新城県営野球場 | ふじものブログ

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甲子園ではきのうセンバツが開幕しましたが、地方では春季大会もスタート。

普段行われない球場で試合が行われることから、球場見たさに出かけることにしました。

笠寺を6:46の電車に乗り、豊橋7:54着。
豊橋で飯田線に乗りかえ、大海(おおみ)9:11着。






大海は長篠の手前。ずいぶん遠くまで出掛けたように思いますが、
JR東海の発行する「新城・長篠往復きっぷ(休日用)」のおかげで料金は往復1,640円。

笠寺→大海は片道だけでも1,140円するので、かなりお値打ちな価格ではないかと。



着いた大海は無人駅。


かつて飯田線が私鉄だったころには、終着駅として賑わった時代もあったらしいのですが、現在の駅前は至ってひっそりとしたもの。





その駅前に静かに佇むほほえましい案内


きょうび知らない土地でもスマホ片手に何処でも行けちゃうのですが、
こういう案内があるとほっこりさせられます。




道中にもこんな道しるべ






色とりどりの道しるべに導かれること10分ほどで新城総合公園着。






球場は園内に入ってさらに10分ほど。

三連休だというのに園内は人もまばらで、ここでホントに野球行われるのか心配になりましたが、
ほどなくして、球児たちの練習中と思われる声が聞こえてきてひと安心。
無事に球場にたどり着くことができました。





▽球場全景


両翼92、中堅120





▽内野スタンド






外観と呼べるようなものはなく、
スタンドに埋め込まれた竣工碑(っていうのかな…)が唯一、球場の証となるかと。






外野はこんな感じ。






公園内の通路と遮るものがなく、ウォーキング中の人が足を止めてしばし観戦する姿が見受けられました。





▽スコアボード

シンプルなパネル式。
選手名表示なぞ贅沢なものはない。





ちなみに、大海駅から公園内にいたるまでお店らしいお店はありません。
公共交通機関で来られる方は豊橋駅あたりで調達してくるのが無難かと。



………………………………………

∇今日のスタメン
【成章】        【豊川工】
(左)合田            (右)坂上
(二)田中            (遊)松本
(捕)渡邊            (一)梅田
(一)平松            (三)西尾
(三)大谷            (捕)鈴木昴
(中)間瀬            (一)佐々木
(右)平野            (中)田中
(遊)鈴木            (二)鈴木
(投)小久保        (左)今泉


PL長尾/1B本田/2B寺部/3B浅井



∇試合
成章1-3豊川工(新城県営9:55)

成章 000 000 100=1
豊工 010 000 20X=3


豊川工)佐々木9

成章)小久保8



本塁打)

豊川工)鈴木昴  ソロ(2表 小久保)



※名前は場内アナウンスを聴いたままのやつなんで、間違えていたらごめんなさい。



豊川工は2表、鈴木昴の左越本塁打で先制します。成章0ー1豊川工。

以降は成章の小久保、豊川工の佐々木が好投を見せ、試合は膠着状態が続きます。

試合が動いたのは7表。
成章は一死1・2塁から8番鈴木のセンター前へのタイムリーが飛び出し、同点に追い付きます。成章1ー1豊川工。

しかし豊川工はその裏、坂上と梅田のタイムリーでふたたび勝ち越しに成功。成章1ー3豊川工。

8表には佐々木が無死満塁のピンチを招きましたが、ここを開き直ったピッチングで無失点に切り抜け、流れは豊川工に。
そのまま9裏の成章の攻撃も三者凡退に切って取り、チームを勝利に導きました。

とにかく佐々木のピッチングが見ていて痛快な試合でした。
新城来てよかった(泣)



東三河らしく、壺屋で買ってきた助六食べて第二試合へ。





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∇スタメン
【福江】       【桜丘】
(二)山内           (右)原
(遊)片山           (遊)中村
(中)中原           (左)笠原
(左)杉原           (捕)松山
(一)西井           (投)松橋
(捕)久木野       (中)松崎
(右)田中           (一)鈴木
(投)澤田           (二)大津
(三)鈴木           (三)澤田


PL浅井/1B長尾/2B本田/3B寺部



∇試合
福江0-11桜丘(新城県営12:20)

福江 000 00=0
桜丘 132 5X=11



桜丘)松橋5

福江)澤田0-山内2.2-杉原1.1



福江高校は何かアクシデントがあったのか、先発の澤田が1球も投げずにセカンドの山内に交代。

急遽マウンドに上がった山内は制球が定まらず、四球を連発。
長くなる守備が味方のエラーを誘発し、3回までに6失点。
3回途中からマウンドに上がった杉原も流れを変えることができずに、4裏に5失点。
試合は桜丘11-0福江で5回コールドに終わってしまいました。

途中からは苛立つ監督の怒号がスタンドにまで聞こえてきて、見てて辛い試合でした。



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試合後は口直しがてら、公園内にある展望台へ。







春うららかな奥三河の風景を愛でたあと、
大海14:31の飯田線で帰途に就きました。





たまにはこういう地元再発見も楽しいもの。
春季大会やってるうちにもう一度ぐらいどこかの球場に出掛けてみたいと思います。ありがとうございました。