お客は感じないと思う”損しなかったこと”を、それが信頼感。その信頼感が一番大事だと思っている。 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

未来工業の創業者がカンブリア宮殿出演時に、

「ライフワークバランスはあっても、ワークライフバランスはありえない」

と話していたことが骨身に沁みまする。ようやくまた余裕が出てきましたがそれでも怖いことにブログを書くという習慣が、あっという間に書かないという習慣に移行しつつあることを体感したので、1本辺りのアップする敷居を下げて書いてみようかと。


「家内のあだ討ちできた」被害者救済に尽力して11年 あすの会の岡村氏が引退
「やっと家内のあだ討ちができました」。全国犯罪被害者の会(あすの会)の代表幹事として被害者救済に取り組んできた岡村勲弁護士(81)が先月、顧問に就任し、第一線を退いた。犯罪で妻を奪われて気づいた、遺族に公判記録の閲覧さえ許さない司法の理不尽。「被害者を踏みにじる司法制度を道連れに死んでやる」と“あだ討ち”を決意してから11年。遺族が意見陳述できる被害者参加制度も実現し、ようやく安堵(あんど)の表情を浮かべた。


これぞ正しき勝利宣言。岡村勲弁護士はまさに縁の下の力持ちに徹しきりました。しかし、加害者が被害者家族・知り合いであることの方が圧倒的に多いのに、加害者への報復を掲げるひとたちが会を代表したということは宿題として残されました。


>一昨年に心筋梗塞(こうそく)で倒れるなど、体調不安にさいなまれてきたこともあり、公訴時効撤廃の実現を機に引退を決意した。(MSN産経 2011.2.21)


医者に止められても、時効撤廃へ向けて委員として委員会に参加した執念は実りました。それにしても本村洋氏といい、岡村弁護士といいいつまでも声高に主張することなく淡々と自ら退場していくさまも見事としかいいようがありません。


NHKクローズアップ現代 「遺族の声が司法を変えた~犯罪被害者・岡村勲さんの闘い~」


おそらく、カリスマ不在となったあすの会はこれまでほどの影響力はもちえないでしょう…。


村井知事押し切る 性犯罪前歴者にGPS案 県幹部たじたじ
>村井知事は24日の定例記者会見で、条例化の検討が「唐突」と批判されたことに強く反論した。衛星利用測位システム(GPS)端末を使った行動監視の検討は昨年5月、知事が県幹部に指示した。多賀城市で、性犯罪の前歴がある息子に父親がGPS端末を持たせていたケースを知ったのが、きっかけだった。


保守派を気取る政治家にパフォーマンスとして治安問題を任せるのは、まさになんとかに刃物。人権とか公共の福祉がどうより、既に韓国やアメリカで導入しているのですから、その費用対効果でも冷静に鑑みた議論をしてほしい也よ。


>会議を重ねるたび、規制強化による課題や懸念ばかりが噴出した。「自治体が取り組める分野なのか」と知事に翻意を迫った職員もいた。知事は及び腰になる幹部の肩をたたき、「一緒に国を動かそう」と説得した。知事の強気を支えたのは、幹部会で前向きな発言を繰り返した竹内直人県警本部長だったとされる。24日の記者会見でも知事は「私と本部長で意見交換してきた」と十分な意思疎通を強調した。(河北新報 2011年01月25日火曜日)


ともすれば強権的になりがちな治安権力を掣肘し自制に自制を重ねて国民がもっとやれと思わせるくらいが最適であるとする故・後藤田氏の知恵は失われました(涙)


京王電鉄、車内に防犯カメラ導入 痴漢対策、28日から
>京王電鉄によると、防犯カメラは28日から1編成でスタート。3月下旬から2編成に増やして結果を検証し、今後の運用を決めるとしている。10両編成の6号車に4台ずつ設置して常時記録。乗客には車内で画像を記録していることが分かるステッカーを張る。 京王、相模原、高尾の各線で走ることになるという。同社は「撮影画像は厳重に管理し、警察から事件捜査への協力を求められた場合以外は使わない。女性客に安心して乗車頂くためと理解して欲しい」としている。


皮肉交じりで監視カメラは「冤罪防止のために」電車内に設置せよ と呟いていたのも今となってはいい思い出。だからこそ、警察からだけではなく弁護士からの請求にも応えていただかないと何の意味もない(Nシステムと同様です)。

 

>電車内での痴漢をめぐっては、警視庁と首都圏3県警が09年10月、首都圏の主な鉄道会社に防犯カメラ設置を要請。警察庁のまとめによると、埼京線ではカメラ設置後に被害が約6割減っていた。 (朝日新聞 2011年2月17日)


