耳をすませば・・医療崩壊の足音が聞こえる | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

『日本の国民医療費が33兆円を超えて、大きな問題となっているのは周知の通りです。中でも終末期といわれる死の直前の医療費が大きな負担となっています。統計によって異なりますが終末期医療費が全老人医療費の20%を占めるとか、国民一人が一生に使う医療費の約半分が死の直前二ヶ月に使われるという報告があります。』

                  久坂部羊「日本人の死に時」


空論かざさず福祉現場へ
>目の前にいる同じ男性は、語り口こそよどみなかったが、言葉の端々に謙遜(けんそん)と反省の色を漂わせていた。刑期を終えたのは、5年も前だというのに。「この感覚は、ずっとついて回るんじゃないでしょうか。それでいいと思うんですよ」

マスコミの方をして反省はもう十分なのにと認めた稀有な例となりました!!!

>刑務所には、福祉の網からこぼれ、生きるために盗みや無銭飲食などの罪を繰り返してしまう障害者たちもいる。山本は、彼らを集めた「寮内工場」の指導補助として、排せつまで面倒をみた。議員時代は、福祉に力を注いでいるつもりでいたが、実情を知らずに空論を振りかざしていたことを恥じた

アマゾンレビューに近いことを書いておいてなんですが、彼に恥じられては、今、福祉について語れる否語る資格のある議員など皆無、絶無なんですが…。

最初にこのような話から始めたのは、コメント 医療・福祉問題さま を頂いた記事について書くにあたって分を弁えよということを自分自身に釘をさしたいから。私なんてそれこそ幻冬舎が新書に参入した記念というか、最初に並んだ本の中から偶然見つけた久坂部先生の著書をきっかけに興味持ったという付け焼刃程度の知識です。

それでも断片的な情報を集めれば集めるほどに今起こりつつあることが「医療・福祉・介護」といった福祉の底抜けなことは分かります。私は基本的に他人のことなど興味ないし、はっきりいって厚労省のシビリアンコントロールに関しては、さんざんぱら若者を喰い物、バッシングしてきた団塊前後世代がのたうちまわるだけなので、むしろざまーみろという類の問題であるはずなのですが…違うと思うんです。おそらく一度切り下がった、国家が責任放棄した部分は「財政上の理由」から二度と戻らないと思います(景気回復しても雇用環境はともかく労働環境が一向に改善しないようにね)。つまり、数十年後に自分が公的サービスを必要とするようになっても…という話です。

最近、ちょっとメモしていることの天秤が俗に言うところの「左」にバランスが崩れているような、指向性がまた変わってきているようなことは分かっていますが、後から振り返ったときに「潮目」に何があったかということを同時代的記録としてせめて残しておきたい(←既に敗け戦モード)と思ったということです。

【コラム・断 久坂部羊】五感を磨くしかない
>ミートホープ社の偽牛肉コロッケ問題に引き続き、日本ライス社の偽ブランド米事件では、社長が逮捕・起訴された。「コシヒカリ100%」などと表示して、古米やくず米を混ぜていたというのだ。なぜ偽ブランドが出回るのか。それは偽物でもありがたがる人がいるからだ。食べ物に限らず、靴でも服でも時計でも、世に偽ブランドはあふれている。自分で品質を確かめず、ブランド名に頼る消費者が多いから仕方がない

久坂部先生のこの種の提言は総て医療に置き換えましょう!→(例)世に偽ニュースはあふれている。自分でニュースの真偽を確かめずにマスコミ名に頼る市民が多いから(医療崩壊も)仕方がない'`,、('∀`) '`,、

ブランド品がありがたがられるのは、安心感のせいもあるだろう。食べ物なら、このブランドならおいしいという安心感。本来は、おいしいからブランド品になるはずなのに、ブランド品だからおいしいになっている。だから、偽ブランドとわかったとたん「まずい」となる。これでは本末転倒だ。ブランド信仰から抜け出すためには、自分の五感を磨くしかない。まずは自分の味覚を信じること。表示に頼らず、自分の舌で判断する。うまいと思えばブランド品でなくても買い、まずければ、ブランド品でも買わない。そういう消費者が増えれば、偽ブランド業者は自然に消えるだろう。偽ブランド米も発覚前から、「臭い」「まずい」などの苦情が寄せられていたそうだ。五感の鋭い消費者はいるのだ

