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不動産屋であり中小企業診断士。そして、借金、資金繰り、競売、任意売却。再生のプロフェッショナル(ホームページ⇒有限会社大野不動産コンサルタント事務所)
のブログ部屋へようこそ!日々の思いついた事を、ブログにしています。今日はこんな話・・・
食べ物屋さんは、どこも厳しいね~。
ワンコインで、腹いっぱいになるところがたくさんある。
相談を受けているのは、その厳しい業界に身を投じようとしているAさん。
創業するための資金調達から、店の法的調査、お店のコンセプトまで・・・
相談に来た当初、内装設備にかかる見積もり費用が安かった。
O「内装設備の費用を随分安く抑えたね。大丈夫なの???」
A「インターネットで調べて依頼した。とっても親切な業者ですよ。」
O「そうなんだ。一度お店を見に行かないとね。」
居抜き店舗の内見をしたところ、元スナックで厨房設備等がお粗末で
飲食店を営業するには、保健所、消防法の許可が下りないはずである。
◎居抜き物件は気をつけなければならない。
前回、許可をもらっていたからそのままで大丈夫、というのはあてにならない。
今回の店舗の営業形態により保健所の基準に達しない場合もあるからです。
基準に達していない場合は不許可になり、保健所の指示に従がうことになり
工事がやり直しになる場合もある。
内見した居抜き物件は、調理場・厨房の全面改装が必要である。
O「Aさん、内装費用が安いはずだよ。その業者さんに頼んでも、保健所の営業許可が出ないよ。」
ひどい業者である。内装費用の内訳を見てみると、内装工事はクロス貼りのみ、塗装工事、左官、入口、看板工事等で保健所の営業許可を通すための工事は含まれていなかった。
調理場・厨房設備は、保健所の審査が厳しい。
工事をしたが許可が下りないでは、店の営業ができないばかりか、今後の資金繰りに支障が出て・・・ジエンド。
内装業者は、店舗に精通している信頼できる業者を頼むべきだ。
店舗専門の内装業者を紹介し、現在店舗改修の打ち合わせをしている。
やっぱ知っている業者が安心やな。
では、では。