ガチ!生放送中の怪奇現象!! | 心霊写真部 福谷修

心霊写真部 福谷修

原作・脚本のシリーズ最新作『心霊写真部 劇場版』がついに公開、Blu-ray&DVDリリースされました!ホラーを中心に監督、脚本、小説等をやってます福谷修のブログ。新作は初の実話怪談『恐怖のお持ち帰り~ホラー映画監督の心霊現場蒐集譚~』(TO文庫)。11/1発売!

心霊写真部 福谷修


ネットテレビ番組「あっ!とおどろく放送局」に出演してきました!
昨日より好評リリース中の「心霊写真部 壱限目」の“宣伝隊長”こと、準主役・瑠川リリ役の戸田れいさん、本当にお疲れ様でした(炎天下、外で見守ってくれていた戸田さんのファンの皆様もお疲れでした)。
MC・長州小力さんが急遽出演できなくなり、代わりに番組を進行してくださったアントニオ小猪木さん、じっちゃんさんもありがとうございましたそしてディレクターの上本さん、ハピネットの加茂さん、北沢さんにもお礼申し上げます。

番組名は「みんなの願いを叶えたい 土曜」。内容はこんな感じです。

戸田さんのトークの面白さと、MCであるお笑い芸人お二人の掛け合いの面白さで、私はただいるだけで助かりました。

いや、一応、私の“出番”も用意していただいたのですが……。
とんでもないことになってしまって……。


見てない人のために説明すると……、番組の中盤にそれは起こりました。

私の原作である書籍版「心霊写真部」で使用した心霊写真を、番組で紹介することになったんです
(あくまで原作の写真です。映像版で実際に使用した心霊写真はホラー・アトラクション「超心霊ドウガ」で展示中なので、そちらで見てください、と告知したのです)。

この日のために、心霊写真5点をA4パネル・サイズに拡大して持ってきたのですが……。

生放送中、私がまず一枚の心霊写真を取り出して紹介し、カメラが写真にズームすると……、なぜか突然、カメラが動作不良を起こしてしまい、動かなくなってしまったのです。

何度やっても同じで、他のサブカメラに切り替えても、どうしても写真をアップで撮ることができなくなりました。

ちなみに、この写真をテレビなどで放送するのは初めてのことでした。

ディレクターが苦闘すること五分少々。
「あれ?あれっ?」とつぶやきながら必死に機材を操作し、チェックするのですが、いっこうに動きません。
結局、ディレクターは写真をアップで放送することをやめて、次の話題に移ったのでした。

私も仕方なく写真をしまいました。
すると不思議なことに、カメラは何事もなかったように動き始めたのです……。

原因は今も不明。
CMで休憩中、ディレクターも「こんなこと(生放送中にカメラのズームが故障すること)は初めてです」と首をかしげていました。

ちなみに、カメラが心霊写真にズームする前、アントニオ小猪木さんらが写真を先に見て、お約束のオーバーなリアクションをして笑いを取っていたので、この後の、カメラの故障も“演出”と思われた人もいるかも知れません。しかし故障は100%ガチで事実です。ヤラセは一切ありません。

本当に真面目に紹介するため、せっせと拡大して持ってきたんですから。

正直、映像版「心霊写真部」の現場では、撮影中、尋常じゃない数の機材トラブルが起きていましたから、こちらの異変も決して不思議ではないと思いました。
昼間の放送だったし、場所もオシャレな表参道、スタジオの雰囲気も明るく和やかだったので、その時はあまり意識はしませんでしたが、今考えると…………ですよね。

まあ、ぶっちゃけ、この一枚目の写真は、さる霊感の強い人から、「一見なんでもない壁にも、あるものがはっきり見える」と警告されていました。
私には“見えない”ですが、見える人には“見える”らしいです。

図らずも、強い力が働き、テレビカメラを拒絶したということでしょうか。

ちなみに別の人からは、写真を紹介している時、画面を、白いうっすらとした影が横切ったと証言しています(これも、見えた人と、そうでない人に分かれたようです)。
あの稲川淳二氏の伝説の「生き人形」事件も、放送中、“見えた”人には異常なほどはっきり見えたらしいですから、あそこまで強烈ではないにせよ、そういうことはあるそうです。

今回は生放送でしたが、データは残っているはずなので、再放送できないんですかね。気になります。

とりあえず、また何かあるといけないので、このブログでは問題の心霊写真を紹介しないことにします。

でも、この写真、原作にはしっかり載っていますんで、気になる人はぜひ書店へ……っていいのか、それで!?
まあ、正直、何かあっても責任は持てないです。

……といいつつ、書店では平積み……

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