→(例)マスゴミニュースが信じられるのは、単にどこどこ新聞、テレビが報じているからという安心感があるのだろう。本来は信用できる情報を流すからどこどこは信頼できるとなるはずなのに逆になっている。だから、いったんTBSやアカヒのようなことをすれば、どこどこが報じることは全部間違っているとなるがそれも違う。(中略)マスゴミ洗脳から抜け出すには、医療過誤のニュースもそうだが、自分でニュースをそれなりに調べ判断してみる。特定のマスゴミ論調を鵜呑みにしないことが大事で、既にそのようなことをしているメディアリテラシーの高い市民はいる(たとえばネットなどに)。

五感を磨くことは、健康にも通じる。自分の体調に敏感になり、病気の早期発見にも役立つ。下らない健康情報に振り回されることもなくなり、体に何が必要かも自分で判断できるようになる。表示にばかり頼って五感を鈍らせていると、まがいもの入りの肉まんを食べても、きっとわからない。(産経新聞 07/07/20)

ここはあえて訳さないけれど、既に久坂部先生は世論の目覚めを待つというよりも、諦め、「自己責任」の範囲でできること「逆転の発想(AAry)」の提示になっているのがどうにもやりきれない部分です。


以下 医療崩壊関連ニュース寄せ集め(長いので特に興味ない人はここから下はいいです)

歯医者もワーキングプア?…「月給25万」から「夜逃げ」まで
>背景には歯科診療所の過剰がある。厚生労働省によれば、医療診療所の数は6万7,441件(2006年調べ)。全国に4万店舗あるといわれるコンビニエンスストアの数をはるかに上回っている。「コンビニよりも歯医者が多い」とは歯科医師からすれば「常識」だ

なぜ歯医者が多くなったか?それは歯科医が美味しいと思われた時期があったから(収入、医療過誤など)。今後は眼科や内科が増えるんじゃないですか?(投げやり)

>こうした過剰な歯科医師の数が、歯科医師に「格差」をもたらし始めている。厚労省が公表している「医療経済実態調査」によると、05年6月時点での個人歯科診療所の差額収支(医業収入から費用を引いた実質的な収入)は月当たり約135万円。個人歯科診療所の歯科医師数は平均1.2人。単純計算で月給100万円ほどになるが、これに歯科衛生士・事務職員などを加えれば、個人歯科診療所の構成員は4.2人が全国平均。歯科医の収入は100万から大きく遠のく

単純平均にすると見えにくいですが、おそらく分散を考えて上位と下位の乖離でもって平均人はあまりいないんじゃないですか?(と街中の歯科医などを覗くと思います)

>さらに、経済誌「月刊東洋経済」は、この「医療経済実態調査」に『歯科医療白書』の分析を加え「5人に1人の月間所得は25万円程度」「100人中5人は所得ゼロ」であることを明らかにしている。つまり、20人に一人は「ワーキングプア」、5人に1人はそれに近い状態というわけだ。(j-cast 2007/07/22)

所得ゼロはワーキングプアじゃありません><

5 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/07/23(月) 15:39:46 ID:uXtwZfpI0
歯医者は敗者

13 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/07/23(月) 15:40:57 ID:yFdPP78w0
>>5
歯科医師が怖いぞ

15 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/07/23(月) 15:41:12 ID:ixtYtVh60
歯医者さん止めて自動車修理工場始めました。
廃車つながりです。

二番目がうまいと個人的には思いましたw

363 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/07/23(月) 17:26:40 ID:KiQrtlTJ0
歯科医師会6万5000人の内1年の自殺者33名、日本全体に対しての自殺者3万人と比較して国内平均の2倍

ポスドクほどじゃないですね…(って前の記事でメモした100人のポスドク村の元データはどこなんだろう?)

