ぷち♡同窓会
誰しも一度はアッタでしょう。
JKと言われた頃が。
華の女子高生の時が。
あの頃はァ~若ァかった。
でもねぇ、退屈だったよ。口癖は「ヒマ~」だったよ。大人になるのが怖かったよ。‘普通’が恐怖だったよ。‘普通のオトナ”になるのが心底怖かったんだァ。不思議だねェ。なっちまえば何てことは無いのにね。
どんな女子高生だったかって?
真面目な女子高生だったよォ。制服はピッシリ着てさァ、校内の誰よりもオフィシャルに制服を着ることに精を出していたね。周りがどうやって着崩そうか考えているなか、わたしはどうやってピシッと着ようかばかりトライしている女の子だったよ。
そんなことをしていたら、学内で、制服のリボンをきちんと留めている女生徒は2人だけになっていたっけ。
反対が賛成、さんせいのはんたいが好きだったんですね~。
久しぶりに高校の同級生たちと会いました。
何年ぶりだろうかしら。
幼児を抱くママもいれば、OL、看護師、家電販売員、バーのママもいる。
同じ制服を着ていたはずの女の子たちは、みな全く違う服を着て違う生活を送っているのです。
女子高生の頃のわたしからすれば、夢のような話で、恐怖の塊が今日なのでしょう。
あっという間に歳は取り、顔も変わってしまう。
わたしたちは口々に言い合いました。
「変わらないねぇー!」と。
まるで変わらない、変わっていないと、思いたくて信じたくて堪らずに確かめ合うように言い合っていました。
「アラサーも近いのよ」
次なる
新たな恐怖は加齢です。
ニンゲン、悩みは尽きず
死ぬまで悩み学ぶが生きる道。
そんな気がします。(何だかマトモ)