家事か仕事か育児か選べ(最大2つまで) | 人事部WMの、24時間人材開発日記

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人材開発と組織開発を生業にしてます。
家では、2児の育成を担当しています。

子どもらのおけいこ(兄:英語、妹:バイオリン)を開始して2ヶ月。

つくづく痛感したことは、


家事:仕事:育児 の3つは一人じゃムリ!!




成果を残したければ、最大でも二つまでですよ!



で、子どもが現にいる以上、育児の放棄という選択肢はありえないので、


家事 x 育児

もしくは

仕事 x 育児



の、二者選択ですな。



子供の教育環境の整備を深く考えれば考えるほど、金銭は超重要である・・・というのがあたくしの所感なので、仕事をやめるというのは難しい。てか、ありえない


てことは、後者の、家事を外だし というのが、ワーキングマザーの現実的な選択のような気がするわ。


だって、まじで、仕事して、家帰ってきたら、時間の制約考えたら、
家事するか、子どもの相手するか、二つに一つだもん。


で、現実的には、夕ご飯食べないとかありえないんで、自動的に、
子どもの教育がお留守になる、っと。


でもね、それはそれで、子どもの将来に禍渦を残すわけですよ。


しかも、うちの場合、子ども二人いるわけです。まだ小さいので、二人っとも、お勉強&おけいこは、つきっきりにならざるをえない。

でも、現実的に、二人に対してマンツーマンは難しい。

ってことは、必然的に、どーしても手取り足取りしないと難しいあーやタンのバイオリンが優先になる→ペー助の英語は、自学自習(んな無茶な!)


あーーーーまじ時間足りない! と、切実に思うわけです。


この、夕食作ってる時間、時間帯的には、格好のおべんきょう&おけいこタイムじゃないの!
それなのに、あぁそれなのに、子どもらに「邪魔だから、あっちいってて!」とか言いながらセカセカと時短クッキングしなきゃいかんって、あまりにも不毛すぎる!!






仕事と、子どもたちの育児と、両方にしっかり向き合うつもりなら、
家事は全面アウトソースしないと、マジムリ


まぁ、掃除だの洗濯だのは、それでもなんとかなるんです。
問題は、メシ!


ちょうど、子どもらが家に帰ってくる時間と、食事の世話をする時間がかぶるんですよねぇ。


とはいえ、オール店屋物、とか、オールヨシケイ、とかで済ます程の割り切りも出来ないし。


こういうときの、ワーキングマザーレシピって、たいがい、週末の下ごしらえ・作りおきをオススメしてるんですよね。




でも、ちょっと冷静に考えてみ。



平日タスクで埋まってる人が、週末にヒマなわけないやん!


むしろ、平日身動きとれない分、ぜーーーーんぶ週末にしわ寄せされてるのがフツーでしょうが。


代表格が、子どもの習い事病院


最近のあたくしの土曜のスケジュールはこんな感じよ。

朝食
→あーやタンのバイオリンおけいこ&レッスン
→昼食
→子どもの病院and/orあーやタンのバイオリンおけいこandペー助のおべんきょう
→買い物
→夕食
→終了



で、次。日曜はどーなるかってーと。

土曜が子どもタスクで埋まるので、イベント関係は、たいがい日曜に参加してますね。平均すると、月に2回くらいペースだろーか。


たとえば、1月はというと・・・

自宅で主催した、このイベントとか・・・
ブログ記事をアップしようしよう・・・と思いつつ、いまだ下書きに眠ったままの(爆)、このイベントとか・・・


2月はどうなるかというと、2月はママイキ157期@横浜! 自分が主催してるから、これは参加しないわけにいかない。

ってことで、いきなり自分ちの子どもタスクとダブリまくってるので、家庭内調整でてんやわんやなう。(←半年前から決まってるのに今更なにを(爆

イベントがはいってない日は、だいたい部屋掃除で潰れるか、子ども用品の買い物(買ったそばからサイズアウトしていく子供服とか・・・)で潰れるかのどっちか。


・・・ということで、あたしの週末のどこにまとめ家事やる時間があんの!?むかっ



現に、
歯の治療(詰め物が取れて早1年超・・・)

とか

ヘアカット(いかにオダギリマジックといえども、5ヶ月目突入はキツイ・・)


とか

けっこう優先度高いタスクが棚上げというのに・・・






ということで、提案。



フィリピン人メイドさんを普及させましょう!!!