446 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/07/23(月) 17:48:44 ID:kQHhw17I0
リアル歯医者さんに質問。

歯列矯正が自由診療な件に関して、如何お考えですか?保険適用で敷居が低くなれば、虫歯の発生も軽減できて医療保険の削減になると思うんですが?

452 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/07/23(月) 17:50:44 ID:KiQrtlTJ0
>>446
医療保険の増加は以下の老人の医療費。歯科は20年前から医療費は変わってない。医科は老人に占める医療費の増加によってうなぎのぼり、歯科は総医療費に閉める割合が8%、歯科の歯糞みたいな保険点数をけずって医療費削減なんて効果あると思う?今でさえ歯糞なみの保険点数なのに

そこでトラバいただいた「後期高齢者医療制度」の出番ですねorz

496 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/07/23(月) 18:02:21 ID:KiQrtlTJ0
勤務医の歯医者の一般的な特徴
ボーナスなし
退職金なし
40歳くらいで辞めないといけない←これ重要
その後5000万円(銀行に借りる)かけて自分の医院を開業、私立なら学費に3000万(親の金)
そして42歳くらいには廃院して自殺

781 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/07/23(月) 20:38:39 ID:qis3T92GO
月収25万円でワーキングプアなら、職安の求人はどうなるの?月収13万円~18万円、年間休日80日、賞与、昇給無しとか、そんなんしか無いぞ。手取り15万円で勝ち組。

785 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/07/23(月) 20:41:49 ID:Lmlkk9Sp0
>>781
その月収のために5000万ほど親を連帯保証人にして借金を借りるわけですよ。歯科医師会6万5000人に対して1年に33人が自殺していて日本全体の2倍の自殺者という時点でなんとなく分かりませんか?

自治体病院の74%、赤字予想 診療報酬下げなど影響
>自治体病院の74.4%が06年度決算で経常赤字になる見通しであることが、全国自治体病院協議会の調査でわかった。前年同期の63.4%から大幅に増え、年末に確定する決算では、赤字の割合が過去最大だった73年度の70.4%を超える可能性が高いという。06年4月の診療報酬引き下げに加え、医師不足に伴う患者離れが経営悪化に拍車をかけている実態がうかがえる。

>調査対象は都道府県立や市町村立など954病院で、503病院(52.7%)から回答を得た。回答した病院全体では、総収益が前年度決算比1.7%減となり、総費用はほぼ横ばいだったため、収支が悪化。80病院が前年度の黒字から赤字に転落する一方、赤字から黒字になるのは20病院にとどまった。(朝日新聞 7.19)

そこで病院の株式会社化→リストラ+医者も非正規雇用化ですよ!(BJみたいな特殊な事例を言挙げして派遣の規制緩和でしょ)

10 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/19(木) 11:57:49 ID:z5Cds56m
言っとくが医師不足だから病院が赤字になったのではない

医療費抑制政策のために医師の養成を減らし、そして総医療費を減らして満足な検査器具も買えず人も雇えなくなった。そこに新臨床研修制度が追い打ちを掛けたので医療崩壊したんだよ。

原因は政府と官僚の失政だ。イギリスのように完全崩壊しなくては国は失政を認めないだろうがな

ひとつ違うのは失政ではないということだよね、官僚は確信犯でしょorz

17 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/19(木) 12:48:24 ID:NFE9rGNL
そもそもなぜ赤字じゃいけないの。公的サービスが赤字なのは当然だろ。是非必要なものなら税金上げて賄えばいいんじゃね。公務員は存在するだけで人件費がかかり赤字になるのに、病院の赤字はだめなんて、役人に言いくるめられてないか。なにを残し、なにを削るのかの優先順位を市民に問うべき。その上で病院が不要ということであれば、躊躇無く潰せばよい。

18 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/19(木) 12:53:07 ID:z5Cds56m
>>17
あんたの言うとおり 間違いない。でも現状は消防署や警察署の経費は赤字と言わないが公立病院のそれは赤字と言う

そもそも医療をサービス業に分類したヤツが悪い。医療は医療で別分野にするべきだった

超正論!!!

