地球温暖化論についに参戦、中西準子御大の温暖化「対策」懐疑論者宣言♪ | あざみの効用

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或いは共生新党残党が棲まう地

改造内閣は二枚舌変節漢野田聖子が入閣したという時点で支持要素ゼロ。鳩山法相退任も後釜が安定感あるし、司法の問題点を浮き上がらせるという点では逆によろしくないでしょうしね。2007-08-01 にメモしたように日頃宗主国があーだ、こーだ言うならこういう誤認逮捕の懲罰も宗主国並みにしようよ。あとは100スレはとうに超えたけれど新刊でないorz


温暖化懐疑本の論理構造
B君:地球が本当に温暖化したら、責任をどこまで取ってくれますか、と聞きたい。それに具体的に、答えてくれるのであれば、それはそれで。

A君:どんな答えを期待しているんですか。

B君:例えば、懐疑本の売上のお陰を含めて遺産を残したとしたら、遺言の中に、「もしも2050年に人為的な原因による温暖化が確実に顕在化していたら、遺産のすべては途上国に寄付する」、といったもので良い。


なんというみみっちい話なんでしょう。暴走する温暖化論のおかげで空気買う羽目になったり、世界の飢餓・貧困を助長するバイオエタノールなどという穀物の無駄遣いが横行したりといったことの責任は温暖化の危機を煽った人間の誰が連帯保証人になっているんですか?


温暖化懐疑論と新聞報道
A君:日本がこの時期になって、懐疑論が出たことに関しては、こんな本質的な記述がありますね。「日本でメディアをにぎわしている異論のほとんどは、地球科学とも気象学とも無縁の門外漢の学者の言説である」。

B君:日本の温暖化懐疑論が勢いを得たのは、明らかに別の理由だ。この点への武田邦彦氏の貢献は非常に大きいと言わなければならない。これまで、環境問題でなぜウソがまかり通るかといったことで本を書いて、それがそんなに本が売れると思った人は居なかった。実際のところ、反温暖化論についても、かなり昔から多くの本があったのだが、そんな本を読む人の感性にぴったりの内容と文章表現を適切に選択できる著者が居なかったために、売れたものはほぼ皆無だった。


武田教授に対する批判は本が売れたことに嫉妬としか思えませんが、それはさておき赤祖父教授や丸山教授を門外漢とはよくもいえたものですね。赤祖父教授はその著書の前書きで私をオーロラ専門家の門外漢と称されることに対して痛烈な皮肉を述べておられます。


などという安井氏の主張(A・B君って脳内身代わり代弁者でないとしても、対談として同調しているわけだし)にさすがに頭を傾げていたところに、池田教授 そしてfinalvent さんと普段から読んでいるブログ主の方々の続けざまのコメントを見てある種私の違和感について確信を深めました。安井氏信頼に値せずと。


国連でもクールビズ=1カ月でCO2排出300トン削減
>国連は30日、冷房温度を上げて軽装を励行する「クールビズ」の国連版「クールUN」を来月試験的に導入すると発表した。潘基文事務総長がクールビズ先進国の日本や韓国の取り組みを参考に実施を後押しし、自身もノーネクタイで執務に臨むという。これを受け、事務局棟の設定温度は22.2度から25度に、会議室などは21.1度から23.9度に引き上げられる。国連はこれにより、1カ月で二酸化炭素(CO2)の排出量を約300トン削減でき、約10万ドル(約1080万円)の経費節減にもつながると試算。(時事通信 7.31)


バカの輸出キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!バカの壁はことエコの世界には存在しないみたいです、羨ましいですね(棒読み)。こんなほとんど無意味なことで盛り上がれるって国連って暇な組織なんだろうか?


クールビズ「28度では能率低下」…日本建築学会調査
>日本建築学会は06年から科学的検証を進めてきた。神奈川県の電話交換手100人を対象に1年間かけた調査では、室温が25度から1度上がるごとに作業効率が2%ずつ低下した東京都内の官庁のオフィスではクールビズを導入後、消費電力が以前より11・9%減ったが、調査すると、室温にムラがあり、30度に達する席もあって働く人の不満は高かった。3~6席に1台の大型扇風機を運転すれば、体感温度が下がって能率は維持され、電力消費は以前の10・2%減と、さほど変わらなかった。


作業効率が落ちてその分残業なりして労働時間が延びたら室温を下げることによる成果(笑)となりますね。まあ、普通に空調と同時に扇風機回すといいみたいよとおばあちゃんの知恵袋的なものでいいんじゃないですか?


