怨み怨まれ又誰かを怨む流し流され又誰かが流される。繰り返し私は何度も見てきた誰にも止められないわ | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

ミスの理由を、どこまでも誠実に分析し、いっさいの責任を自分の内側に求めた結果が、美代子への嫌悪という答えだったのだろう。究極の誠意は、結局、究極の悪意にたどりつくのか。


                                久坂部羊「まず石を投げよ」


医療ミス「自白」を問う久坂部羊
>久坂部さんは「医師は医療ミスを減らすことに懸命になっています。ですが、まったく別の側面として、発覚しなければ、殺人が可能です。医者の好き嫌いで患者が殺されたら……。それが発想の原点です」と語る。ドキッとさせられる視点だ。高校生の頃からドストエフスキーを愛読し、医師より小説家になりたかったという久坂部さん。今回は、医療ジャーナリズムやテレビ業界への取材も重ねた。(朝日新聞 2008年11月8日)


医療事故を巡り、医者の潜在意識としての悪意、、、好悪の情とマスコミが仕掛けるミルグラム実験が絡みいきwktkしていて一挙に読み上げたのですが収束で、昨今の風向きの変化によるものか、医療とマスコミの再生に対する希望のようなものが感じられてガッカリだよヽ(`Д´)ノ <プンプン(厚労省登場しないし)


【断 久坂部羊】「患者コミュニケーション学」を
>多くの医師は、自分の説明はわかりやすいと思っているが、一度、それを録音してみるといい。「キョケツ」「シンジュン」「エシ」など、呪文(じゅもん)のような単語が無造作に出てくることに気づくだろう。


「虚血」、「浸潤」、「壊死」と総理大臣に漢字クイズしてみたい一覧ですね。


>専門知識のある者が、一般人に説明するのは、そうとう高度なテクニックを要する。医師はそれを学ぶ機会がない。せいぜい研修医のころに、先輩医師の説明を横で見て、いい加減に学ぶだけだ。当然のことだが、患者はたいてい平常心ではない。性格も知的レベルも人生の背景もちがう。そういう患者に、病気や治療をわかりやすく説明し、なおかつ不要な不安を与えないのは、実は「至難の業」ではないか。医学部の講座として導入してもいいくらいの知識と経験と技術が必要だろう。医学生のうちに患者とのコミュニケーション技術を学ぶことは、その後の診療にもきっと有用なはずだ。(MSN産経 2008.11.23 03:24)


医療技術ではなくて、「コミュニケーション」の問題に過ぎないという若干上から嘲笑の混じった眼差しを感じるのは私だけ?そしてそのあるべきコミュニケーション(の困難さ)については、新作内で遺憾なく記されております。


【断 久坂部羊】医師に「社会的常識」はあるか
>少し前になるが、麻生首相が「医師は社会的常識がかなり欠落している人が多い」と発言して物議を醸した。首相の発言としては、もちろん不適切だが、私自身、医師の端くれとして、ある程度は当たっているなと思った。


医者に普通の人間としてそんなに頑張るなという反語的にしか読み取れません><


>二十代半ばでそういう環境になれば、いくら激務をこなし、命を預かる重責に耐え、医療ミスに対する緊張を持続させても、「社会的常識」は身につかないだろうもちろん社会的常識を備えた立派な医師もいる。しかし、どちらかと言えばそれは特例で、基準にしてはいけない。病気や障害という人の不幸を多く目の当たりにしながら、常に安全な場所にいることの多い医師は、ある種、人格形成には恵まれない職業である。(MSN産経 2008.12.6 02:34)


異常に高い倫理観は「社会的常識」ではないというね…医者よもっと楽になれと。

【断 久坂部羊】がんの治療は最後までしない
>先日、東大病院の放射線科が、がん患者や医師などを対象とした意識調査の結果を発表した。「望ましい死を迎えるのに必要なこと」という質問に対し、「最後まで病気と闘う」という回答は、患者の約8割に対し、医師は約2割だったという。


