2009-01-01 はいよいよ斜陽産業となってきたマスコミ。その意味で広告で食っていこうというのならば、それこそ鷹の爪団の爪の垢でも煎じて飲んだ方がいいよ。最期、サントリーが仮広告も含めて出稿してくれた最終回はちょっと感動的ですらありました。
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. （ ´・ω・）│ COP15ノーマネーでフィニッシュｵﾒﾃﾞﾀｽ
:/ つΦ
温暖化データ改ざん疑惑、勢いづく産油国 「燃料消費主犯」に反論
＞サウジアラビア代表は７日、コペンハーゲンで開かれている第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議（ＣＯＰ15）で一連の騒ぎについて「（温暖化人為説の）科学的信頼性に影響するものだ」と主張。温暖化は化石燃料の消費によって人為的にもたらされたとするこれまでの研究の成果を再精査するよう求めた。産油国の多くは温暖化防止対策に反対、先進国に対し原油消費の減少に伴う損失の穴埋めも求めている。温暖化の人為説には一部で懐疑論が根強く、欧米石油メジャーや石油輸出国は懐疑派の研究者らを支援しているとされる。（日経新聞 12.09）
クライメートゲート（Climategate）事件
の余波がきちんとCOP１５に悪影響（いや好影響かｗ）を及ぼしてくれていて笑いが止まらない。こういう一件は、田中宇だけでなく普通に発展途上国側に先進国に対する陰謀論を醸成させますからね。この記事では、懐疑派が金で買われていると言うようにかかれているけれどむしろ温暖化こそ、空気商法やら飯の種になっていますから白々しい限り。
「稲作」も地球温暖化を促進する？
＞現在、温暖化の要因として注目されているのは主に化石燃料の使用と熱帯森林の伐採だが、温暖化の一因とされるメタンを最も多く放出するのが稲作の水田なのだという。温室効果ガスとしては二酸化炭素がもっともよく知られているが、大気中のメタンは二酸化炭素の少なくとも20倍もの温室効果があるとされている。
自動車から煙がもうもうといった（いや、渡辺正教授は自動車が元凶なのに読売新聞は姑息にも工場の絵で誤解させていると指弾されておられますがｗ）構図は、環境原理主義者も批判しやすいですが、農業や牧畜業は自然とともに生きる貴い生き方でしょうからねぇ（皮肉）
＞フィリピンのロスバニョスにある国際稲研究所の生物学者レイナー・ワスマン氏によると、メタンは温室効果ガスの全排出量の5分の1を占める。メタンの主要な発生源はウシのゲップと生分解性の埋め立てごみだが、全体の約10％は水田から放出されているという。だが、稲作を、温暖化の主因であることが明らかな化石燃料の使用と同列に考えるのは誤りであり、気候変動への影響を和らげるような農業をすればよいとワスマン氏は言う。そのための第一歩として農民たちが実行すべきことは、水田の水を減らすことだという。メタンは有機物が微生物によって水中で分解され発生するからだ。今後水不足が顕在化すれば、節水型の農法が普及していくはずだとワスマン氏は指摘する。【12月6日 AFP】
２割の１０％ということはだいたい、世界に占める日本の排出量の半分位でしょうか。これが主因でないというなら、日本も一緒に捨象してくれないものでしょうかねぇ。そもそも畑作より稲作の方が持続的農業という意味で評価されていたように記憶しているだけにニヤニヤが止まらない。
温暖化防止、肉食抑制で＝マッカートニーさん
＞マッカートニーさんは記者会見で、食肉の生産部門から排出される温室効果ガスが全体の排出量に占める割合は１８％に達し、運輸部門の１３％をはるかに上回っているとの国連食糧農業機関（ＦＡＯ）の分析を紹介。「肉食を抑制すれば温暖化も抑制できる」と説明した。（時事通信 2009/12/03-23:09）
だんだん温暖化の名の下に何でもござれといった光景に！雛見沢病ならぬ、古舘病が蔓延しているんじゃないの？ｗ
犬1匹の環境負荷はSUV2台分？ペットを地球の敵とみなした研究
＞ニュージーランドのビクトリア大学ウェリントン校で持続可能な生活環境について研究しているロバート・ベイル、ブレンダ・ベイル夫妻は、有名ブランドのペットフードを調査し、中型犬1匹が1年間に消費する餌の量を、約164キロの肉と95キロのシリアルと割り出した。これらの餌を産出するのに必要な土地と中型犬1匹のエコロジカル・フットプリント（環境に与える負荷を面積で示したもの）を合わせると、年間0.84ヘクタールという計算になった。これは、年間走行距離1万キロの四輪駆動車1台とその生産に必要なエネルギーのエコロジカル・フットプリント（0.41ヘクタール）の約2倍に相当する。
