経費を考える | 不動産屋の中小企業診断士ブログ

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不動産屋であり中小企業診断士。会社を倒産させた経験があるが、失敗した経験を生かし多くのことを学びながら事業再生を果たす。
経営難に陥り債務超過、返済困難、過剰債務、不良債務、代位弁済、競売・任意売却、倒産回避に関わる事業再生支援の専門家
(ホームページ⇒大野不動産コンサルタント事務所)
日々の思いついた事を、書いています。今日はこんな話・・・


商売をしていて、いくら売りあげたら収益がトントンか?わからない事業主が多い。

トントンのことを、損益分岐点なんて言う。

損益分岐点を求める公式は、固定費÷1-変動費÷売上)となる。


なんか面倒くさいでしょう。

でね、損益分岐点を求める前に、変動費と固定費に分けることから始めるとわかりやすい。

変動費と固定費とは?


変動費とは、売上に比例して増減する費用であり、固定費とは、売上に関係なく一定に発生する費用なのであ~る。

固定費は家賃とか、給料などなど、売上に関係なく出る費用。

では、変動費とは、売上高が上がっていくとそれに比例して増加する。例えば、材料費や外注さんの費用。



固定費は・・・変動費は・・・この区別ができてない事業主が多い。



このことを理解していくと、どこをどう経費削減しなくてはならないか見えてくる。



固定費、変動費の勘定科目の一つ一つの意味を理解し学ぼう。

あたしも、会社経営していたが、診断士になるまで固定費・変動費の区別ができていなかった。

とりあえず・・・経費削減・経費削減と騒いでいた。

何でもかんでも経費費削減したら、会社は尻つぼみだ。

でね、損益分岐点を求めていく中で、この費用を削減したら・・・でも、売上に悪い影響が出るかもかもよ。

どんな変化が起きるか体感することが、企業の改善活動になるかもよ。試しておくれ。

では、では。