22 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/19(木) 13:08:57 ID:2W2q5LFg
>>17
赤字を埋め合わせるために税金が使われるからだろうが、お前が金を出すなら問題ないが、だいたい最初から不要なんだよ公立の病院なんてのは

29 名前:17 投稿日:2007/07/19(木) 13:39:55 ID:NFE9rGNL
>>22
限りある税金を配分するのに優先順位を明確にするべきじゃないかということです。極端に言うと、たとえば現状の予算では病院と図書館のどちらかしか維持できないとなったときに、どちらを削るか、役人ではなく市民が決めるべきでしょうということ。両方を維持するため税金を多く払うという選択肢もありますが。病院の赤字ばかりが問題視され、図書館の予算が見直されないのは、おかしいと思う。図書館を引き合いに出したことに他意はありません。

ちなみにこのカキコは自分で書いて自画自賛しているわけではないですからね(苦笑)。私は図書館は槍玉にあげずに、警察・環境ですしw

40 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/19(木) 20:22:58 ID:oRP42u4e
300床クラスの病院なら年間50億円ぐらいの収益はあると思うが、普通利益率は1~2パーセント程度しかない。06年度の改定で3.16パーのマイナス改定になったので、大半が赤字転落となる計算だ

病院は費用の半分を人件費が占めているため、削りたくても削れない。ちなみに医師の給与は10パーにも満たない。

収益を増やそうとも、ベッド数も診療報酬もお上によって値段が決められているのでどうにもならない。医師が増えれば患者も増えるが、今現在医師の有効求人倍率は5倍を突破している。7対1看護の獲得でどうにか息が継げる程度の崖っぷち状態なのが現状だ

次回08年度改定がまたもやマイナス改定なら、大病院の9割以上の息の根は止まる。残るは個人医院ばかりとなり救急医療は完全な終焉を迎えるが、それが厚労省の狙いでもある

( TДT)

41 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/19(木) 20:44:09 ID:GTRSjNV7
>>40
薬価もお上が決めている、を追加。

水野忠邦もびっくりですorz

30 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/19(木) 13:48:29 ID:No24h09k
薬を仕入れる時に消費税が発生して、患者に出す時は消費税を取らないんだよな。

33 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/19(木) 13:58:08 ID:hc4TrdbJ
>>30
それじゃ病院が消費税分丸損だぞ?

44 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/19(木) 21:51:08 ID:ncGXuJ8m
>>33
そのとおり。うちの病院は昨年度の決算で,これで600万の損失計上だorz

48 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/19(木) 22:36:36 ID:Xnx8ddys
>33
消費税が初めて導入されたとき、当時の厚生省の制度改定説明会で聞いて驚いたよ。。消費税を負担をするのが消費者でもなく卸でもなく、薬品機器メーカーでもなく全額を医療機関が負担するという事に。

「こりゃもうこの業界は駄目だな」って思ったね。

その通りもう駄目になった。とはいえ止めをさしたのは小泉だけどね。

158 名前:卵の名無しさん 投稿日:2007/02/12(月) 09:45:32 ID:6jF01dtC0
小泉純一郎

2002年4月 診療報酬改定 -2.7%

2004年4月 診療報酬改定 -1.0%

2006年4月 診療報酬改定 -3.16%

47 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/19(木) 22:01:08 ID:oiRXJ+dS
これでも自民党に入れて、病院崩壊してるのに、病院に出かけて文句言うジジババはさっさと死ねば良いのに。

医療崩壊させた元凶のキチガイマスゴミも死ね

59 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/20(金) 15:46:08 ID:umulCLjz
日本の人口当たりの医師数は、2000年のOECD(経済開発機構)データで加盟29ヶ国中26番目という低さです。人口10万人当たりの医師数は、

イタリア   4,10
フランス   3.29
ドイツ    3.26
スペイン   3.13
スウェーデン 3.04
アメリカ   2.21
日本     1.93

