バルセロナでサッカー監督修行中のブログ

安定したリーマン生活を捨て、サッカーコーチの武者修行としてバルセロナへ。
現在、FC.Martinencというクラブでアシスタントコーチをしつつ、来年スペインの監督資格レベル3(日本のS級)を受講予定です。


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昨日の試合は最下位が相手とはいえ
今年に入って初めて無失点で終えられました。
今までずっとベンチに座っていた
選手が大活躍してくれたのが
大きかったです。
速さも高さも技術も視野の広さも
ないがチーム随一の闘争心で
守備戦術を忠実にこなし、
チームで一番ボールを奪い、
確実なパスを第一にすることで
交替までの80分間一度もボールを
失いませんでした。
長いベンチ生活に我慢ができず
試合中に監督に食ってかかり
そして監督から足りない部分の
説明を受けると
悔しさで涙を必死にこらえていたのを
昨日のことのように思い出します。

この試合で彼は完全にチームにとって欠かせない選手になりました。

サッカーっていいスポーツだなって改めて思います。

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先日、チームの人数が怪我人で
少なくなっているといいましたが
実はそれに輪をかけて
一人が寝坊、もう一人は試合前日の
夜に家族旅行にいって試合を
ドタキャンするという事態がありました。

監督はそれに対して各自1試合の
出場停止処分を選手に課しました。
僕としては最初から出場停止処分を
与えるとモチベーションが下がって
練習に対しての取り組みが悪くなり
最悪、練習さえこなくなるリスクがある。
だから次の試合のスタメンに入れない
旨だけ伝えるだけでよいとは意見しました。
でも監督としては
チームの台所事情はもちろん厳しいけれども
その中でも規律維持を重視して
より厳しい処分を与えなければならないと。

こちらのサッカーの特徴として
日本よりも規律の問題が常に
チームの大きなテーマになります。
監督学校ではこういう規律維持のために
どのようなふるまいを選手にするべきかという
授業があるほどです。

今が今期のチームの一番の危機ですね。
なんとか乗り切っていきたいと思います。

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怪我人と選手のモチベーション低下で
18人いたチームが11人にまで減りました。
怪我人の一人の容態は
軽く、先週末の試合に間に合ったり
応急処置でCチームから選手を一人
引き抜いたりで何とか試合前には
13人までチーム人数は回復。
ただ状況は完全に緊急事態で
交替枠の二人のうち一人は
GKなのですが監督は最悪、
フィールドプレーヤーとして
起用することも想定していました。

試合開始時はチームは押し気味に
試合を進めていましたが
退場明けの右サイドバックの
守備対応が悪く、こちらも
ピンチを何度も迎え
あっさり失点してしまいました。
しかしその失点からまもなく
こちらも相手のミスからチャンスを掴み
間を空けず同点に。
それでも右SBの守備対応の拙さは
修正されず、監督も僕も一致して
選手交代を行いました。ただ監督は
交替に対して単純な選手交替ではなく
投入選手⇒右SB⇒右ウイング⇒右ボランチ⇒アウト
という玉突き人事で交替を行いました。
そうすると今度は右ウイングの選手がきちんと
ボランチのポジションをとれず
守備の時に内側に絞る動きが足りないために
ボールサイドの右ウイングが数的不利に追い込まれ
相手SBに十分なプレスをかけられなくなるという
別の事態が発生しました。
むしろ中盤のプレスが弱まり全体のチーム力が
落ちた所で前半終了。
後半の中盤のバランスについて監督は指示を
出して、ある程度改善するも、相手のうまい
ボール扱いから左ウイングが抜かれてしまったことを
きっかけに完全に相手に崩されて失点し2-1に。
ここでチームが落ち着きを失い、なぜか
CBが味方陣内で前へドリブルを開始し、
簡単にボールを奪われ、1-3に。
これで試合はいっきに苦しくなりました。
こちらは一気呵成で押し込み、チャンスは
相手以上につくるもののことごとく決めきれず
逆に相手のCKでペナルティアーク付近にいた
選手のマークが行われず、ダイレクトボレーから
ダメ押し点で1-4で試合終了。
13人しかいないために、フレッシュな選手を
投入できないのは仕方ないとはいえ
最初から勝利が難しい試合でした。
ただ助っ人で来てくれて前半早々に替わって
入った選手はスピードや高さはないものの
守備戦術としてはクレバーに対応してくれて
とても好印象でした。