そこで「日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか」に繋がると。


>病室で白い壁に囲まれ、副作用の強い治療で苦しむより、元気のあるうちに温泉に行くとか、好きなことをしておいたほうがいいのにと、私などは思ってしまう。生きていくには希望が必要だ。しかし、その希望が「偽り」であっても、目をつぶってすがりつくのがいいのか。現実から逃げて、最後の最後に悶(もだ)え苦しむ末期がん患者を数多く見てきた私は、首をかしげざるを得ない。目を見開いて、現実を受け入れることはつらい。しかし、それができれば、最後に充実した日々を送れる可能性は高いのだが。(MSN産経 2009.1.24 03:35)


医療過誤訴訟問題などコミュニケーションの問題に過ぎないとある意味高をくくっておられるように、医療崩壊の処方箋は医師が頑張りすぎないことと、人生観の転換「ココロ」の在りようで解決しましょうと。悲惨な老後の提示によって、健康寿命と平均寿命の狭間を下方で埋めましょうと言う提案。


レセプト:オンライン請求、国を相手に提訴 医師ら「費用重く廃業も」 /神奈川
>訴状によると、厚労省は06年4月の省令で、原則11年3月末までにオンライン請求に切り替えるよう医療機関に義務づけた。原告の医師らは▽多額の初期費用を負担できず廃業に追い込まれる▽省令による義務は、国会を唯一の立法機関とする憲法に反する▽オンライン化により情報流出の危険にさらされ患者のプライバシー権を侵害する--と主張している。


ようやく「問題」になりました…しかも大規模(憲法)訴訟、時代は遷りました( TДT)


>提訴後の会見で、県保険医協会の入沢彰仁理事(58)は「医師不足の地区で病院がつぶれたら、国民は幸福なのか。国民の健康を考えると許されるものではない」と訴えた。同協会は06年からオンライン義務化を問題視し昨年、全国の医師らに提訴を呼びかけた。第2次提訴も予定しており原告は計約1200人に達する見込み。全国の保険医協会が医師らに尋ねたアンケートでは義務化により、医師の12・2%、歯科医師の7・2%が廃業すると回答。厚労省は「訴状を確認していないのでコメントは差し控えたい」としている。(毎日新聞 2009年1月22日 地方版)


以前からメモしている ように、問題は下線部の通り、これが地方の医療崩壊に拍車をかけるということです。


5 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/01/16(金) 08:52:10 ID:PqV2R+Ww
保険診療を継続できない医療機関が出てくることが想定されってこれを想定してのケッテイでしょw
医療機関を少なくしたいんだよ<厚生省


…そう思います。


27 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/01/16(金) 11:05:42 ID:KNVP42gz
60代から80代の爺医が僻地医療を支えてたのにそれを破壊するって話でしょ。


「医師は応召義務を果たしていない」、ネットで物議
>「医師は応召義務を果たしていない」「医師は被害者意識を捨てよ」―。
昨年12月、NPO法人(特定非営利活動法人)「日本医療政策機構」のホームページに掲載された信友浩一氏(九大教授)の緊急提言がインターネット上の掲示板や医師ブログなどで物議を醸している。信友氏の「医師は、医療業務を独占していながら、応召義務を果たしていない。これが医療のもっとも本質的な問題だ」との主張に対し、ネットの掲示板には、「医療政策を提言する立場の人間が精神論を語ることに絶望する」などの書き込みが殺到している。


まさにメモしたカキコミにあった通り、信友浩一中将の印パール作戦としかいいようのない代物です。そして、牟田口と同じくこいつも予想通り戦線が悪化したら自分だけ逃げ出すのでしょう。


>発言者の信友氏は、九大大学院医学研究院で「医療システム学分野」の教授を務めている。「医療政策課題にまつわる5つのキーワード」として信友氏は、▽医師は応召義務を果たしていない▽「いまあるもの」で何とかするのが医療だ▽医師は被害者意識を捨てよ▽数値と事実で議論を▽医師も弁護士型の専門家集団にすべき▽「医療理念法」(の制定)を―の5つを挙げている。


一体、今の世界一といっても過言ではないほど成功している(医師の自己犠牲の精神の下)日本の医療システムについて、さらに精神論を注入するってどんなギャグですか?


