月経周期の仕組み〜卵巣その2〜【山梨 漢方 不妊症 さわたや薬局】 | 漢方専科・さわたや薬房の子宝相談のブログ

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月経周期の仕組みを紹介するのは今回で最終回です。

結構難解な言葉が多く『?』が浮かぶかもしれませんが、仕組みは意外と簡単です。

簡単な仕組みの中でも様々な神経伝達やホルモンの分泌が関係しており、ちょっとした体の不調やストレスが月経周期に影響をあたえることが多少でもお分かりいただけたと思います。

今回は前回の続きで視床下部ー脳下垂体ー卵巣の第2段です。

☆ 卵巣
卵巣は性ホルモンを分泌します。主な性ホルモンはエストロゲン、プロゲステロン、テストステロンなどです。今回はプロゲステロン、テストステロンをご紹介します。

・ プロゲステロン(黄体ホルモン)・・・主にエストロゲンと協同で妊娠の維持をサポートするホルモンです。その働きも実に多様です。
① 基礎体温を軽度上昇させ、受精卵の着床に良い条件を提供します。
② 輸卵管(いわゆる卵管です)の動きをコントロールして、受精卵の子宮への運行を調節します。
③ 子宮筋が自ら収縮するのを抑制して、受精卵の着床と成長発育を保護します。
④ 膣内の感染防止を強化します。
⑤ 乳腺組織の発育、成熟を促進させます。大量のプロゲステロンは乳汁の分泌を抑制します。
⑥ 視床下部—脳下垂体—卵巣軸の正常はフィードバック機能を維持して、黄体刺激ホルモン(LH)の分泌を抑制します。

・ テストステロン・・・男性ホルモンであるテストステロンも実はごく微量ですが、卵巣で分泌されます。正常な量より多く分泌される場合は男性性徴を引き起こすことがあります。

シリーズでお伝えしてきましたが、難しい表現も多くわかりにくかったかもしれません。わかりやすい説明は店頭での子宝相談にてゆっくりご説明しますので、お気軽に御来店ください。

不妊症に限らず、人間は本当に微妙なバランスで生きています。多くの不妊症の方は何かしらの原因でこの『ちょっと』のバランスが崩れていることが原因だと僕は思います。

漢方周期療法はこの『ちょっとした』カラダのバランスを整えるお手伝いを致します。お気軽にご相談くださいね。


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