今日はもう一度、登録選手の整理のために
クラブの話し合いが行われます。

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先週の試合は1-6の惨敗でした。
こちらが主導権を取って
相手を押しこむのですが
点が入らず、ボールを奪われたところを
ロングボールで裏をとられて失点を
繰り返し、0-3で前半を終了。
ただ相手チームが3枚イエローカードを
もらっていて、後半の早い時間に
点が入り、相手が退場になれば
展開はまだわからないと
思っていました。
そこで待望のペナルティエリアでの
ファールで相手は退場。
かつPKも決めてスコアは1-3に。
その後、右SBが負傷退場して
代わりに入ったCBが大誤算。
彼のマークの緩さと怪我明けのGKの
ボール処理のミスで2失点。
さらに監督はジョーカーとして
DFを一人減らして攻撃の選手を
投入しましたが、これも大誤算。
途中出場しながらボールを奪われても
歩いて奪い返しにいかなかったり
中盤の数的優位が全く機能せず
むしろ薄くなったDFラインにより
ピンチを何度も招き、結局
点を返すどころか失点を重ねて
試合は終了しました。

問題なのは負けたチーム内で
チームメイト同士の喧嘩が始まり
戦犯扱いされた選手が
今週の練習にも試合にも
来なくなってしまいました。
18人のうち7人がいなくなり
11人になってしまいました。

結局、下部のユースチームから
なんとか今週だけ
選手を融通してもらって
乗り切りますが
チームはボロボロの状態です。
正式に下部ユースチームから
僕らのチームに登録し直すという
方向で話は進んでいますが
他チームの監督も戦力が減るのを
嫌って一向に話はまとまりません。
来週以降、クラブ全体で話し合いに
なりそうです。
今が今年の正念場という感じです。

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昨日、sayfootというバルセロナ在住の
日本人サッカー関係者による交流会において
指導実践があり、そこで指導者として練習を
オーガナイズしました。
月に一度のペースでこのような指導実践は
行われているのですが僕の回だけスペイン語
限定の指導実践にさせてもらいました。
僕としてはこちらの現場の指導で活かせれば
と思ったし、バルセロナ在住のサッカー関係者にとっても
それはメリットのあるものだと思ったので。
(今回は指導者向けの話になってしまいますね)

トレーニングのテーマとしては
守備フェーズにおけるディフェンダーの
ラインコントロールとポジション設定について。
攻撃の青チームと守備の赤チームに別れ
赤線を隔てて左側のプレーヤーは赤線を超えて
プレーできない。(下記図参照↓)
赤4人は青のボールの持っている状況によって
ラインコントロールおよびマーク、ポジション修正を
行うというテーマです。
赤線を隔てて右側ゾーンの青FW3人は
攻撃にスピーディー性をつくるために
スリータッチ制限。逆に左側のゾーンで
赤にボールを奪われるシチュエーションを
減らすために赤チームの二人はdefensa passiva
(インターセプトのみを禁ずるディフェンス)
赤がボールを奪ったら、青からの攻撃からやり直し。
赤チームのDF4人が赤線までラインを引き上げたら
青チームは罰ゲーム、逆に青チームが得点したら
赤チームが罰ゲーム。