>「『いまあるもの』で何とかするのが医療だ。医師が不足していようが多かろうが、
今いる人員でどうにかする。それが医療の大原則である」と主張。「満床だから」との理由で受け入れを断ることに対しては、「なぜ、許されるのか。そんな習慣をつけたのは誰か。医師たる者が、業務を独占しながら、応召義務を果たさない。いつ、医師の神経は麻痺したのだろうか」と苦言を呈している。「少なくても、私たちの世代、団塊の世代までは、そんなことはなかったと記憶している」とした上で、「たぶん我々の10歳年下からの世代から、そういう習慣ができ上がっていった。そんな気がしている」と述べている。


. ... ....:: ::: ::::;;;*。+ _、_゚ + ・
   Λ_Λ_・.(<_,` )_゚ ・  こんなところでも「三丁目の夕日症候群」
  /,'≡ヽ::)m)V _ n   l  *  俗流若者論を拝むことになろうとはね…。
 ゙̄-' ̄`--´ ̄ ̄E_ ).ノ ̄ ̄


加熱する医療側と患者側との議論に拍車をかけているのは、今回の緊急提言だけではない。昨年12月に出版された「ネットで暴走する医師たち」(鳥集徹著、WAVE出版)では、医療事故が法廷で争われた奈良県立大淀病院事件、杏林大学割り箸事件、福島県立大野病院事件などについて、医師と思われる人がネット上の掲示板などで遺族らを「誹謗中傷している」と激しく批判している。さらに同書では、「ネット公論の危険性」を指摘し、医師らが匿名で書き込むことを非難している。書籍のオンライン通販サイト「Amazon」では、同書に対するコメントが1月16日現在で209件寄せられており、その多くが同書に批判的な内容になっている。(医療介護CBニュース 1.16)


「ネットで暴走する医師たち」 …えーっと一体誰がレビューを書いているんでしょうね<(*^ー^)マイッタマイッタ


41 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/01/16(金) 15:51:15 ID:obxa/zz0
こんなブログがあった(´・ω・`)

牟田口中将あらわる 「医師は被害者意識を捨てよ」 信友 浩一 九州大学大学院医学研究院医療システム学分野教授
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-569.html


普通にお読みください、詳細に全面的にツッコミが展開されております。


67 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/01/16(金) 16:07:31 ID:Vg3xrTd/
医師法第十九条  診療に従事する医師は、診察治療の求があつた場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。


勤務医の勤務実態は労働基準法違反そのものだし、過疎地ならばなおさらでだろ。そういった「労働基準法違反」な職場を避ける事って、明らかに「正当な事由」なだし、「自分の施設が満床だったら断る」ってのも、満床で無理に患者を受け入れて患者に不具合が生じると刑事訴追されるんだから、これも「正当な事由」による受け入れ回避だろ。


71 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/01/16(金) 16:11:23 ID:sA3SqgfF
>>67
専門バカというか牟田口タイプの人間でしょう
システムがうまくいかないときは精神論でカバーする人


精神論で回っていたシステムが悲鳴をあげているだけなのにね。


80 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/01/16(金) 16:17:12 ID:5NwvH1qJ
今まではこの人が言うような精神論で持ちこたえてきたが、

近年の医療費抑制政策や新しい臨床研修医制度でうまく行かなくなったんだろ

この人は官僚の意見を代弁しているような物だ
国の責任でなくて医者が悪いと言って居るんだよ


加えて、マスゴミが煽る体感医療不安に基づく医療過誤訴訟や説明責任の重さですな。


89 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/01/16(金) 16:28:19 ID:buCt3+C3
診療に従事する医師は,診察・治療の求めがあった場合には,正当な事由がなければこれを拒むことはできない。 (医師法第19条第1項)
▼正当な事由とならない場合-昭和24年厚生省医務局長通達

* 医療報酬の不払いがある
* 診療時間外である
* 近辺に診療に従事する医師または歯科医師がいない
* 天候の不良,ただし往診の不可能な場合を除く
* 医師の標榜する診療科以外に属する疾病


・・・・わけがわかりません。


205 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/01/16(金) 17:44:33 ID:1/Aawwg9
この人、医者なのになんでこんなこと言うんだろう。