金銭に何でも換算することが暴力だと言うのならば、同様にして総てを二酸化炭素排出量に換算することも暴力となるのだろうか？しかしながら、経済学を批判するのに応えて外部経済として環境問題をも計量を可能にしつつある経済学に対して、環境学というか環境保護論者たちはこの問題から目を放してはいけないだろう。つまり環境保護の中でも共通言語、それが二酸化炭素排出量となるかどうかは知らないがを模索する必要はあるだろう（私は以前記したように価値を計量する秤は、普通に貨幣もしくは時間でいいと考えています）。
＞この結果を確認するため、英科学誌『ニュー・サイエンティスト』は英国のストックホルム環境研究所に、ペット犬のエコロジカル・フットプリントを独自に計算するよう依頼した。導き出された結果は、ベイル夫妻のデータと同じだった。夫妻によると、環境に優しくないペットは犬だけではない。猫1匹のエコロジカル・フットプリントは約0.15ヘクタールで、フォルクスワーゲン・ゴルフ1台を1年間走行させるよりもわずかに少ない程度。ハムスター2匹はプラズマテレビ1台、金魚1匹は携帯電話2台と同程度のエネルギーを消費するという。
猫＝フォルクスワーゲン、ハムスター２匹＝プラズマテレビ、金魚＝携帯２台に代替出来ると言う話から、実際に金魚鉢の中に携帯が泳いでいる姿を想像するだに笑えまする。
＞ベイル夫妻は、この研究結果を「Time to Eat the Dog: The Real Guide to Sustainable Living（犬を食べる時：持続的な生活のための実用ガイド）」という本にまとめたが、一部の飼い主たちはまるで自分たちが「トラブルメーカー」と名指しされたかのようだと怒っている。猫7匹と犬2匹――環境への負荷でいうと車を何台も所有しているのに等しい――を飼うある女性は、「ペットたちに対するわたしたちの愛情、そして彼らがわたしたちに与えてくれるものは、環境への憂慮に勝る」と話した。
韓国人・中国人が環境先進地域ということがわかりましたｗｗｗそしてこの女性の発言はあけすけで楽しい。鯨をとるか、温暖化をとるかなど環境保護論者の中の優先順位がどうなることやら。
＞夫妻によれば、ペットが環境に与える影響は二酸化炭素の面だけではない。猫と犬は生態系を破壊し、病気をまき散らし、水路を汚していると、夫妻は指摘する。
『ニュー・サイエンティスト』によると、英国内には770万匹の猫がいるが、年間で平均1億8800万以上の野生動物が猫に補食されているという。猫1匹あたり鳥、ほ乳動物、カエルを年に25個体殺している計算になる。犬も同様に、散歩する地域の生物多様性を破壊しているという。彼らの排せつ物は川や小川のバクテリアレベルを上げるため、安全な飲み水が得られなくなり、さらに水中の酸素が失われて水生動物を死に至らしめるというのだ。また、猫のフンは犬のフンよりも有害である可能性があるとしている。猫のフンをトイレに流すと、トキソプラズマ原虫がラッコなどの水生動物に寄生し、致死性の脳疾患の原因になる場合があるという。
最悪じゃないか、ペット！ここでディープエコロジーとソーシャルエコロジーが決定的に分かれそうな争点ですな。
＞ベイル夫妻によると、最も良い方法は、ペットを2つの目的を兼ねて飼うことだ。例えばニワトリによる環境への負荷は、食用の卵を産ませることで相殺できる。ウサギは、最後にはディナーテーブルの皿の上に載せられることで、その生涯における環境負荷を埋め合わせることができる、としている。【12月21日 AFP】
なんか、こんな話を教育論でも読んだような気がしますが、都市論として墓場を街の外に持っていって死を身近から遠ざけた～というような論は、屠畜にも言えるでしょう。死生近接＝可視化することをどれだけの人が受け入れられることやら（私にはムリ！！！）。
17 名前：名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日：2009/12/22(火) 08:29:18 ID:T+w1OR3V
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（ ´∀｀）/＜ なんで子育て世帯に環境税をかけないのですか？
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去年、同様の論議で赤木さんが蜂の巣をつついたような騒ぎというか炎上させていたような（苦笑）