>チームの田辺新一・早稲田大教授(建築環境学)が、平均賃金などから試算すると、冷房の設定が25度の場合と比べ、軽装のみでは、能率低下で期間中、オフィス1平方メートルあたり約1万3000円の損失が出る。(2008年7月18日 読売新聞)


まあ、所詮この程度の損失、温暖化対策全体から見たら雀の涙みたいなものですがって何のフォローにもなりませんねw


7 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/07/18(金) 14:54:12 ID:Kkoji8wF
ガリガリくん食いながらだと確かに効率落ちるな


ガリガリ君今日だけで一箱開けました!


205 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/07/18(金) 19:06:43 ID:F7HbbWAX
>室温が25度から1度上がるごとに作業効率が2%ずつ低下した。

28度と言うことは、3度×2%=6%・・・
チーム-6%とは作業効率を-6%する事だったんだ!


(;゚д゚) (゚д゚;(゚д゚;)な、なんだってー!?


207 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/07/18(金) 19:09:41 ID:suq3ZDVp
何故かエアコンの話になると苦労話やゆとり叩きが始まるよな
エアコンのコンはコンプレックスのコンですか?

28度が適温というのは嘘臭い
外気温マイナス何度、みたいな決め方のほうがいいんじゃないの?
外が40度で28度の部屋に入ったら温度差で体調崩せるよ


273 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/07/18(金) 23:08:22 ID:ncmKmhBe
サーバールームが涼しすぎるどうにかならないかと総務の課長に文句言われるんだが正直事故か何かで死んで欲しい


275 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/07/19(土) 00:04:21 ID:90Af3TQt
>>273
「あなたがサーバーを落とす責任が取れるならクーラー止めます」って社会人語で言えばいいさw


280 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/07/19(土) 00:40:52 ID:gg/C/267
>>275
あなたの家ほど冷えてませんって言ってやったw
書類の塊で殴られた


社会人語で無難になんと返せばいいのかわかりません><


CO2削減:排出量削減の義務付け、都が制度理解へ説明会 /東京
>都環境局は25日、二酸化炭素(CO2)の排出量削減を2010年度から義務付ける大規模事業所への新制度説明会を都庁で開いた。大規模事業所やテナントビルの関係者約900人が参加。同局の担当者は「制度を正しく理解し、スムーズに対策に取り組んでほしい」と呼びかけた。

考えなしにまーた石原が都が国に先んずるとかいって始めたやつですね、はぁ~。税金つかってクルーザーで観光旅行した小笠原諸島で村長か何かになってそのまま帰ってこなければいいのに。


>義務付けの対象は、原油換算で年間1500キロリットル以上のエネルギーを使う約1300事業所。テナントビルの場合は、基本的にオーナーが対象になる。自力で義務量を削減できなければ、余分に削減した事業所からその分を買い取れる排出量取引制度も導入する。また、エネルギー使用量が一定規模以上の中小規模事業所に対してはCO2排出量の報告制度が導入される。(毎日新聞 7.26)


NHKスペシャルでの森ビルの方の試算ではこのままだと一日あたりのビル稼働時間を3時間減らさないといけないらしいですね。世界での市場を一日中監視しなければならない金融機関涙目。こういう損害も温暖化対策被害としてきちんと算出しておいてほしいものです。


築地市場移転問題 都議選の争点にも
>最終報告書で専門家会議は、地下2メートルまでの土壌をすべて入れ替え、同2メートルを超える汚染土壌を環境基準以下に処理することなどを要求。これらの対策実施により「人の健康や生鮮食料品に影響を及ぼす可能性は低い」とし、報告書を都に提出した。

2メートルまですべて入れ替えるということがもうよくわかりません。別に土地に生鮮食品を直置きする訳でも、市場内の地面を舗装しないわけでもないのだからそこまでやる必要あるの?それとも有機農法かなんかの宣伝みたいに土でも食うの?


