ゴルフにはセルフプレーもあるが、キャディーさんがついてまわって
もらえるプレーもある。
まあ、単純にセルフの方が安く、キャディーさんがつく方が高い。
最近は、GPS機能付きのカートなどが発達して、キャディーさん無し
でも、快適にまわれるコースも多い。
しかし、初めてのコースなんかは、なかなか狙うポイントやグリーンの
ラインがわからなくキャディーさんの力は大きい。
しかし、高いお金を払っても、たまに、こんなキャディーならセルフの方
がましだと思ってしまうような人もいる。
良いキャディー、悪いキャディーの差が同じゴル上でも結構ある。
そもそも接客がちゃんと出来ない人、プレーのアドバイスがいい加減
なひともいれば、その逆で素晴らしい人もいる。
キャディーさんの仕事とは、
①ボールを打つ方向のアドバイスを行なう
②ボールを打つ距離を正確にアドバイスする
③ハザード(池やクリークやバンカーの位置)のアドバイス
④ボールの落下地点の確認(ボール探し)
⑤打つ前ゴルフクラブを渡す
⑥打った後ゴルフクラブを回収し、クラブをきれいにする
⑦カートの運転
⑧グリーン上では、ボールを拭く
⑨グリーン上のラインのアドバイス
⑩グリーン上のピンの扱い
⑪その他、いろいろ
ざっと思いつくだけでも、非常に多岐に及ぶ。
しかも、だいたい4人でまわる場合が多いので、これを4人
に対して行わなければならない。
私も接客業を行なう会社のはしくれであるが、キャディー
の業務は相当ハードワークだ。
多岐に及ぶ業務を同時に4人に対して行なう。
気遣い、眼遣いを最大限に発揮しないと4人を満足させること
は出来ない。
さらにマナー、言葉づかいなども求められる上にゴルフのル
ールも熟知しておく必要がある。
来るプレーやも、素直な人からガラの悪い人や口の悪い人まで
様々な人がやってくるであろう。
キャディーは、ゴルフプレーのアドバイザーであり、もてなす
接客業であり、プレーヤーのアシスタントでもある。
キャディーの仕事こそ、究極の接客業ではないであろうか。