となっています。この数字は医療費のGDPに対する割合とも良く相関しています。

ところで、医師数の過剰、不足は一意には決められません。医師数が過剰かどうかはどのようなサービスを患者さんが要求するかによります。たとえば年収5000万(資産3億でもいいですが)以下の人は病院にかかれない世界なら、日本の医師はとっくに過剰です。

しかし、上記のデータから確実にいえるのは欧米並みの医療水準を国民が要求するのであれば医師数は絶対的に不足している可能性が高いということです。しかし、現実には日本は世界一の長寿国であり、WHOの国際比較でも日本の医療は第1位に評価されています。日本は国際比較上、極めて安い医療費で世界有数の医療水準を維持してきた。

医師をたたけば視聴率がとれると考えるマスコミは決して評価してくれませんが、これは国際的に認められている事実です。目立たない奇跡といってもいいかも知れません。少なくとも、効率的で公平な医療の提供に関しては、日本は世界でもっとも成功していたわけです。この陰には日本の病院勤務医や看護師の慢性的な過重労働があります。世界中、一睡もできない当直の翌朝にまた医師が外来診療している先進国など有りません。こうした勤務医の奴隷労働が日本の医療の奇跡を支えてきたのです。

そして、今医療現場で起こっていることは勤務医の燃え尽きです。燃え尽きた勤務医が過酷な労働現場から逃げ出すことは即病院の診療が崩壊することを意味します。

これが「医師不足」の正体です。

財務省に言わせれば不足しているのは「ただ同然で過重労働し、決して燃え尽きず医療ミスを犯さない奴隷勤務医」なのでしょう。マスコミは「赤ひげの志」という言葉で奴隷不足を批判します。

問題解決のためには勤務医の待遇向上が必要です。病院の医師数を倍に増やせば、勤務医の労働条件は大幅に改善します。しかし、医療費がかさむ、その一点で勤務医の待遇向上は否定され続けてきました。その結果医療崩壊が進行しています。

何度もこぴぺしたし、スレ読んでいると目にするせいか、このデータ覚えちゃったよ!

66 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2007/07/22(日) 00:40:53 ID:UtQQKNss
歴史上類を見ない

「医療サービスのない先進国不思議の国日本」

とかドキュメンタリーになったらもう笑うしかないね。

199 名前:卵の名無しさん 投稿日:2007/03/07(水) 23:42:02 ID:yo/jINjd0
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
参議院インターネット審議中継
ビデオライブラリ→会議検索→予算委員会
開会日 : 2007年3月6日 (火)
会議名 : 予算委員会
質疑者:小池晃(共産)
22:30頃-

208 名前:卵の名無しさん 投稿日:2007/03/08(木) 13:51:50 ID:MEUWGXDY0

小池議員 :医師の労働時間、特に当直あけ32時間勤務がある。

柳沢大臣:休憩時間、労働時間を入れると週平均63時間勤務となるが、それらをのぞくと48時間程度。たしかに病院に着いてから帰るまでの時間は長いかも知れないけど、その中には待機してる時間や休憩時間、 自分の研究をしてる時間も含まれてるんだから、本当の勤務時間である『患者を診察してる時間』だけを見たら、厚労省の調査では別にたいしたことはない
     
小池:日本の医師数は、OEDCに比べ1970年代以降は、格差が開いている。これは、医師数が不足していることではないか。厚生労働省は、地域による不足というが、絶対的な不足ではないか。

総理:医師の数は、3500-4000人増加している。将来は必要以上の医師が供給される。医師は、地域による偏在であり、不足ではない。OEDCを下回っているが、アメリカやイギリスでは、患者のフリーアクセスが制限されており、日本とは異なっている。


強制労働省は、病院減らそうとしてるんだから、世の中その通りに動いてるわけだ。彼らの高笑いが聞こえる。天下り5兆円。特別会計400兆円。ほんと、士気も地におちますわあ。

歴史に名を残すべき名言ですね〆(゚▽゚*) メモメモこんなんでよく医師会などは自民党の支持団体やってられますね、マゾなんですか?

