ライブドア前社長 堀江氏の逮捕に思う。 | 日本で活動中のサッカー監督のブログ

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バルセロナで修行してきましたが、2017年より日本で活動しております。

昨日の生放送をみているのは
ばかばかしかったので

スカパーのミラン対シャルケの再放送見てました。
シャルケもすごいがカカーはもっとすごかった。

今日はちょいテーマ外れます。

実は僕、「彼」と同じ苗字なんで
周りの人からよく「彼」の名を
いわれたりしてました。

今になって思うのですが
「彼」の存在が
村上龍の小説
「愛と幻想のファシズム」
の主人公と強くダブります。

政治結社をつくり、
既成の価値観や
倫理観を破壊しながら
組織を拡大し
閉塞感のあふれる社会の中で
圧倒的な支持を受けるも・・・
という話です。

以前に
大切な人を失って
自分が生きている意味を

否が応でも
考えさせられたとき

テレビで
余命いくばくもない
筋ジストロフィの青年が
インタビューを受けていて

「あなたにとって生きる意味とは?」

という問いに対して

「この世に自分が生きた跡を残すこと」

と答えていたのをきいて
背筋に電気がはしったのを

覚えてます。

ずっと
僕がサッカーを子供に教えているのはなぜか
きかれても
うまく答えられず
困ってたんですが
そのときに

初めて答えを得たように
思いました。

僕の命には限りがあるものの
子供たちと
サッカーをすることで
自分のサッカーに対する
思いや哲学に近い
「魂」のようなものを
子供に託し、

自分が生きた跡を
少しでも残したいんじゃ
ないかと。

ちなみに
「彼」が残したかったものは何なのか?
僕には見えません。