土屋氏との相談で決まったプランに沿って作業開始!
今回の内容だと、ピットの予約状況にもよるが2~3日で納車となるそうだ。
ベッタリと張り付いて作業風景を見せてもらったが・・・そこにはプロの技が満載でした。
『さぁ、サクサクやりましょうか♪』
ドライバー1本で作業を開始する土屋氏。
さすがに慣れた感じで片ドア5分も掛からず内張が外れるのは驚き!
あっという間に両側の内張が外されてインナーパネルがむき出しとなった。
今回使用する制振材は驚異的な制震性能を誇るレアルシルト。
短冊状に左右施工分の4枚をサクサク切っていく。
ブレーキクリーナーを使って鉄板に付いている油分を落としてから
中を覗き込みながら数分考え込んでいる土屋氏。
考えがまとまったのか、一枚貼っては擦り付けの繰り返しで黙々と作業。。。
片ドア分を貼り終わるとドアを叩いて状況を確認。そして一言『よし♪』って(笑)
何が良しなんですか??? という問に
『よくさぁ、全面に貼りました! みたいな人いるけど、それだけだと無駄なんだよねぇ~』
『鉄板の弱い部分を補強・制振するのがデッドニングの基本なのは分かるでしょ?』
『全部に貼るって事は、全体的な質量は増えても強い所と弱いところの差は変わらない。』
『弱い部分を補強・制振してから全体の質量を上げるって事ならまだ分かるんだけどねぇ~』
『それが分かっていないと・・・それこそ無駄の多いカーオーディオw』
『だから今回は弱い部分をカバーする作業。どこ叩いても音が均一でしょ?これが重要♪』
叩いてみると確かに音は均一だし、無駄に響くことが無くなっている。
なるほどなぁ~と思いながら作業の続きを眺めていました。
次の作業はドアにスピーカーをしっかりとマウントする為のバッフル製作。
左上の写真を見るとMDFが3枚重なっているが
一番下は実際にベースとなる部分、2枚目はスピーカーの口径に合わせたリングで
3枚目はティーダのネジ穴に合ったベース。
重ね合わせた状態でピンルーターで削っていくと・・・
スピーカーの口径とティーダのネジ穴に合ったベースの出来上がり♪
出来たベースを一度ドアに取り付けて確認している土屋氏。
取り出したのはプロショップ必需品のマッキー!
ベースの周りをなぞっていき、鉄板に書き写す。
鉄板とベースの干渉する部分を探してマーキング。
リング内側の鉄板が干渉する部分は切り落とす事になるそうだ。
鉄板を切ることに抵抗がある人もいると思うけど・・・
たとえドアの鉄板を切ったとしてもネジ穴はあるわけだから
もしクルマを買い換える時には純正スピーカーが装着出来るし
切ったことによって査定が下がる事は無いとのこと。
スピーカーに干渉する恐れや、音にとっても無い方がいいので思い切る所ですね♪
気づいたら随分長くなってしまいましたねぇ。
ではでは今日はこの辺で。。。