241 名前:卵の名無しさん 投稿日:2007/03/12(月) 08:44:35 ID:o2YhQCh10
「過酷な当直医」 厚労省が(しぶしぶ)初の実態調査
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/7844/work.htm

労働基準局監督指導「医師の宿日直業務と労働基準法」
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/04/s0425-6a.html
596医療機関のうち何らかの労働基準法等関係法令違反が認められたものは430医療機関(72.1%)であった。

312 名前:卵の名無しさん 投稿日:2007/05/16(水) 06:17:09 ID:1t1BtH3q0
政府、財界、官僚がつるんだ恐ろしい計画。その名は「人口調整計画」今行われている医療福祉破壊の最終目的が明らかになった。高齢化社会を支えきれないと判断した財界は、

1)貧しい高齢者にはさっさと死んでもらう。その際、有り金全部はたいて、有料介護付き看取り施設に入ってもらう。
2)お金を持っている高齢者は生きていていいが、同様に、有料民間高級老人ホームで有り金を搾り取る。
3)有料施設に入れない高齢者は、自宅で看取ってもらう。ここだけは、公的保険でまかなう。看取りは開業医にやらせる。

こんなことを計画し、実行しようとしている政府、官僚、財界を許していいのか?福祉後退どころか、高齢者殺戮、略奪計画ではないか?

「人口調整計画」って「最終補完計画」みたいでかっこいいですね'`,、('∀`) '`,、

314 名前:卵の名無しさん 投稿日:2007/05/16(水) 11:22:04 ID:2uCXrxHV0
さらに1.6兆円、医療費削減!って叫んでるよね。経財省が、この勢いじゃ、腰抜けコウロウはアウト。

選挙後は、むごい状態になるだろう。「ヘキチ枠」なんか、追い上げられて、ハシゴはずされるのは目に見えてるな。開業医の医療報酬は半減するだろう。痴呆の公立病院なんか延命しようがないじゃん。なんたって、1兆6000億削減だからね、、、、

これで政府がヘキチ対策なんかやるきないのがはっきりした。ヘキチ病院に行くと、警察や司法の「政策としての、ミセシメ虐待の標的」ですよ。参院選挙前に逃げないと、殺されるぞ!

315 名前:卵の名無しさん 投稿日:2007/05/16(水) 11:43:15 ID:2uCXrxHV0
この1兆6千億削減は、薬価にはつけ回せない。すべて、診療報酬から削減される。するってーと、1兆円に満たない現在の診療報酬はなくなってしまう。

「保険診療は、もうやらない」という経財省のメッセージだ。

結果、憲法違反ぎりぎりの無惨な「政策」が、選挙後に炸裂するだろう。

手始めに、賃金カット->逃散加速->(税金でこさえた)病院倒産->禿げたかファンドへの売り渡し(二束三文)->またも病院倒産->少数の「官僚専用」病院をのこして国病、公立は消滅

これで、「自費診療」へマスゴミが誘導。さらに惨い攻撃で、「消費税18%」へ。「年金と社会保障のため」とウソついて、全額、公共事業につっこむ。これで、経財省の日本支配が鉄壁になる。

こういうシナリオです。

医者は、毎年2000から3000人増え続ける、ハイエナクソ便の餌食になる。ろくな収入がない医者は、どんどん疲弊して脱落。こいつらを、ハイエナ資本が、債務奴隷にして、こきつかう。こんな国に住みたいですか?

335 名前:卵の名無しさん 投稿日:2007/05/16(水) 19:12:14 ID:RSLSEYQR0
国の医療予算が低くなれば、国民負担も低くなると信じている人発見。窓口で患者が支払うお金が世界一高いのはなぜか?それは、本来ならば国が負担すべき金を、国が負担していないからなのさ。

医療費 = 国の負担金 + 患者の負担金

医療費自体は、材料費、薬代、技術料などであり、これ以上下げようがない。(無理に減らそうとしたから、私立病院の多くが赤字になった。)国の負担が減れば減るほど、患者の負担が増えるのは当たり前だよね。

この簡単な計算も出来ないから、自民党などの「医療費下げるよ宣伝」に騙されるんだよ。自分で自分の首を絞めているのに気付かないんだね。「国の医療費を増やす」以外には、患者の負担は減らないんだよ。分かった?

