![辛いもの好き?](https://stat100.ameba.jp/common_style/img/home_common/home/ameba/allskin/ico_kuchikomi2.gif)
私は嫌い派!
基本的に辛いものは食べない。
少しぐらいの辛さなら食べるけど、激辛は無視。
寿司はさびぬきではない。
わさびは塩や辛子のからさとは違うので、好きである。
さて、どん兵衛の新作が出ていたので、買ってきた。
人には言えない非常に難解な仕事をしていたので、夜食で食べた。
![京風あんかけ1](https://stat.ameba.jp/user_images/20150307/01/fukumori-takahiro/87/3e/j/t02200165_0800059913237412681.jpg?caw=800)
※何故か暗いところで写真を撮っていた。
露出をあげてもピンボケなので、そのままにしといた。
日清のサイトを見た方がいい。
「日清のどん兵衛 京風あんかけうどん」
そこをついてきたかという感じ。
味の紹介の前にうんちくをたれることにする。
以前、「きつね」「たぬき」に関する東西の違いについて書いた。
→ 「脳とハイカラとたぬき」
ざっとおさらいすると以下の通り。
東京 うどん そば
きつね 油揚げ 油揚げ
たぬき 揚げ玉 揚げ玉
大阪 うどん そば
きつね あげさん ×
たぬき × あげさん
これが京都だと違う枠組みになる。
京都 うどん そば
きつね あげさん ×
たぬき きざみあげ あげさん
あげさんがきざみあげで、あんかけだとたぬきうどんと言う。
こぶ出汁で生姜入りのが多いが、店によって若干変わる。
きつねがドロンと化けてたぬきになったという説があるが、語源は不明。
ただ、俗説としてはおもしろい。好きな説である。
さて、これをたぬきうどんとして売ると、全国展開では困る。
東京だと揚げ玉じゃないし、大阪だとそんなもんはない。
なので、京風あんかけうどんとしたんだろう。
この言い方の方が分かりやすい。
※お湯を入れて、できあがりはこんな感じ。
写真の腕がないので、あんかけが伝わらない。
率直な感想。
しょっぱい。
なんとか粉末スープがあんにはなっていた。
増粘剤なんだが、非常にゆるいあんであった。
魚介の味は調味料のおかげで前面に出ていた。
インスタントだが、こぶ出汁の味も感じることができた。
問題は生姜が多すぎるということ。
これじゃ辛子と違う意味でからいんで、しょっぱいと書いた。
しょっぱいは塩辛いの縮約形。
塩からいは塩分が多いことを言う。
だから、生姜はしょっぱいで表される食べものではない。
それでも、私の舌にはしょっぱく感じた。
結果として、京風なのにこんなにしょっぱくていいのかと思ってしまった。
塩分少な目が京料理のウリなのに。
生姜好きにはいいのかもしれない。
私はもうちょい生姜が少なめならよかったと思った。
→ 「脳とどん兵衛とチーズ」