41 名前：名刺は切らしておりまして[] 投稿日：2009/12/22(火) 09:48:05 ID:t5YTE+xR
デブのカーボンフットプリントを計算しろよｗ
アメリカ人と日本人のカーボンフットプリントを比較して、日本人は排出権をアメリカに買い取ってもらえばいい。
フランス憲法裁、炭素税を違憲と判断 「平等原則に反する」
＞フランスの憲法裁判所は29日、来年1月1日から導入が予定されていた炭素税について、免税対象が多すぎて税の平等原則に反しているとして、違憲との判断を下した。
神奈川の松沢 はこの論理をちゃんと１００篇読み直しておけよゴルァ！というか安直に銀行税を導入しようとした石原といい、この手の考えなしの目立ちたがりやが弄っていいものではないのだよ、税というものは。
＞憲法裁の判断は、温室効果ガス削減の目玉政策として炭素税導入を掲げてきたニコラ・サルコジ大統領にとって大きな痛手となる。それに加え、サルコジ政権は、2010年度予算において41億ユーロ（約5400億円）の穴埋めも緊急に必要となる。【12月30日 AFP】
まだしも単なる歳入増の手段として利用とした方が美しい…。
ＣＯＰ１５、日本は途上国支援に１兆７５００億円拠出へ
＞小沢環境相は会見で、資金拠出について「すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意が前提」と強調。ＣＯＰ１５交渉で前提が満たされない場合は「国際公約としての意味を失う」と述べた。「鳩山イニシアチブ」と名付けられた日本の支援策により、先進国の主張に反発する途上国に妥協を促したものだ。
空手形となると読んで威勢のいいことをぶちあげて、米中あるいは逆の意味で欧州を悪者にしたのだとしたら鳩山やるじゃんとなろうか。
＞政府は支援額を円建てで設定しており、対外的には約１５０億ドルに相当すると説明している。途上国の温室効果ガスの排出削減を進め、温暖化被害の軽減にあてる。支援額のうち公的資金は１兆３千億円（政府換算で約１１０億ドル相当）。残りは、国際協力銀行（ＪＢＩＣ）を通じた新たな民間資金調達の仕組みをつくり、拠出するという。 日本はすでにＣＯＰ１５の準備会合で、円借款や無償資金協力、世界銀行の気候投資基金などを通じ、９０カ国以上に３年間で計９２億ドル（約８２８０億円）の拠出を表明。今回の表明により、公的資金は約１８億ドル相当、民間資金は約４０億ドル相当上積みされることになる。
以前記していた希望の綱 がきちんと残っていたことにまずは感謝致します。そしてその綱をきちんとクローズアップして報じなかったメディアは売国メディアです（一万歩譲って救球メディアであったとしても）。
＞ＣＯＰ１５では１２年までの途上国支援として、先進国全体で総額３００億ドルという国連の条約事務局が要求する公的資金を拠出する方向で調整が進んでいる。欧州連合（ＥＵ）は７２億ユーロ（約１００億ドル）の支援を固めたが、米国などはまだ金額を明らかにしていない。（朝日新聞 2009年12月17日10時25分）
米というより、今回中国様の奮闘が光りました。そして私は全力で米中を応援しておりました、大勝利♪
政府、COP15が京都議定書と同内容なら離脱へ…米中の削減義務を要求
＞鳩山政権は２０年までに温室効果ガスを１９９０年比で２５％削減することを国際公約としているが、「主要国の実効ある参加」が前提。政府は京都議定書では世界で最も多くの温室効果ガスを排出する中国と米国が削減義務を負っておらず、問題が多いと判断している。このため、ＣＯＰ１５で議定書が定める削減にこの二国が加わらないまま、更新に向けた多数決の採決が求められた場合、同意の署名はしない方針。ただし関係国の反発を考慮し公式的な表現は離脱を強調せずに「保留」にとどめるとみられる。（中日新聞 09/12/07）
大事なことなので2回言いましたならぬ3回でも4回でも繰り返し強調しておきますね。保留でも、腹芸でも黙殺でも何でもいいです。日本は賢く目立たない戦略を！
- はしごを外せ―蹴落とされる発展途上国/ハジュン チャン
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- ▲地球温暖化論を弄する欧米諸国に対して、発展途上国が感じることというのがまさにこの本のテーマと感じます。一歩間違えば陰謀論と紙一重ではありますが、欧米のキレイゴトに惑わされては永遠に発展途上国、負け組に留めおかれるというお話です。