先日、アコーディオンの御喜(みき)美江さんのコンサートに行ってきました。
場所が亀有だったので、コンサート前に初めてアリオに行ってみました。
キディランドの本屋がおもしろかった!
薄暗い照明でハリーポッターの世界とディズニーランドをあわせたような不思議なインテリアの店内に本と雑貨が置かれています。
本棚の間に、いきなりグランドピアノが置いてあってビックリ!あとから調べたら生演奏のイベントが毎週開催されているようです。
沖縄料理店で夕食を食べました。レディースセット(ゴーヤチャンプルー、沖縄そば、ジューシー、サラダ、ジーマミ豆腐、サータアンダギー)で980円だったかな。ジーマミ豆腐大好き~!
さて、コンサートの亀有リリオホールは、駅の隣のイトーヨーカドーの9階に入っているホールです。
開演前の様子。舞台に椅子だけ
「あれっ?!ピアノがないっ!!」と一瞬驚きましたが、そっか~、アコーディオンのソロだと、椅子だけでいいんですね。
黒いロングドレス風のワイドロングパンツの御喜さんが、アコーディオンを抱えて登場!
「んっ?アコーディオンってあんなに大きかったっけ?」というのが第一印象。胴体が全部隠れてしまうほど大きいんですよ。抱っこ紐のようなベルトで体に固定されていますが、重そう~。小学校のとき音楽室に置いてあったのとは全然違います。
右手側は鍵盤(3オクターブくらい?)、左側はたくさんボタンがついています。
椅子に座った御喜さん、ガッと足を開いて演奏開始(・・そうか、それでドレスじゃなくてパンツなのね~と納得。)♪
スカルラッティのソナタやグリーグの叙情小曲集など、ピアノではおなじみの曲をアコーディオンで披露してくださいました。
「えーっ?どうなってるの??」と、右手の鍵盤、左手のボタン、蛇腹の動きに目が釘付け
アコーディオンでもピルルルル~と小鳥が鳴くような音の表現とかできるんですねー。
途中からお弟子さんの大田智美さんも登場。大田さんのアコーディオンには鍵盤がなく、右も左もボタンがズラリといっぱい並んでいました。アコーディオンといってもいろんなタイプがあるようです。
シャンソンの「枯葉」や、パリのカフェを連想するようなミュゼットワルツ、ピアソラの曲などなど、いかにもアコーディオンにピッタリな曲から、ちょっと変わった現代曲まで、多彩なプログラムでした。
アンコールは10代のころからのお友達だというCobaさん作曲の「SARA」を踊りながら演奏されていました!
御喜さん、ドイツでアコーディオンを教えて30年、アコーディオンを演奏されるようになってから50年(「生まれる前から弾いてるのよ^^」とトークでおっしゃってました。)ということなのですが、とてもパワフルで、全く年齢不詳でした。。。
アコーディオンは普通に鍵盤やボタンを押しただけでは音が出なくて、あの蛇腹の部分に空気を送り込むことによって音が出るそうなのですが、体に密着しているため、呼吸など、ほんのちょっとした動きにも反応して音が変わるんだそうです。「小さいころは、体の動きと音が上手く連動しないと、船酔いみたいに気持ち悪くなることがあってつらかった。」というお話が印象的でした。
最後にアコーディオンを外して舞台でご挨拶されていた御喜さんも大田さんもアコーディオンと接していた胴体部分が汗びっしょりでドレスの色が変わってしまっていました
お2人とも、おそらくピアノも相当な腕前だと思うのですが、アコーディオンに魅せられてしまったのですねぇ。人と楽器の出会いっておもしろいですね。
御喜さんの演奏の動画がありましたので貼り付けますね↓