遺言書 | 不動産屋の中小企業診断士ブログ

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そして、借金、多重債務問題、競売、任意売却。再生のプロフェッショナル(ホームページ⇒有限会社大野不動産コンサルタント事務所) のブログ部屋へようこそ!日々の思いついた事を、ブログにしています。今日はこんな話・・・


今日は、Aさんの相続問題。




「親父が死んだんで、今住んでいる家を相続してもらえると思っていたら、ほかの兄弟姉妹から出て行けと裁判が起こされている。」




過去にAさんは借金の肩代わりで親父さんに1億円の援助をしてもらったそうだ。




だから、他の兄弟姉妹からみると、放蕩息子の「馬鹿野郎」と思っている。




Aさんの弁、「ほかの兄弟姉妹は土地・アパート・現金をたくさんもらっているのに、何故俺だけ…」




親父さんの遺言書に、Aさん以外の兄弟に財産を分けるって書いてあったそうだ。




Aさんの弁、「親父の入院中に、姉が遺言を書かせたんだ。」とか、




それは置いといて・・・すべった、ころんだの末




当人も遺留分減殺請求で争っている。




相続人は、お母さん・長女・次女・三女・Aさん・妹でAさんの相続分は10分の1




遺留分減殺請求が通ったとして、相続分20分の1




となると、相続財産が20億あったらAさんの取り分は1億円。




「20億以上、相続財産ある???」って、あたし。




「ない」とAさん。




「お母さんを大事にしなさい」とあたし。




では、では。