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事前に発生する状況として赤がラインを引き上げられず
青も裏をとれず、膠着状態に陥るという想定は
していて、そのときは左側のゾーンに赤の守備選手を
増やし3対3にして、赤がボールを奪ったら
ボールポゼッションを続け、ハーフウェイラインまで
DFラインをあげたらよしとするというオーガナイズに
変更してハードルを下げようと考えていました。
しかし、現場にいくとスペイン語で説明するのに
いっぱいいっぱいになり、事前に想定された状況で
機転をきかすことができず、テンパッてしまい
練習を強制終了してしまいました。

左側のゾーンで赤の選手がボールを奪っても
プレーを続けるという条件に変更すると
「守備フェース」だけに限らず
攻守の変更にどう対応するかという状況変更になります。
そもそも僕のチームの課題として攻守の変更に対して
DFの対応が緩慢、あるいは全く状況理解できず
一本のロングボールに裏を取られて失点する。
そういう課題を改善するというのが念頭にありました。
今、考えると攻守の変更が行われるシチュエーションで
やるべきだったなと反省しています。
味方がボールポゼッションをすることでラインを
上げてサポートに入るポジションをとるようになりますし。

まだまだスペイン語で指導をやると日本語で進行するよりも
自分のポテンシャルが100%発揮されないという現実は
今回の指導実践で改めて身にしみてわかったことであり
日々改善していきたいと思いました。

何よりこのような機会をくれたsayfoot関係者には
本当に感謝しています。

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先週末の試合で味方3人が負傷離脱しました。
一人は足がつって転倒し膝を打撲。
それほど深刻ではなく2,3日様子見。
もう一人は重い捻挫で2週間の離脱。
そして最後の一人は肩を脱臼ではなくて
重度の骨折でした。
今日、手術が行われるそうで全治5ヶ月、
今期の出場は絶望的となりました。
彼はチーム内の得点王であったので
チーム全体としても痛いですが
何より高校生最後のサッカーを
こんな形で終わってしまうことの
本人の無念さを思うと
なんともいえない気分です。
チームの順位は16チーム中5位。
トップとは10ポイント差。
恐ろしいのは同じ勝ち点に5チームが
ひしめきあっていることですね。
なかなかチーム事情は厳しいですが
なんとかその中でも結果を残したいです。

順位表

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監督が前節で退席処分を受け
今節はベンチに入れずに僕が
監督として今シーズン初めて試合を
担当しましました。

相手はCATALONIAという
同じ町クラブのチーム。
アウェイでの試合で
グラウンドの大きさが小さく
フィジカルコンタクトと
攻守の切り替えの速さが
キーになると考えていた試合でした。

前半は押し気味に進めるも
得点できず、0-0のまま。
後半早々に右ウイングの味方選手が
イエローカードをもらいました。
2枚目をもらって試合を壊さないように
交替させようとウォーミングアップを
選手に命じていた瞬間に
審判に対する判定の抗議で
一歩間に合わずその選手が退場。
11人対10人になりました。

その後、右サイドバックの
選手が相手選手に削られ
足首を損傷。
選手の応急手当に
僕がピッチに入りながら
交代選手も同時に考えてました。
負傷した選手がピッチ外に出たことで
一時、11人対9人という状況になり
危ない展開になりましたが
なんとかすぐに交替の選手を投入し
そのピンチを回避。

不利な状況でしたが
一人少なくなったことで
逆に僕らの狙いが逆襲と
セットプレーに意思統一され
チームはまとまりました。
ずっと防戦一方だったものの
相手の不用意なパスミスから
ショートカウンターを決めて
なんと待望の先制点をゲット。

その後、トップ下の選手が
足をつらせてプレーできなくなったり
味方FWが相手GKと交錯して
肩を脱臼したり、まれに見る
壮絶な試合展開になりました。
僕としては突発的な事故に対して
的確かつ迅速に交代カードをきって
チーム崩壊の危険を何とか
回避できたのではと思います。

