思わず「食欲」を忘れる1冊 | 過食・お菓子依存でもやせる!リバウンドしない本物のダイエット

思わず「食欲」を忘れる1冊

さて、昨日は久しぶりに仕事や予定が無く、家でゆっくりしました。

そこで久しぶりに読書をしました。

読んだ本が
夜と霧 新版/みすず書房
¥1,575
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これは、20世紀を代表する名著と言われる本です。

「ヴィクトール・E・フランクル」というユダヤ人の心理学者が

第2次世界大戦中にアウシュビッツ収容所をいう

ユダヤ人を大虐殺したことで知られる収容所に入れられたときに

死と隣り合わせの極限の状態では人間はどうなっていくのか?

ということについて心理学者としての視点から

書かれた物です。

心理学的な側面から、淡々と人の心理を書いているので

凄惨な描写などは一切ありません。

でもそれだけに、人の心に迫ってくるような

飢餓や死への恐怖などが書かれています。

凄惨な描写はありませんが、状況が状況だけに凄まじく、

人によっては心理的ショックが大きいかもしれません。

だから全ての人にお勧めできるものではありませんが、

これを読めば私たちが普段している何気ないこと

●毎日食事が3食食べられる
●着る服がある
●お風呂に入れる
●布団で眠れる

などなどが、とってもありがたいものに見えてきます。

これを読んでいたら、お菓子を片手にながら食いしようなんて

そんな気持ちはみじんも湧いてきません。


もちろん、これはそういう本ではなく、

人間の心理や人間の生きる意味についての本なので

視点が、全く違います。

でも、本当にすごい本でした。


自殺しようとしていた人が、この本を読んで自殺を思いとどまっただけでなく

生き方が全く変わって、それまでとは全く違う人生に踏み出した人もいます。


私もそれがよく分かりました。

間違いなく、私たちは幸せです。

それに気づくのが、それを失ったあとでは遅すぎます。

今ここで、「私たちの幸せ」に気づいて感謝する。

そしてそれを大切にしながら

後悔しない生き方

を歩んでいく。

それが一番大切なことだと感じました。

そして2度とこんなことを繰り返してはいけないと思いました。


「夜と霧」というタイトルは

夜の闇の中、霧にまぎれて人々が連れ去られ

収容所に送られた事実を表現する言い回しとの事です。

最近、この日本でもこんな「夜と霧」が広がりそうな気配が見え隠れしています。

再び、こんなことが起きないよう

私たちはしっかり自分で歩んで生きていきましょう。


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