いや、別にフィリピン人じゃなきゃダメってわけじゃないですが。子どもらの英語のトレーニングにもなって一石二鳥かな?などと。



実は、我が家でも、家政婦さんに来ていただいてた時代もあるのです。



そのときは、週に2回、一回3時間だったでしょうか。
留守中にカギあけて入っていただいて、掃除&洗濯&夕食の支度。
それにプラス、お迎えが間に合わなそうな時には、保育園のお迎え を、お願いしてました。


家政婦さんが来てくれる日は、玄関開けたら、見違えるようにキレイに片付いた部屋で、すでに夕食が出来上がってて、子どもたちが「まま~ おかえり~~ニコニコ」などと出迎えてくれるわけです。


そりゃー家に帰るの、楽しみでなりません!


では、なんで今は家政婦さんをお願いしてないのか?



来てくれる人が、見つからないから!


もうその1点です。





ホンマモノの家政婦さんよりは融通はききませんが、シルバー人材センターに調整お願いしたこともあります。
でも、こちらでも、なかなか調整がつかないと。



理由として思い当たるのは、

1)絶対的にメイドさんの人数が少ない
ひょっとしたら、我が家が港区に立地してたら、日本人もフィリピン人も選び放題選べるのかもしれません。
残念ながら、我が家は横浜なので、たぶんこういうサービスの供給は少ないであろうなぁということは容易に想像つきます。


2)時間帯が悪い
私が希望しているのは、平日の午後4時~7時の時間帯。
なぜかというと、私が保育園のお迎えがピンチのときに、代わりにサッとお迎えにいってもらいたいから。
で!この時間帯って、家政婦さんの最大供給源であろう専業主婦の繁忙時間帯とちょうど重なるわけだ!
だから、ひょっとして真昼間、午前10時~午後3時とかの間であれば、見つかるかもしれません。
同じことは、ファミサポにも言えるんですけどね。



日本だと、メイドさんってそんなに普及はしてないですけど、潜在的な需要は絶対大きいはずです。
だって、周辺見渡しても、ワーキングマザーの皆様、壮絶すぎるもの。


ワーキングマザーだけじゃないね。
子どもが未就園児だったりすると、たとえ外に働きにいってなかったとしても、
一日子ども追っかけ回して 糸冬 了  だったりするよね。



ちょっと前に、ネット上で共感をよびまくってたこの詩なんか、まさによく表している。



『今日』 (伊藤比呂美訳)

今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだとおもう

人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの? とか

わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした。
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた

ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?

今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって。

そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ。



(以下原文)
Today

Today I left some dishes dirty.
The bed got made about two-thirty.
The nappies soaked a little longer.
The odour got a little stronger.
The crumbs I spilt the day before
Were staring at me from the floor.
The art streaks on those window panes
Will still be there next time it rains.
For shame,oh lazy one you say
And "just what did you do today?".

I nursed a baby while she slept.
I held a toddler while he wept.
I played a game of hide'n'seek.
I squeezed a toy so it would squeak,
I pushed a swing,I sang a song,
I taught a child what's right and wrong.

What did I do this whole day though?
Not much that shows,I guess it's true.
Unless you think that what I've done
Might be important to someone
With bright blue eyes-soft blond hair,
If that is true,I've done my share.



私にいわせると、

家事と育児のタスクが重すぎて、リソース足りません!という状況をまさにこの詩は示してるわけだ。

で、これ読んだノーマルな解釈は「そうね、私、がんばってるの。これでいいのね!」

という反応だったりするのだが・・・


例えば・・・このへんとか。

ママへの泣けちゃう応援歌|政井マヤ オフィシャルブログ 「マサイマヤ族の冒険」 Powered by Ameba
ママへの泣けちゃう応援歌 テーマ:ブログ twitter(RT VERY←RT 小島慶子さん)で出会った詩。あまりにすばらしくて…。 TODAY 『今日(伊藤比呂美さん訳)』というニュージーランドの詩 ...







いやいやいやいやいやいや~~~ そこ、共感するとこちゃうから!


だってさ、この詩で書いてあることを2行で要約したら、こーやで?


家事と育児で最低1.5人日必要なところ、確保できてるリソースは私一人だけです。
だから、私は必死に働いてるのですが、積み残しが出てしまうのです。



仕事量の見積もりがあまかったのか、仕事こなす能力が低すぎたのか、ここで言ってることって、
要するにマネジメントの敗北ですやん。




で、なんとかするとしたら、

仕事を減らすか、人手を増やすか

の、組み合わせしかない。


で、やる仕事量を減らして、なんとかこなしてるのが現状で、それでは不満だといってるのだから、残された手段は人手を増やすこと・・・

増やせる可能性のある人手いうたら、現実的には、

・ダンナ
・実家
・メイドさん


くらいの選択肢になるでしょ。


で、前二つに頼れるもんなら、とっくの昔に頼ってるでしょ。



っつーことで。



フィリピーナの皆様!!日本の悩める母たちの元へ щ(゚▽゚щ)カモーン