The Kooks@赤坂Blitz | だらだらするのがすごく好き

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東京から那須塩原市に移住した高年主婦のだらだらした日々
最近政治に目覚めた

先週のことですが、

The Kooksのライブです。

2008年のサマソニから3年半ぶり。


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(どっかのお通夜みたいな幕の、開演前のステージ。)



いきなり話はずれるが、

一昔前、ロック系のアーティストの傑作は3、4作目が多かったように思う。

技術やオリジナリティが確立されたり、

創作意欲が満々な脂ののった時期ってことなんだろな。

実績を積んで製作条件も良くなるだろうし。

(さらに売れてくると、商業主義に走ってつまんなくなったりするのだが。)


だけど昨今のアーティストって、デビュー作の出来が一番良くて、

あとは右下がり、なんてことがよくある。

The Kooksもそういう印象だった。
私はパワーがあって楽しげな、デビュー作「INSIDE IN / INSIDE OUT」が一番好き。


彼らの3枚目のアルバム、”Junk Of The Heart"が出たばっかだけど、

これまでのキレの良いギターロックを期待してたらちょっと違う。

よく言えば”こなれた感”だが、へらへらして軟弱だ。


つーことで、このライブ、

あまり思い入れないまま出かけたのだが。


のっけのからかなりの疾走感。

Is It Meをはじめ、CDだともっさりしてる印象の3rdからの曲も

ノリ良く仕上げられてる。


ボーカルのルーク、上手いなあ。


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これまでは巻き毛の可愛いにいちゃんという認識だったけど。

前回のサマソニよりずっと貫禄がついた感じだ。


以下セトリ;


1.Is It Me
2.Always Where I Need To Be
3.Sofa Song
4.Down To The Market
5.Rosie
6.She Moves In Her Own Way
7.Sway
8.Runaway
9.Eskimo Kiss
10.If Only
11.Seaside
12.Tick Of Time
13.See The Sun
14.How Do You Like That?
15.Mr. Nice Guy
16.Ooh La
17.Shine On
18.Do You Wanna?
Encore:
19.Saboteur
20.Junk Of The Heart
21.Naive

Seasideはアコギでしっとりとソロ聞かせてくれて良かった。

最後のNaiveは名曲だ。


終わってみればやっぱり楽しかったライブだが、

(今回サポートアクト出なくて本当に助かった…)

難を言うと客のノリ。

ガンガン盛り上がってたのは前方3分の1くらい。

狭いスタジオライブなんだからもちょっと一体感が生じても良いだろうに…

Sing Alongも少なくて、ちゃんと予習して来い!

って感じ。