全国各地で行われているイベントや新製品と触れる機会があるたびに
『いいなぁ~自分のクルマに付けたいなぁ~』と募る思いを抑えていた2011年。
贅沢は控えつつ、日々の節約生活を続けた結果
やっと目標としていた金額が貯まり念願叶ってオーディオを搭載する計画を立てた。
今回Mycar-lifeデモカーに使用するベース車は
平成17年式NISSAN ティーダ1.8。
普段藤澤がアシとして使い倒しているクルマで
現状は純正DVDナビ+純正スピーカー仕様の状態。
ボリュームを上げると音が割れそうになるので気持ちよく聴けないのが悲しい。。。
やっとこの悲しみから解放される! とワクワクしながら
高速道路をひた走り目的地へ向かったのであった。
デモカー製作をお願いしたのは茨城県にあるサウンドステーション QUANTUM。
数々のコンテストで優勝・入賞経験を持ち
卓越した理論と技術を持つ日本トップクラスのプロショップだ。
さっそく店内に入り、忙しそうに動いている代表の土屋氏に事情を説明。
『日々の節約生活で50万円貯めてきました! いい音にしてください!』
土屋氏も突然の無茶振りに苦笑いしながら
『まずはデモボードで自分の好きな音を探してみなぁ~』と。
さっそくデモボードのスピーカーを聴き比べてみて
各社の特徴を聴き分けながら自分が好みの音を探して方向性を確認。
ん~・・・何となくこんな感じかな? と思えたところで土屋氏にご相談開始。
土屋氏から『どんな方向性が好きなの???』という問いかけに対して
『音が厚くて綺麗でありながらスピード感のある音です!』とドヤ顔で言いました。
『藤澤さん、一応業界人なんだからもっと具体的な答えは無いのかいw』
と言われ、カタログを色々と見せてもいながら
一通りの説明をしてもらって候補を徐々に絞っていき見積もりを作ってもらった。
僕のテキトーな返答から土屋氏が考えてくれたプランの見積もりがこちら。
一つはcarrozzeria PRSシリーズ3wayを軸にソースユニットをDEH-P01とするプラン。
付属アンプでマルチ接続、TWとスコーカーはピラーとドアに埋め込むという内容だ。
もう一つはDIATONE DS-G50を軸にソースユニットをDEH-P01とするプラン。
付属アンプでマルチ接続、TWはピラーに埋め込むという内容だ。
両プラン共にドアの環境を整えるデッドニングも作業内容に含まれている。
この内容ならどちらを選んでも予算範囲だし期待できる内容だなぁ~と思っていると
『ただ、藤澤さん? 自分の性格を考えてみ?』
ん???
『一時的には満足できると思うけど、色んなクルマを聴いて刺激されるでしょ?』
ですね。確実にそうなりそうな予感というか・・・確信がありますね。
『カーオーディオって無駄を無くす事が凄く大切だと思うのよ。安くはないんだから』
その通りですよね。数万円~数十万円の物を簡単には捨てられないです。。。
『だったら先の事も考えて、無駄の無い形で始めようよ~』
言われた事は凄く納得、そうしたいと思えたので具体的なプランを出してもらった。
作って貰った見積もりはまさしく一点豪華主義プラン!
carrozzeria TS-Z1000RSの2wayを軸にパッシブネットワークを使って
純正ナビ・インナーバッフルで鳴らすというシステムである。
トゥイーターは表面積を広げるリングを装着した状態でピラーに埋め込み
最低限のデッドニングとSPケーブルの交換という内容。
SPケーブルはイースコーポレーションから発表されたばかりの新製品である
TCHENOV Cuprum Original Two SCをチョイスしている。
このプランであれば今後ステップアップしたとしても無駄は無いのは分かるが・・・
頭の中は『純正ナビで最高峰SPをどこまで鳴らせるのか?』という疑問は消えない。
素直にその思いを土屋氏にぶつけてみると自信満々な言葉が返ってきた。
『大丈夫! このプランでいい音が作れる自信があるから提案するの。任せろw』
はい。もう何も考えずにお任せしますm(_ _)m
こんな形でMycar-lifeデモカー企画がスタートしました。
実はこのプラン、もう取り付けまで完成していますw
次回は実際の作業工程をレポートするのでお楽しみに♪
ではでは本日はこの辺で。。。