「このガシラの刺身、あまりおいしくない・・・・ なんか水っぽいよ。」
疲れた身体に鞭打って、とりあえずクーラーボックスのガシラを1匹捌いて刺身にしたのですが、上のセリフは、そんな刺身を食べた後の妻の感想です。
「おかしいなあ。ガシラはとりあえず刺身はおいしいはずだけど・・・・」
そう言って、私もガシラの刺身を口に入れました。
ん、確かに水っぽいし、おいしくないのです。何というか全く味がなく、もちゃっとした感じ?
はっきり言って、ショックだったんですよ。ガシラの刺身がおいしくないはずがない。上の刺身を食べた後でも、その思いは消えませんでした。横では息子が文句も言わずに刺身を口に入れています。それがまた逆に痛々しい?(^^;
これがその、ガシラです。4匹とも25㎝ほどあって、市場価格にすると・・・・・・
まあ、それを言うのはやめておきましょう(^^; 画像の一番上のガシラを刺身にしたのですが、ダメでしたね。ほんと、愕然としました。下ごしらえに捌きから刺身の切り分けに至るまで反省してみましたが、手落ちはどうしても見当たりません。強いて言えば、「クーラーボックスの」ガシラだったということでしょうか。
ただ、残りの3匹は、定番の・・・・・
唐揚げに・・・・
これはおいしかった~。 ちょっと救われた気がしました。
ですが、やはりガシラの刺身はおいしいはず。これは絶対にリベンジするぞ、と心に誓いました。ここまで強気に出れるのは、実は奥の手があるからなんですよ(^^) その奥の手とは・・・・
活けガシラ(^^)
翌日、私は遅く帰宅しましたが、妻にリベンジの旨を申し出て(^^; 1匹を刺身にすることに。ただ、普通に刺身にしたのでは、前日のリベンジにはなり切れないと思ったので・・・・・
これでどうだ、とばかりに・・・・・
姿造りに(^^) 姿造りをつくるのは、久しぶりのことです。皮も湯引きにして、先日のオニオコゼの際に購入したゆずを切って添えました。刺身醤油にゆずのしぼり汁。これ、抜群に合いますよ。皆さんもぜひ・・・・・
で、刺身を食べた妻の感想。
「・・・・・・めっさおいしい(^o^) プリプリ、モチモチやん(>_<)」
というわけで、ガシラの刺身リベンジ編でした。活けで持ち帰ると劇的に味が変わるお魚はいろいろとありますが、このガシラもそのひとつであるということを痛感しました。次回からは出来るだけ、ガシラは活けで持ち帰るようにします。
え? 釣行記はどうしたって? ふむ。上の画像見て頂けました? 要するに、ガシラしかお土産を釣ることが出来なかったんですよ。クラブの審査には、お情けで釣れたチビレを出して、何とか異種2匹の審査権利を獲得するのが関の山でした。
今年も色々と大物を釣ることが出来ましたが、この納竿大会にかけて、尻すぼみな釣果になってしまいました。ちょっと悔いが残る年末です。
まあ、最後に実力が出てしまったということで、お後がよろしいようですな(^^;