたと思ったら唐突に現れ、あっけなく倒されたかと思うと誰も彼について触れようとしない。さすがに誰か一人ぐらい死神騎士の正体について触れるだろうと思ったら、何事もなかったかのように話が進んでいく。じゃあ何のために序盤から何度も登場して主人公たちと戦ってきたのか。

 

冒頭では色々喋って1人で盛り上がっていたようだが、肝心の主人公サイドはもはや死神騎士のことなど眼中にもなく、これじゃただのピエロである。まさか死神騎士までもがクロニエやソロンのように適当な退場をさせられるとは思わなかった。

 

しかも冒頭で死神騎士がメルセデスの名前を呼んでいたのだが、これがまた謎。なんかこの2人繋がりあるんだっけ?唐突に名前が出てきて「???」となったのだが、フレンやマヌエラではなく、なんでメルセデス?何か重要な会話を見落としていたのか?

 

 

そもそもこいつの正体って結局イエリッツァ(とかいう、序盤で出てきてすぐ消えた仮面男)でいいんだっけ?正体バレしてるならもうその厳つい兜は必要ないと思うのだが、なぜ未だにその「禍々しいキャラ」を演じ続けているのか。イエリッツァの時と全然キャラ違うと思うのだが。それ以前にイエリッツァなんてほぼ会話もなくあっという間にフェードアウトして完全に記憶から消えていたレベルの存在なので「死神騎士の正体はイエリッツァでした!」とか言われても何の驚きもないのだが、彼の正体については誰も触れないままだったので結局何も分からずじまい。一体何だったんだこいつは

 

最初に公式ページで見たときは、「闇に蠢く者」は「四牙」のような恐ろしくも魅力的な敵組織として、死神騎士は漆黒の騎士のようなミステリアスかつ絶大なインパクトを残すライバルキャラとして活躍するに違いないと期待していたのだが……残念ながら、記憶に残らない時点でこいつらの扱いは四牙や漆黒の騎士などとは比べるのもおこがましい程に適当だったと言わざるを得ない。ていうか駆け足すぎるんだよ展開が。

 

 

 

いつまでも死神騎士の扱いの雑さを嘆いていても始まらないのでマップの話に戻るが、この章ではマップ兵器を使った遠距離攻撃が脅威となる。すぐ前方には巨魔獣もおり急いで進軍したくなるが、あまり進みすぎると死神騎士の号令によって敵ユニットがこちらに向かってきてしまい、不利になる。そのため序盤は向かってくる敵を順番に迎え撃ちながら、手近な遠距離攻撃ユニットを潰して回るのがおすすめ。回避が高く単騎特攻できるイングリットはここでも大活躍。

 

 

巨魔獣は階段を降りることができないので移動できる範囲が限られており、後回しでいい。増援を止めて周囲の状況が落ち着いてから対処しても十分間に合う。死神騎士以外で恐ろしいのはウォーマスターのカスパル。勇者の斧持ちかつ高い必殺率を誇り、ドゥドゥークラスの守備力をもってしても受け切ることは不可能。

 

幸いなことに向こうから近付いてきてくれるうえ、間接攻撃もできないので、攻撃範囲に入らないようにさえすれば対処は簡単。攻撃範囲ギリギリのところで待機し、魔法による集中攻撃で叩く。これが一番確実。

 

 

 

■イングリット

完全に自軍のエース。彼女なしには戦略が成り立たないような場面も多々ある。

 

 

■ドゥドゥー

グレートナイトの試験に合格。これで味方ユニットほぼ全員が何らかの騎乗ユニットにクラスチェンジしたことになる(パラディン、ボウナイト、ダークナイト、ファルコンナイト、グレートナイト、ドラゴンマスター)。騎乗ユニットは再行動によるアドバンテージを持ち、波状攻撃が可能。魔獣を相手にするときは穴となる一点を集中攻撃したいことが多いので、特に相性がいい。

 

実は能力的にはフォートレスのほうが強く、グレートナイトにクラスチェンジすると守備が少し下がってしまうのだが、それでも移動力4と7の違いは大きい。フォートレスの足の遅さではそもそも壁として前線にたどり着くのが難しいが、グレートナイトならその問題を解消できる。

 

 

 

MVP:マイユニット