戦力不足を外伝で補う FE風花雪月 攻略と感想4 | 司法書士のゲームブログ

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本作の外伝マップは、日曜の自由行動で「出撃」から選択できるようになっている。外伝ごとに登場キャラクターが決まっており、そのキャラクターを中心としたストーリーが展開される。敵を倒して終わりの味気ないフリーマップと異なり、本筋と関係ないところでのまさに外伝的な物語を楽しめるし、報酬も通常のフリーマップより豪華なことが多い。

 

そのぶん内容は一捻りも二捻りも加わったような凝った作りのマップが多いが、敵を倒せば当然経験値も得られるので、戦力に不足を感じているなら挑戦してみる価値は大いにある。

 

 

 

 

王国貴族結婚余聞

 

イングリットとドロテアの外伝。意外な組み合わせである。イングリットに商人から求婚の申し込みが届き、それを目にしたドロテアがそいつはロクな奴ではないと告げる。商人の素性を確かめるため、主人公たちは調査に乗り出す……というのがあらすじ。

 

なのだが、この章のマップはマグマが煮えたぎる火口の中。なんで??一体どういう経緯でここを訪れることなったのか。こんな何もないうえに危険な場所、大軍に追われて逃げきれないような状況でもない限り近付かないと思うのだが。てっきり商人の屋敷内で家宅捜索でもするのかと思っていたら、シチュエーションが謎過ぎる。

 

 

 

マップとしては敵の数も少なく、まばらなので簡単な部類。ダメージを受ける火口の存在は鬱陶しいが、あまりそれを避けることを意識しすぎないほうがいい。こだわりすぎると渋滞が起こって進軍が遅くなり、味方もバラけて逆に危なくなる。即死するようなダメージではないので、周りに敵がいないなら何発か貰っても問題ない。むしろ杖使いを育てられてラッキー、ぐらいに考えておいたほうが精神衛生的にラク。

 

 

 

■フレン

他の生徒が一向にスカウトできないので、とりあえず使ってみることにした。

 

 

■ツィリル

成長率申し分なし。今後に期待。

 

 

 

 

 

■剣であり盾たる騎士団

 

アロイスとシャミアの外伝。防衛マップと見せかけ、勝利条件が敵将の撃破なのでこちらからも打って出なければならない。最初に上と下で部隊が分かれている。

 

下は最初に何体かの敵を倒したら、あとはそのまま下回りにぐるりと残った敵を各個撃破していくだけ。敵の配置もバラけているので割と余裕がある。街のすぐ近くにドラゴンナイトがいて焦るが、街への侵入よりユニットへの攻撃を優先するので、攻撃範囲に入れば引き付けるのも簡単。

 

 

 

上は激しい戦いになる。単に敵の数が多いだけでなく、計略持ちも複数いる。ただ、敵が1人ずつしか通れない守りに適した場所があるので、封鎖するのは容易。ただし厳しい攻撃に晒されるので、最も信頼できる壁役1人に加え、間接攻撃ユニットも複数欲しい。ターン制限があるわけではないので焦る必要はない。

 

問題は中央付近にいるドラゴンナイト達で、攻撃よりも街への侵入を優先してくる。下のときと同じように引き付けようとしても脇目もふらず街に向かっていくので、街の守りをがら空きにしていると簡単に侵入を許してしまう。

 

ドラゴンナイトは弓に弱いので、このマップで強制出撃となるシャミアを残しておけば特攻で簡単に倒してくれる。ドラゴンナイトはシャミアに攻撃してこないので、守りはシャミア1人でも問題ない。

 

 

 

…と思っていたのだが、クリア時に「街の防衛に失敗しました」との一文が。なんでじゃ。街の中に5ターン入れなければいいんじゃなかったの??納得いかないが、街の中に侵入された時点で、敗北はしなくとも街の防衛には失敗したという扱いらしい。聞いてないぞ。ボタン連打して情報を聞きそびれたか。

 

 

 

侵入されても2ターン目には必ずシャミアがドラゴンナイトを倒していたので、猶予時間は長くても1ターンか、あるいは猶予などなく侵入された時点でアウトという事になる。猶予が1ターンあるならシャミア以外にもう1人防衛役を置くか、あるいは攻速の高い弓使い or 魔法使いを配置しておけば撃破が間に合う。侵入された時点でアウトならこちらも飛行ユニットを用意し、強引に進軍して侵入される前に倒すしかない。

 

それにしても敵のドラゴンナイトがかなり強い。力と守備が高いのはいつも通りだし、今までのドラゴンナイトは力と守備に優れた空飛ぶアーマーのようなイメージだったのだが、今回の奴は速さも高い。

 

 

 

魔法に弱いと説明には書いてあるが、あくまで守備に比べれば低いというだけで、他の敵と比較するとむしろ高いと言っていい。攻撃力も頭一つ抜けて高く、いつもは鉄壁を誇るディミトリとドゥドゥーが大ダメージを受けたのでかなり焦った。今後ドラゴンナイトが増えてくるなら、弓兵は多めに育てておいたほうがいいかもしれない。

 

 

■アネット、メルセデス

魔導書が軽いので、そこそこレベルの速さでもしょっちゅう2回攻撃をしてくれる。敵の多くは魔防が低く、2回攻撃をすれば大抵は1ターンで沈められるため最近ようやく火力枠らしい活躍をしてくれるようになった。最近ちょっと前衛組がだらしないというか、敵を1ターンで沈められないことが多いので、2人の存在は大きい。これなら打たれ弱いというデメリットにも十分見合う。

 

ただ、成長率がいいというイメージは今のところ全くなく、むしろ2ピン3ピンを頻発しているイメージなので、今回はそもそも全体的に魔法ユニットが強めなのかもしれない。

 

 