336 名前:卵の名無しさん 投稿日:2007/05/18(金) 17:12:07 ID:Qtvktvit0
★開業医の初診と再診料引き下げ・厚労省方針

厚生労働省は病院の勤務医に比べて高く設定されている開業医の初診・再診料などを2008年度から引き下げる方針を固めた。あわせて開業医の時間外診療や往診などの報酬引き上げを検討。開業医の収益源を見直して夜間診療などへの取り組みを促し、医療現場や医療サービスでの担い手不足解消につなげる。勤務医に集中する負担を軽減し、待遇差の縮小で医師の開業医シフトにも歯止めをかける。

7月から中央社会保険医療協議会で引き下げの検討を始め、来年初めまでに下げ幅を決める。(07:02)

日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070518AT3S1702317052007.html

\(^o^)/


Comments
nobさん、こんばんわー。本当に読売確変というか覚醒しましたね゚+.(・∀・)゚+.゚毎ゴミ代表「青木絵美」記者はこの記事をものした南記者の爪の垢でも煎じて飲めというか本当に早く潰れてほしい。

参考;http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/12/36_70d7.html

>2004年に始まった新医師臨床研修制度は、大学からの医師派遣に頼る地域医療を急速に壊し始めた。

↑+医局の崩壊を加えれば100点満点です。医局には地方に医師を派遣する力がなくなりました。

>厚生労働省は、「医師総数は不足していない。一部に偏在があるだけ」と主張、医学部定員抑制策を変えようとしなかったが昨夏、10県の大学医学部の定員増が決まった。背景には、地方に配慮しなければ参院選は戦えないと考えた与党の力が働いたといわれる。結果的に10県のうち6県は、選挙のかぎを握る1人区だった。

↑一人区ですらない「僻地」は論外ですか、そうですかw
06年度決算見込み調査(回収率53%)では赤字の病院が、対前年度12ポイント増の74%。患者の医療費不払いも増えており、厚労省は6月、医療機関の未収金問題に関する検討会を設置。総務省も近く公立病院改革有識者懇談会を設けて改善策を探る。

>1961年に発足した国民皆保険制度は、日本を世界一医療の受けやすい国にした。世界保健機関(WHO)は2000年、日本の保険医療水準を世界一と位置づけ、米クリントン政権も日本にならった保険医療改革を目指した。だが、国民にその実感はない。

↑マスゴミが報じてこなかっただけだろ!なんて叩くときだけ海外を引用して、褒めるときはシカトすんだよ!

>急速な人口高齢化による医療費膨張に、財政当局の懸念は深く、小泉政権は、医療側、国民両者に痛みを伴う医療費抑制策を断行した。特に、度重なる診療報酬マイナス改定は、高度医療を担う病院の医療現場を直撃した。厚労省は、内臓脂肪(メタボリック)症候群対策、後発医薬品優先使用などの戦略を掲げるが、医療費削減だけに躍起になっているようにみえる。

↑私が久坂部先生の著作からいただいて何度も強調している「シビリアンコントロール」ですね。メタボ対策は糖尿病などを「自己責任」として医療費削減するための口実作りと私は踏んでます。

>実は、日本の総医療費は主要7か国中最低水準だ。英ブレア前政権は国民の不満を追い風に医療再建に巨額を投じて04年、日本に最下位を譲った。メルケル独首相は05年、社会保障水準維持のために消費税を16%から19%に引き上げることを掲げて選出された。

↑ついでに「教育」も加えてくれればこれまた満点。

>翻って日本は――。高度技術も安全管理も、良質な医療はすべて対価を伴う。しかし、各党の公約に負担を明言したものはない。(編集委員 南 砂)(2007年7月22日 読売新聞)

↑素晴らしい、最高の記事でございます。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/07/26 19:49
遊鬱さん、こんにちは。

かすむ医療制度改革
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0014/fe_014_070722_01.htm


commented by nob
posted at 2007/07/26 13:16