>これを受けて都は、土壌対策の内容を9月開会の都議会までにまとめる方針。焦点の汚染対策費については当初、670億円と見込んだが、一連の調査で高濃度の有害物質が検出され、新たな対策を実施する必要性から1000億円を超えるとみられる。都は早急に具体的な工法の選定に着手する。一方、多額の汚染対策費投入を要する移転問題をめぐって都議会では、与党の自民が賛成、共産が反対し、民主が慎重な姿勢。そんななかで、与党の公明が6月開会の都議会で「移転ありきの議論はやめて再検討が不可欠」と自民とは違う立場を示すなど、来夏の都議選を見据えた移転論議が今後、本格化していきそうだ。(MSN産経 7.26)


新銀行東京やら第三セクターと同じ、こいつの計画なんて壮大にぶちあげるだけでいざ蓋開けたらこんなのばっかり。都知事選で折角黒川党首が争点化しようとしたのに無視して石原なんかを当選させた都民ざまーみろm9(^Д^)プギャー!…空しいorz


14 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/07/26(土) 21:35:30 ID:NDNfv6Jb
なんでここまでやって移転する必要があるの?
築地の下に徳川埋蔵金でも埋まってるの?


47 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/07/27(日) 00:12:58 ID:QZgUyoiu
朝日新聞を豊洲に移転して、今の朝日新聞本社に市場を広げればいいんじゃないか?


天才現る!


そして温暖化「対策」問題に関してこれまでもなんどもその登場を待ち焦がれていました中西準子教授が参戦宣言されたので謹んで発言を抜粋してメモさせていただきます!!!


環境問題ブームに騙されるな!中西準子・養老孟司対談(中央公論2008.7)


中西(敬称略)
>どんなことにもリスクは必ずあるのに、都合の悪いことが起きるとすぐ何かのせいにしますよね。雨がしばらく降らなかったら温暖化のせいで、雨が降っても温暖化のせい。寒くても暑くても、温暖化だからと言われる。本来の「自然」の姿を忘れて、いつのまにか、コントロールできる、自分たちのためにあるものだと思ってしまっているんです。

どうみても古館のことです、ありがとうございました。


中西
>少し前までは自然のものはいいという感じだったのが、鳥インフルエンザの問題が出てきてから、何でもかんでも消毒するようになりましたね。無添加が一番いいといわれていたのに、今では地鶏なんかむしろ危ない、ブロイラーのほうが安全だとかいわれる。最近、野菜工場というのが流行っているんですよ。閉鎖された空間で野菜を作れば、土壌に菌もいない、虫も鳥も来ないということで、歓迎されている。自然崇拝かと思っていたら、今度はいきなり自然はダメで、野菜工場のようなものがいいという流れになった。


食糧問題に関して本当にマスゴミは無駄な不安を煽りすぎです。一方で農業や漁業といった真の食糧問題についてはろくすっぽとりあげないし。


養老
>実際に減らすと、急速に流入が起こるんですよ。


中西
>日本だけで存在しているわけじゃないから、そうなりますね。なかなか人口問題は難しい。でも、環境問題と人口問題の関係は、もっと論じないといけないですよね。


養老
>いまでもその系統の学者は残っています。『銃・病原菌・鉄』や『文明崩壊』で有名なジャレド・ダイアモンドは、太平洋の島々を調べ、イースター島のように文明が滅びたところとそうではなかったところとは何が違うのか、分析をしている。そこで大きな要因としてあげているのは、やはり人口です。例えば彼は、オーストラリアの適正人口という話をしています。そこでは800万と書いてある。これは1970年ごろの人口ですよ。現在はその2.5倍です。オーストラリアが旱魃だといわれていますが、もともと年間雨量が50ミリしかないところで人口が2.5倍になったので、無理に農地をつくり、灌漑用水が払拭している。そこに多少大きな旱魃が来れば、当然大問題になりますよ。だから適正人口というものを本気で考えたほうがいい。


地球環境はおいておくとして、地域レベルの環境問題はつまるところ人口問題と、古代文明の盛衰を思い起こせばいいですよね。現代でもツバル やらアフリカの類はそれだけのことでしょ?