監視カメラの防犯効果に関しては、駐車場ぐらいしか知られていなかったわけですが、こんなに劇的な効果が出ているとしたら衝撃ですよ(眉唾)


動物安楽死用の薬品で死刑執行 オクラホマ州
>通常の死刑執行の際は、まず死刑囚の意識を失わせるために即効性のある鎮静・睡眠薬のチオペンタールナトリウムを投与する。しかしこの薬品の全米的な不足を受け、デューティー死刑囚の死刑にはペットの安楽死などに使われるペントバルビタールが使われた。死刑執行にこの薬が使われたのは全米で初とみられる。


絞首刑や電気椅子はいかに人道的な死刑と言われても、実際自分がその立場にあると想像すると引くけれど、薬物に関しては抵抗感あまり無いかも。


デューティー死刑囚の弁護人は、ペントバルビタールは安全性に問題があると訴えていたが、オクラホマの裁判所は先月この訴えを退け、チオペンタールナトリウムの代わりにペントバルビタールを使うことを認めていた。オクラホマ州の死刑執行の手続きでは、まず鎮静剤を投与し、続いて筋弛緩剤の臭化ベクロニウムを投与して呼吸を止める。最後に塩化カリウムを投与して心臓を停止させる。ペントバルビタールは動物を安楽死させる場合に同様の手順で使われている。(2010.12.17 Fri posted at: 11:45 JST )


死刑囚が安全性についてとかくするというのは少し笑い話ちっくですが、自身の最期に絡んでいるのですから必死になりますわな。


街でただ1人の警察官、麻薬団に拉致される メキシコ
>目撃情報によると、銃で武装した男ら10人あまりがガンダーラさんの自宅に放火し、ガンダーラさんを拉致した。屋外に駐車していた車両2台も燃やされたという。米国との国境に近いグアダルーペは人口9000人の街。このあたりはメキシコ国内で最も麻薬をめぐる抗争が激しい地域で、2010年だけで3100人が死亡している。独身のガンダーラさんがグアダルーペ警察で勤務を始めたのは2009年。当時は同僚警察官が12人いた。だが麻薬抗争に巻き込まれて次々と同僚を失ったガンダーラさんは、最近は自動式拳銃を手に、ただ1人で市内をパトロールしていた。【2010年12月29日 AFP】


最後はネット上では完全にヨハネスブルクを超えたと思われる真・治安悪化大国メキシコニュース。それでも経済は成長し、人口は増えている…まさに「犬は吠えるがキャラバンは進む」


45 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2010/12/30(木) 15:19:30 ID:DlsZpHCg0

対立者は皆殺し。日本のヤクザみたいに手打ち(笑)ではすまない
http://www.bestgore.com/murder/drug-wars-mexico-mass-dismemberment-bodies/  

女(警官やマフィアの家族)でも一切容赦なし。殺されてから切断じゃなく生きているうちに切断される
http://www.bestgore.com/murder/mexican-narco-girlfriend-brutally-murdered-limbs-cut-off/  

勇気をもって立ち向かった警察官
http://www.documentingreality.com/forum/attachments/f10/167070d1273994002-4-beheaded-mexico-image_1-4.jpg  

麻薬組織を批判した女弁護士
http://www.documentingreality.com/forum/attachments/f10/167081d1273995449-mexican-lawyer-killed-042910-mexican-lawyer-stabbed-zetas.jpg  

もう意味不明
http://todosobrenarcotraficoenmexico.blogspot.com/2010/03/el-cartel-del-golfo-esta-trozando-los.html  

処刑 指を詰めたら許されるような世界ではない
http://www.bestgore.com/latin-american-wars/mexican-narco-drug-wars-megapost/  

軍人ですら誘拐されて・・・
http://morrisonworldnews.com/?p=9278  


これがメキシコクオリティ。


609 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2010/12/30(木) 19:49:37 ID:R8VQ5SoK0
http://ameblo.jp/easthill-fx-cfd/entry-10494391273.html

これによると、
メキシコの麻薬組織はその収入が年に240億ドル、他方メキシコのGDPは8000億ドル。

だと、GDPの3パーセントの資金力がある組織と政府は対峙せねばならないことになる。
お金があれば武器・戦闘員を使うことができ、また相手方の構成員を買収・寝返らせることが
できる。

もしメキシコ政府が麻薬組織と対等に戦おうとすると、GDPの3パーセントの額を
毎年投じねばならず、それは消費税換算すれば8~10パーセントに当たるだろう。
麻薬対策だけでそれだけの税を取ることになるわけで、国民の人気は下がり、
政治的にはますます脆弱になる。そうすると、麻薬組織は政治的にもますます影響力を高めうる。