208 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/01/16(金) 17:45:58 ID:cvBZOits
>>205
ヒント:◆信友 浩一(のぶとも こういち)

【 現 職 】
九州大学医学部 医療システム学教室 教授

【主な経歴】
1971年九州大学医学部卒業。近畿中央病院、国鉄産業医等を経て
厚生労働省入省。国立医療病院管理研究所医療政策研究部長、
国立循環器病センター運営部長等を経て現職。
福岡県県立病院改革小委員会委員長等、外部委員を多数務める。

医者ならすぐピンと来る素晴らしい経歴www


ヒントじゃなくて回答ですけどね。

246 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/01/16(金) 18:06:32 ID:0blyVdHL
スレッガー・ロウさん  「悲しいけど医療、崩壊なのよね!」
ギレン・ザビさん    「老いたな厚労省… 時、既に遅いのだがな…」
キシリア・ザビさん   (医師殺しの施策が…)
ガルマ・ザビさん    「院長!? 謀ったな!!」
ドズル・ザビさん    「フフフフ、こうも簡単に伏死魔が落ちるとはな!」
デギン・ゾド・ザビさん 「ギネ医は監督官庁に殺されたのだぞ…」
コン・スコンさん     「バカな!? 12人の急患が3分で!?」
ブライト・ノアさん    「何を言うかっ! 医療の崩壊を目論む行政が、何を言うか!」
カイ・シデンさん     「そそっかしいからよ!こういう時は満床で丁度いいのよね。」
リュウ・ホセイさん   「これで無事故だったら、オメデトウってところだな…」
ハヤト・コバヤシさん  「ウウッ、強産婦がっ、強産婦が来る~!」
セイラ・マスさん     「医者がそんなに便利になれるワケ…ない…」
フラウ・ボウさん     「自分のやった医療に自惚れられない医師会なんて嫌いよ。」
ミライ・ヤシマさん    「産科もそうだけど、小児科もうまくいっていないようね。」
カツ・レツ・キッカさん  「超、危機」「そう、超危機」「はぁ~い、そこで真っ逆さま!」
ランバ・ラルさん     「訴訟に敗れるというのは、こういう事だぁ~!」
ララァ・スンさん     「原告が勝つわ」
シャア・アズナブルさん 「認めたくないものだな… 自責以外の、バカな司法の過ちというものを…」
アムロ・レイさん    「逃散… 酸素欠乏症に関わる前に…」


1000 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/01/17(土) 16:41:19 ID:gfdFQkHw
来月国家試験の医学生が1000ゲット
俺の研修が終わる頃には保険診療続けるのか止めるのか結論出て欲しいな
あと後期高齢者医療制度もね


頑張れ♪


最貧国は先進国の300倍超=出産の死亡率-ユニセフ
>国連児童基金(ユニセフ)は15日、2009年版の世界子供白書を発表し、最貧国の女性が妊娠に関連した合併症や出産で死亡する割合は先進国の300倍以上に達し、妊娠・出産の全期間を通じた継続的な母子健康管理の普及が必要だと呼び掛けた。白書によれば、最貧国では女性の24人に1人が妊娠・出産の際に死亡するが、先進国では8000人に1人。最悪はニジェールの7人に1人で、ワースト10のうち9カ国がアフリカだった。また、05年中に妊娠・出産に関連して命を落とした女性53万6000人のうち、約99%が途上国の住民で、南北格差は深刻だ。(時事通信 2009/01/15-17:41)


逆に日本は余りにも産科医が優秀すぎて、出産は安全なものという国民に「甘え」が発生しているのかもしれませんね。もっと危険なものという認識が広がれば、無事産まれたという奇跡をそれこそCLANNADのように噛み締められるかも。


以下 アニメ感想
「地獄少女三鼎」第16話

ロリコン死すべしですか(苦笑) 私最後は彼女は報復としてあの無垢な幼子を地獄に流すのではないかと思ったのですが、さすがにそこまではなかったかw


「鉄腕バーディーDECODE02」第3話

早送り視聴。


「鋼鉄のレギオス」第3話

???未だに世界がどうなっているのかよく分からない。

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