記憶がある範囲では1日以上2日未満。
具体的に何時間かは忘れたが30時間は寝ていたと思う。
記憶がない範囲では不明。
外見的には起きていたが、私にとっては寝続けていたのが入院時代。
脳炎で倒れて意識が混濁している間は、身体は外界とつながっていた。
ただ、脳が混乱しているので、コミュニケーションはとれない。
脳は外界とは別世界にいた。外界の解釈が通常とは異なっている。
そして、今まで見たことのないところに何度も行ったからである。
心電図モニタは私を監視する某国の機材であったらしい。
モニタに示されている色が、それぞれ国に対応していたようだ。
収納棚に貼られたメモは看護師からの伝言ではなく、工作員同士のやりとり。
こちらが目が見えないのをいいことに堂々と目の前でやっていたようだ。
霧の中のロシアで石原裕次郎さんに借りを作ったらしい。
ロシアに行ったことがなければ、裕次郎さんにも会ったことがない。
屋上のヘリポートには各国から支援の飛行機がやってきていたらしい。
ヘリポートに上がれるわけもなく、飛行機が飛んでいる姿を見ることもない。
フランスにも航空関連で借りを作っていたようだ。
飛行機のシーンがコックピットや客室。全くもってドラマや映画の世界。
これらには一連のストーリーがあるのだが、詳しくは思い出せない。
いろんな人に罠にはめられたり、助けられたり、そういう流れだった。
人は表面的にはおかしくても、別世界ではまともに生きていることがあるのだ。
夢の中ででも生きている人はいる。だから、声かけは重要だと実感できる。
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