【成長率(%)】
HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
40 | 25 | 65 | 35 | 35 | 60 | 20 | 75 | 355 |
本作でも全く翳りを見せることのない魔防成長。グレイル傭兵団の中では成長率が高めだが、半分以上が魔力・幸運・魔防に偏っている。HP・速さ・守備は成長率、初期値、上限の全てが低く、武器持ち相手にガチンコを挑むとすぐやられる。見た目のイメージ通りだが、グレイル傭兵団の中で最も繊細な扱いが必要。
第三部での貴重な回復役なので必ずお世話になる場面はある。ミストを育てている場合でも、回復役1人では追いつかないこともあるし、部隊を二手に割るときなど回復役が複数欲しい場面は出てくる。育成しない場合でも、出撃枠に空きがあるならとりあえず入れておくと何かと便利。いざとなれば攻撃もできる。
前作ではミストがクラスチェンジで馬に乗り、威力の高い魔法剣を使えるためお株を奪われがちな不遇の存在だったが、本作ではミストの火力が最底辺クラスまで落ちたうえにCCが四部以降と遅く大幅弱化。再移動の有無は如何ともしがたいが、火力に関してはキルロイは前作と変わらず準賢者程度には戦えるので、いざという時の攻撃役として頼りになるのはキルロイのほう。逆に、セネリオら賢者と比較すると魔力上限の差と光魔法が低威力なので火力では劣るが、本作の賢者は最上級職にならないと杖が使えない。最初から杖が使用可能&そこそこの攻撃力という無二の個性で、第三部が最もキルロイの輝ける時期かもしれない。
これでもう少し初期値が高ければ強キャラの仲間入りもできたのかもしれないが、速さの初期値がかなり低いので単発攻撃しかできず、成長率も低いのでどうしても頼れるユニットという印象にはなりにくい。上限も大賢者と比べると幸運・魔防以外では劣るため扱いづらく、奥義も微妙。体力を回復でき非常に便利な「陽光」に比べると、「暁光」はただ火力が出にくいだけで、「瞬殺」に次いで下から2番目ぐらいの弱さ。他の回復役が出揃う第四部に入ると辛く、ミストに立場は奪われにくくなったものの「後半どんどん影が薄くなるユニット」というイメージは、前作のまま。
あくまで回復役+多少攻撃もこなせる程度に留まるユニットだが、ミストもキルロイも本作では最初から攻撃でき、杖以外で経験値を獲得する方法を得たので、傷ついたユニットを巡って経験値の奪い合いを行う必要はなくなった。さほど強くなったわけではないものの育てやすくはなっているため、キルロイ好きには嬉しい調整のはず。
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