去年のサマソニで新人離れしたあっついパフォーマンスにハマり、単独公演には絶対行く!と決めてました。
昨今洋楽シーンは、EDMやらミクスチャーやらDJやら、テクノロジーを駆使したダンスミュージックが全盛で、ロックバンドなんてもはや時代遅れ。The Strutsの音も今どき珍しい70's~80'sの影響を色濃く受けたストレートなロックンロールで、この日の客層も
うっかり右端に写り込みやがったオヤジの後頭部でもお分かりのように、若者に混じって中高年が目立ちます(私もだけど)。
ボーカルのルークのルックスも最近あんまり見かけないロックスターっぽい衣装で、懐かしい感じ!
ミック・ジャガーやスティーブン・タイラーを彷彿とさせますけど、何たって一番比べられることが多いのはクイーンのフレディ。声もフリもそっくり!
サマソニの時は客さばきを含めてこなれたステージ展開に驚いたけど、ルークは2016年現在27歳と遅咲き。どーりでね。でも意外と苦労人なのかしらね。2014年にはストーンズのサポートとして8万人の観客を前に貫禄のパフォーマンスを披露したそう。あと、モトリー・クルーのツアーにも同行したそうです。会場、十分にあっためてくれそうです。
setlist;
_1.Put Your Hands Up
_2.These Times Are Changing
_3.Could Have Been Me
_4.The Ol' Switcheroo
_5.Kiss This
_6.Roll Up
_7.Dirty Sexy Money
_8.Let's Make This Happen Tonight
_9.Put Your Money on Me
10.Rebel Rebel
(David Bowie cover)
Encore:
11.Where Did She Go
期待どぉ~~り、のっけから大盛り上がりですよ!
手をあげろ~~手を振れ~~はいサビ歌って~~手拍子~~コーラスもね~~
ルークは終始、客を煽ります。なんと人使いの荒い…ライブ中は一休みするヒマもありません。年寄りにはえらい修行ですが。会場内老若男女、全員大合唱。これまでにない一体感ですごい熱気です。でもRebel Rebelのサビはレベル高すぎだと思うよ。いやダジャレじゃないけど。
ルークは何度も、ダイスキ~~~って叫んでました。これ、おべんちゃらでもなくてホントにそう思ったみたい。
翌日のJ-WAVEのインタビューでも答えてましたが、アメリカやヨーロッパだと観客が暴れまくって収拾がつかないこともあるみたいだけど、日本の観客は音楽に対してパッションがあってエナジーがあって歌詞も覚えてくれてユニークで、観客も含めて13日のライブはこれまでで一番良かったそうです。
でもやっぱり、ルークをはじめとするメンバーの人柄がすごい良い!
音楽が好きでライブが楽しい!ってのがびしびし伝わってきます。会場が狭いせいもあるけどメンバーとの距離がすんごく近くて、これまで感じたことのないつながり?っての、感じてしまいました。道歩いてたらつい声かけてしまいそうな。
デビューアルバムのタイトルは
Everybody Wants
そーそー、そうなのよ。みんな待ってたんだよこういうの。頭でこねくり回したような音楽にはもう疲れてんの。インタビューではメンバーは70年代のロックとともにABBAも好きって言ってました。へぇ~~~~。でも確かにキャッチーなメロディーラインはその影響もあるかも。
また絶対来る!って何度も何度も言ってた。私もまた絶対行くつもりだけど、もうこんな、キャパ700人の会場で観れることはないだろうなぁ…