「京とどん兵衛とたぬき」 | 福盛貴弘の脳炎日記

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私は嫌い派!

基本的に辛いものは食べない。
少しぐらいの辛さなら食べるけど、激辛は無視。

寿司はさびぬきではない。
わさびは塩や辛子のからさとは違うので、好きである。

さて、どん兵衛の新作が出ていたので、買ってきた。
人には言えない非常に難解な仕事をしていたので、夜食で食べた。


京風あんかけ1
※何故か暗いところで写真を撮っていた。
露出をあげてもピンボケなので、そのままにしといた。
日清のサイトを見た方がいい。


「日清のどん兵衛 京風あんかけうどん」
そこをついてきたかという感じ。

味の紹介の前にうんちくをたれることにする。
以前、「きつね」「たぬき」に関する東西の違いについて書いた。

→ 「脳とハイカラとたぬき」


ざっとおさらいすると以下の通り。

東京  うどん  そば
きつね 油揚げ 油揚げ
たぬき 揚げ玉 揚げ玉

大阪  うどん  そば
きつね あげさん  ×
たぬき  ×     あげさん


これが京都だと違う枠組みになる。

京都  うどん  そば
きつね あげさん  ×
たぬき きざみあげ あげさん


あげさんがきざみあげで、あんかけだとたぬきうどんと言う。
こぶ出汁で生姜入りのが多いが、店によって若干変わる。

きつねがドロンと化けてたぬきになったという説があるが、語源は不明。
ただ、俗説としてはおもしろい。好きな説である。

さて、これをたぬきうどんとして売ると、全国展開では困る。
東京だと揚げ玉じゃないし、大阪だとそんなもんはない。

なので、京風あんかけうどんとしたんだろう。
この言い方の方が分かりやすい。


京風あんかけ2

※お湯を入れて、できあがりはこんな感じ。
写真の腕がないので、あんかけが伝わらない。



率直な感想。









































しょっぱい。






なんとか粉末スープがあんにはなっていた。
増粘剤なんだが、非常にゆるいあんであった。

魚介の味は調味料のおかげで前面に出ていた。
インスタントだが、こぶ出汁の味も感じることができた。

問題は生姜が多すぎるということ。
これじゃ辛子と違う意味でからいんで、しょっぱいと書いた。

しょっぱいは塩辛いの縮約形。
塩からいは塩分が多いことを言う。

だから、生姜はしょっぱいで表される食べものではない。
それでも、私の舌にはしょっぱく感じた。

結果として、京風なのにこんなにしょっぱくていいのかと思ってしまった。
塩分少な目が京料理のウリなのに。

生姜好きにはいいのかもしれない。
私はもうちょい生姜が少なめならよかったと思った。



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