■フレン

そこそこ。速さが低く2回攻撃できないのが痛い。第3の後衛を目指すべくプリーストよりメイジとして育てていきたいのだが、理学レベルが最低のEで得意補正もなく、才能開花から育てていかないといけないので大変。成長率も、特別高いという気はしない(ほぼ同時にツィリルが加入したからかもしれないが)。

 

ただしレスキューを使えるという長所があり、勿体ないお化けを恐れなくていいのでピンポイントでは活躍してくれそう。カジュアル&ソティスの力がある風花雪月だとちょっと恩恵は減るかもしれないけど。

 

 


■イングリット

マイユニットの力のステータスが20、ディミトリが24、ドゥドゥーが23。それに対しイングリットは14で大分物足りない。強い武器を持たせてなんとかパワー不足を補っている状態。ちなみにメルセデスの力は12、アネットは13。後衛に負けたらシャレにならない

 


MVP:マイユニット

 

 

 

 

■持たざる者たち

 

シルヴァンの外伝。今までで一番難しい……というより、苦労させられたマップ。推奨レベルは13と書いてあったが、もう少し育ててから挑んだほうがいいと思う。

 

冒頭でシルヴァンが「敵を挟み撃ちにした」みたいな事を言うが、敵のほうが数で勝り、こちらは隅に追いやられているので正直「敵に分断された」と表現したほうが正しい。既に育成していたイングリットや、最初から強いシャミアなどと異なりシルヴァンは全く育成していなかったので、完全に足手まといなのも面倒くさい。

 

 

 

といってもマップ上には厄介な仕掛けもなく、個々の戦力で上回っていればクリア自体は簡単。問題はマップ中央にいる6人の盗賊で、揃いも揃っていい物を所持している。こいつらを倒すと所持アイテムを落とすので、それなら全員倒してやろうじゃないかと思うのがエムブレマーの性

 

しかしこの盗賊、動きのルーチンがよく分からない。最初に見たときは離脱ポイントが4つもあり、しかもそれぞれが離れているので10人弱しかいない出撃メンバーで全てのポイントを押さえることなどできず「こんなのできるわけないだろ!」と思っていたのだが、攻撃範囲を見てみれば分かる通り、この盗賊たちは初期位置から動かない。

 

一転して「なーんだ、楽勝じゃん」と思っていると今度は途中のターンからいきなり盗賊たちが動き出す。慌ててソティスの力を使って巻き戻したが、ボスに手を出さないようにしたり、あえて敵の数を減らさないように進めたりしても意味なし。

 

シルヴァンが「こいつらは怪我をするとすぐ逃げだす」みたいな事を言っていたが、盗賊たちに一切ダメージを与えずに進めてもダメ。3ターン過ぎたら容赦なく動き出すという条件なのだろうか?

 

結局よく分からないままソティスの力を使い切ってしまったので、そのまま強行突破することに。イングリットのために力のしずくは絶対欲しかったので、もし逃げられたらリセットも辞さない覚悟だったのだが、何とか倒すことができた(あと1マスでも遅れてたら逃げられていたという、本当にギリギリ)。

 

この力のしずく持ちの盗賊が猶予的にみて一番厳しいはずなので、左上の離脱ポイントには早めにキャラを送ることを意識しておいたほうがいい。残りの3つの離脱ポイントはいずれもスタート位置から近いので、3ターンの猶予があれば十分間に合う。盗賊を全員倒したことで魔よけをゲット。

 

 

 

■イングリット

力のしずくを使用。へたれた力を補うためにドーピングアイテムを使うあたりがますます蒼炎のワユ、ifのリンカを彷彿とさせて(しかもこの2人がドーピングまで施した挙句全く使えなかったので)嫌な予感がするのだが、あまり深くは考えないようにする。ひょっとしたら効率の悪い育成をしているかもしれないが、FEの1周目なんてそんなもんだ

 

ついでに魔よけも使用。こちらは割と誰に使ってもよかったのだが、イングリットは前衛にしては異質なほど魔防が伸びるので、長所を伸ばす形で。

 

 

 

■ドゥドゥー

はやての羽を使用。フレンとどちらにあげるか悩んだが、フレンの速さ9は正直はやての羽1つで補いきれるものではないし、今後の成長次第で使い続けるかどうかも分からなかったのでドゥドゥーに使うことにした。

 

 

■アネット、メルセデス

1人で硬いボスを簡単に削りきってしまうので、戦力を分断する必要のあるこのマップでは少ないリソースで一方面を任せることができ、非常に頼りになる。命中率が高いのも、ボス戦ではまたありがたい。今や攻撃力ならどの前衛ユニットよりも強い、自軍にいなくてはならないユニット

 

 

 

■カトリーヌ、シャミア

他のクラスの生徒が一向に加入しない一方、セイロス騎士団の面々は中立的な立場ということもあってかどんどん加入する。速さの高いカトリーヌのほうが使いやすそうだが、キャラも好きだし、今後ドラゴンナイトに苦しめられる場面は増えそうだしということでシャミアを使ってみることにした。カトリーヌは枠が余った際に副官として起用。

 

最初は不安のあった速さも、今のところ連続で上がっておりいい感じ。守備の値は低め(それでもイングリットよりは5も高いが…)なのでやはり後衛運用が無難か。個人スキルの生存本能はメチャクチャ優秀(自分から攻撃して敵を倒したとき、力・魔力・技・速さ+4)だと思うのだが、基本後衛で切り込み役を務めることの少ないシャミアには恩恵が薄い。ディミトリあたりの個人スキルと交換してほしい

 

しかしこれでパーティに入れているキャラは9人。他のクラスの使いたいキャラが加入する頃には枠がいっぱいになってるんじゃないだろうか…。

 

 

 

MVP:シャミア