今日の築地の生マグロセリ場は、火曜日に逆戻り。
水曜日休市空けの木・金曜日と違って、隙間だらけです。
2日間久し振りに良い仕入れが出来ましたが、
3日続くほど甘くはないようです。 (^^;)
昨日のブログは、木曜日の仕入れ。
写真は、金曜日のマグロです。
このマグロも、同じ四国の定置網。
高知の須崎。
脂の乗りも良く良質なマグロなのですが、
鮮度が良過ぎてまだ発色していません。
昨日の徳島のマグロは3日後とお伝えしましたが、
このマグロは5日前後。
どちらが良いという訳では無く、
あくまでもその日の漁の環境と個体差なんです!
以前もお伝えしましたが、
そこの判断も私達マグロ仲買人の仕事です。
焼けのお話しもしましたが、金曜日は1本焼けていました。 (>_<)
発色せずに、ボソボソしているのがお分かり頂けますか?
ちょっと、分かりづらいですね。
中落ちが剥がれているのは、ほじったからではないんです。
焼けたマグロは、自然に剥がれてしまうのです。
昨日もリンクしましたが、一応貼っておきます。
下の☆印を、クリックして下さい。
☆ マグロの「焼け」について ☆
ちょっと残念な一本ではありますが、マグロは博打性の強い魚。
おろすまで分からない現象なので、仕方の無い事なんです。
とは言え焼けが出ると商品価値がぐっと下がるので、
商売的には残念な出来事でした。 (^^;)
今日の築地市場は休市前ですが、
若干活気が無かったように思います。
マグロのみならず、ほとんどの魚が不漁に悩まされている現在。
難しいテーマですが、いずれお話しできればと思っています。
休み明け月曜日、私の気に入るマグロがある事を願って!