中西
>ゴアの『不都合な真実』を読んでも、人口問題も論じていないし、石油の枯渇も考えていないから、何をもって環境問題の解決策と考えているのか、よくわからない。私たちの研究所は、代替エネルギーを一所懸命研究していますが、エネルギー効率を考えると、すぐに使えそうなものは本当に少ない。


環境原理主義者の頭の中ではきっとくるくると風車が回って、さんさんと太陽が照らしているんじゃないですか?


中西
>冷凍食品というのは、何十もの素材が入っていて、調理までほかの人に任せてしまって、それを食べるという話でしょう。そうすると一定のリスクがあるのは当たり前です。生産地、原産地を書かせたら、どこかで間違いが出てくるに決まっています
そうすると偽装だということになって、回収されて捨ててしまうとか、そういうことの繰り返しのような気がするんですね。


そんな当たり前のことがわからない人は肥料まで含めて自給自足すればいいんじゃないですか?(投槍)


中西
>温暖化の問題に熱心な人は、執拗に懐疑論者を叩いている。養老先生も懐疑論者に入るのかもしれませんが。私自身、環境問題についてはよくわからないことも多くて、ある程度は温暖化の影響もあるかもしれない、だから温暖化対策はある程度はやりましょう、と。そして、この政策、この対策は効率がいいですか、みんなに変な影響を与えないですか、そういうことを調べて進めるのがいいと思っています。


まさに費用対効果の部分ですよね。温暖化の是非について考えることを保留するとしても少なくとも対策は十分に俎上に乗せられ、そこはむしろ環境リスク学あるいは、経済学者の方のほうが(ちょうど池田教授も安井氏に反論する形で書かれていますが)専門分野として語る資格がでてきますね♪


中西準子教授 雑感433-2008.6.16「中央公論での養老孟司さんとの対談を終わって」
>石油に代わるエネルギー源の開発は大切なことで、それが、温暖化対策にもなるので、それ自体は悪いことではないし、日本も将来を考えて、そういう技術開発をすべきである。しかし、代替エネルギー源開発ということを隠しつつ、温暖化対策としてのみ宣伝して進めるのはフェアーじゃないし、このために、温暖化対策と称して行われる対策が、真に温暖化対策にはならないという問題が大きくなりつつあると思う。

また、環境問題が、本当の環境保全のためではなく、何か別の目的を隠すために使われるということが続くと、環境問題の尊厳さが失われてしまうのが、私としてはとてもいやだ


今まで真面目に環境問題に取り組み、そして高度経済成長化で汚染された日本を今日あるまでに回復させてこられた方々への侮辱です。


>温暖化問題を大声で主張する人々は、温暖化懐疑派がいてどうのこうのと、しばしば言う。懐疑派のことがゴアさんの本にも出てくる。「養老さんも、懐疑論者と見られているのでは!」と振ったら、いい笑顔で笑っていたが。不確実なことははっきりしているので、科学的な論争は是非続けてほしい。伊藤公紀さん(横国大教授)のように、逆風の中で、今言われている温暖化のメカニズムについて、勉強し、反論している人を個人的に尊敬もしている


ここでも渡辺教授が無視されているorzということはさておき、くどいほどに何度もとりあげている「地球温暖化論のウソとワナ」について中西教授からもお墨付きをいただきましたヽ( ^▽^)ノ あと懐疑、否定派というレッテルについて赤祖父教授はそれは単なる反論ですときっぱりと述べておられます。


>温暖化対策と言われるものが、本当に二酸化炭素排出削減という点で効果が上がるのか、また、二酸化炭素排出削減対策が、他のエネルギーを多く消費することになっていないか、別の環境問題を引き起こすのではないかについては、自分でも十分検討できるので、ここは頑張って目を光らせていこうと思っている。私は、温暖化懐疑論者ではないが、こういう意味では、温暖化対策懐疑論者かもしれない。


私なぞが様々なところから掻き集めている温暖化対策という善意か何かしりませんが引き起こしている喜劇、悲劇としかいいようがないニュースの数々も温暖化「対策」懐疑といえば懐疑ですが、私はそれ以前の温暖化そのものへの懐疑(ほとんど否定ですか?(笑))も未だ拭い捨ててはいません。

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