なにも、できない。
その絶望を 知ったのは、
今月 初めの頃でした。
これまでにも 何度も
書いてきましたが・・・
サイキック・マッサージの
セッションの中で、
受け手の中にある‘光’や‘真実’に
触れたとき。
感動のあまり
涙が あふれてくることが
あります。
本当に、美しいものなんです。
ただ、それらに
触れれば、触れるほど。
目の前にいる 受け手の
神聖な 人生の営みに対して、
私が できることなんか
なにもないのではないか？
４年目に入り、とつぜん
そんな 想いが
表面に あらわれてきたのでした。
私は、これまで
あれほどの 時間とお金とエネルギーを
掛けて
学んできたにも かかわらず。
サイキック・マッサージのことなんか
なんにも
わかっていなかったんだ！
それを 思い知り、愕然としました。
ひとそれぞれ、
輝きの質は 異なるけれど。
受け手の中にある 光の
その輝き、神々しさに、
圧倒されながら。
その光に 触れることで、
自分の無力さが
影となって 伸びているのを
感じていたのかもしれません。
それ以来、セッションをするたび、
その あまりの美しさに
涙を 流し、
感動に 震えながらも。
「なにも できない」
という 想いは、
強くなっていくばかりでした。
けれども、
不思議なことに。
自分の無力さを 感じている、
という点では
１年目と まるで 同じなのに。
私の内側は、
これまでにない 充足感で
いっぱいに なっていました。
このセッションを
受け手が 満足しているかどうか？
は、わからないけれど。
その 畏れ多いまでの 輝きに
触れることができた 私は・・・
「なにも、できない」 という絶望と
同時に、
それと 隣り合わせにある
大きな満足感をも
感じていたのです。
ただ・・・
「（自分が満足であれば） それで ＯＫ！」
とは 思えないのが、
私のマインド（アタマ）の
頑固なところ。
自分の中で 闘いが 起こっている、
という点では、
これまた １年目と 同じ
なのですね。
さて、そんな経験をしながら。
私が 選んだのは、
これまでの 自分のやり方を
ぶっ壊すことでした。
これまでの
セッションの進め方は、
これまでの 私の、やり方。
枠に はめていたつもりは
なかったけれど、
振り返ってみれば、
それなりのカタチと なっていたようです。
そして それは、
いまの私には
もう 合わなくなりました。
私にとって
サイキック・マッサージは
完成形のないものだから。
そのとき そのときの 私が
選択していくしか、
ないのでしょうね。
手探りながらも
ようやく つかみ始めていた
自分のやり方を
手放すのは、
とても 怖いことだったけれど。
逆に、「手放す」以外の 選択肢が
なくなっていました。
そして、納得ずくで 手放したはず
だったのに。
その後、私の中に あらわれた、
小さな空虚感。
（関連記事） 破壊と創造の間に
この２週間ほど
瞑想から
離れてしまっていたのは・・・
もしかしたら
その 小さな空虚感から
逃れるため、
だったのかもしれません。
きのう、そんなことに
思い当たりました。
そういえば、私、
なにかから 逃げているっぽいなー
という感じは
していたんだったわ(笑)
だけど、逃げることに 一生懸命で、
その正体を 確認するのを
忘れていたようです。
いまの私に できることは、
それでも、そこにいる、
ということ。
小さな空虚感が あるのならば
それを 持ったまま。
なにも できない
と 絶望しているのであれば、
それを 自覚したまま。
なにも できない、
と 知った上で 出来ること
が、あるはずだから。
それを 教えてくれたのは、
カフェで 出会った
見知らぬ ３人組のおばさまがた、
そして 母の存在でした。
その経緯については、
長くなるので
続きは、また 明日。
ありがとうございます。
（関連記事） うわっ こんなに いっぱい 語ってたんだ！(笑)
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