ただ試合終了5分前に相手の
サイドチェンジからの攻撃に
耐えられず、とうとう失点し1-1に。
ベンチ外にいた監督からは
10人対11人という数的不利で
かつ3人の選手が負傷退場し
戦力が大幅にダウンしているという判断から
このまま引き分けで試合を終わらせるように
という指示が出ました。
しかし相手の疲労も目に見えて
大きく、こちらの選手らの
モチベーションもいまだ高いのを見て、
僕からはキャプテンには
「引き分けではダメだ。勝ちにいけ!」
と監督とは異なる指示を独断で出しました。
選手らも僕がいうまでもなく
最後まで攻撃的な意志を見せ
試合終了間際の
ロスタイムに良い位置でFKを獲得。
キャプテンが直接ゴールを決めて
2-1で勝ち越し、試合終了。

勝つには勝ちましたが右サイドバック
と右ウイングの選手をともに失い
チーム得点王であるFWも肩を
脱臼というあまりにも
犠牲の多い試合でした。
グラウンドが小さく選手が密集するので
審判にとっては選手と選手がよくカブってしまい
ファールが見えにくく何度も
相手の汚いプレーを見逃してました。
審判1人制の限界ですね。

でもとりあえず自分が責任を持った試合を
勝利で終えられたことはよかったとは
思っています。

テーマ:


デビュー戦の
自陣内で相手と
競り合っている場面(1:17)で
鳥肌が立ちました。

こぼれ球に対して
相手DFが宮市選手に遅れながらも
ファール覚悟でボールを取りに来たが
最初のタッチで相手の突進からボールを逃し
次に相手とのボディコンタクトにも転倒せず
プレーを続けることができています。
逆に勢い良くぶつかりにいった
相手DFがバランスを崩し倒れてしまいました。

視野の広い選手だとか、華麗なフェイントが
できる選手だとか、ボール扱いに長けているとか
判断が優れていたり、マークを外してスペースを
見つけられる選手は
日本には山ほどいるけれども
こういう世界トップレベルのフィジカルコンタクトでも
体のバランスを崩さないプレイヤーは
なかなかいないと思います。端的にいって
日本にはないレベルの環境なので。

宮市選手のこのプレーを見て
今後の活躍を確信できました。
さらなる活躍を期待したいです。

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昨日はスペインの入国管理局
にいってきました。現在学生ビザで
滞在しているのですが
つい最近からルールが変わりました。
端的にいうと毎年語学学校に
週4時間で年間9万円弱ほど
支払っていたのですが
今回から週20時間
で年間30万円強ほど支払わなくては
いけなくなりました。
感覚でいうと所得税が10%から
30%に増税された気分です。

財政危機と政権交代の影響で
雇用の悪化が外国人のせいという
発想のもと、外国人に対する
待遇が厳しくなってきています。

僕はまだここにいる理由があるので
スペインに残りますが、
学生ビザで長期滞在している
日本人でこれを機に
帰国する人も増えてくるかもしれません。

今までは比較的簡単に
滞在できていたので
自分は望めば
スペインに骨を埋めることもできる
と安易に考えていましたが
今、その考えが甘かったことを
ひしひしと感じています。

今年はお金を払っておきますが
今後は労働ビザへの切り替えを
最優先に考えないとなと
思っています。

テーマ:
監督学校レベル3に必要な書類が
揃わず、来年に受講が延びました。
必要だったのはクラブがサッカー協会
に発行すべき監督の契約書。
アシスタントコーチとしての契約書を
お願いしても一向にやってくれず
結局、こういう事態を招いてしまいました。
クラブへの押しが甘かったと反省。

正直、スペインの経済危機と
政権交代で
外国人居住権が以前よりも
厳しくなっています。
例えばこれも未確認情報ですが
学生ビザ更新のために
納入すべき学費が今まで年間
10万以下でも更新可能だったのが
年間30万以上かかるようになるとか
ならないとか。
今後、長期でスペインにいられるか
わからないので早く監督資格を
とっておきたかったのだけど
今になってはどうしようもないですね。
逆に来シーズンこそ監督業に注力するために
第一監督デビューの年として
さらに語学力を磨いていきます。

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