お宮参りのきものを七五三で着る | 藤工房(和裁士うりぼーと店長かめさん)の徒然日記

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お宮参りは生後30日ごろの赤ちゃんがはじめて氏神様にお参りする行事ですね。

赤ちゃんには産着の上から宮参り祝い着、又は掛着などと呼ばれる着物を掛けてあげます。

着物に背縫いが付くのは3歳の着物から。

いわゆる一つ身の着物には背縫いが付きません。

つまり、反物の巾(36~38cm)で身頃が作られますのでちっちゃいちっちゃいですね。

この宮参り祝い着はこの生後30日目にしか着ませんから

もったいない・・と思う方もいらっしゃるでしょうが

是非待望の赤ちゃんの健康を願い、ご用意してあげて欲しいものです。


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これはうちの長男が生まれたときに奮発して用意した祝い着です。


7月生まれなので、盛夏、です。


7、8月限定の男の子にしか使えませんので、

4月生まれの次男には使えませんでした汗






3歳くらいでしたら、これを着物として作り変えて着ることができます。



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先日納品させて頂いたお客様の前撮り写真が出来上がりましたのでご紹介させていただきます。


きものとじゅばんの紐位置と袖を作り変え、揚げを取って、三歳用の着物に作り変えてます。


こちらのお着物、もとは掛着ですが前に一度三歳用に作り変えてます。


それをまた掛け着に戻し、今回再び三歳用に生まれ変わりました。(@_@)


とても模範的な使い方で嬉しくなっちゃいます。



大事に大事に



きものも嬉しがっているんじゃないかな~ラブラブ