心のストレッチ、とも言うけれど。 | なかえるブログこんにちは。

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タロットカードと西洋占星術、手相を使って占いをしています。好きなものは納豆とめかぶとキムチと卵かけごはん。時々映画と音楽。 体力つけたいです。

9月某日。神奈川県某所。
わたしはもずくさんこと灯台屋 丸岡芳子さん→ のセッションを受けてきました。もずくさんは現時点では「占い師でありカウンセラー」と名乗られています。
その時のことを。

わたしが受けたのは「西洋占星術+NLPセッション 90分」というメニューです。

NLP。わたしはどういうものか知りませんでした。(調べてみても理解できず)
「NLPは、実践心理学です。ことばと五感に働きかけて、あなたの行動や価値観を
よりよいものに変えていくお手伝いをします。」とのこと。
これはもずくさんのブログより。

もずくさんに初めてお目にかかったのは2010年か2011年頃。
3.11の震災の前のことです。
もずくさんもどこかに書いておられましたが。大阪の雪の石さんという占い師さんがタロットのレッスンのモニターを探していらして。
もともともずくさんとお知り合いだったお友達に誘われて伺ったのが初対面です。もずくさんはその場に同席していらっしゃいました。
何も知らず伺ってお話もしないままお別れしたのだけれど、それからわたしの中で雪の石さんともずくさんの存在が大きくなっていって。

そして今年、8月末の高円寺のイベントの時に来て下さいました。
その時もゆっくりお話することはできず。でもわたしは一度ゆっくりもずくさんとお話してみたかった。
…こう書くと相当粘着質ですよね。わたし。笑。


セッション。―「鑑定」というよりもこの言葉の方がしっくりきます。

受けている間、それがわたしにはいわゆる「占い」なのかどうかがわかりませんでした。
経験がないので、それが心理学的なカウンセリングのようなものだったのかどうかも不明です。

セッションの間、たくさんのやりとりをします。
もずくさんの問いがあって、わたしが答える。その答えに基いて、また新たな問いかけをもずくさんがする。その繰り返し。
その中にはとっさに答えが出ないものもあります。でもそれでもいいようです。

そうやってやりとりをした上で。
もずくさんから「あなたはこうだよね」「こうするといいよ」というわかりやすい提言のようなものはなかった気がします。
いや、あったかな?あったとしても、多分そこが一番のポイントだとは感じなかったんだ。

だけれど、終わった後にはわたしの中で「見えた」と思うものがありました。

わたしはひとりでよくいろんなことを考えます。
思考パターンというのはある意味、自分の慣れ親しんだやりやすい方に(それがベストかどうかは別)偏りがちです。クセとも言いますよね。
セッションの間は、そのパターンとはまったく違うアタマの使い方をしていたと思います。
それをもずくさんにお伝えすると「NLPは心のストレッチなんですよ」と仰ったような。
いつもと違う筋肉の使い方をする、ですね。
それを時々やらないと衰えはきやすいということなんでしょう。運動能力とかと同じ。

でもねえ。わたし、今回受けたセッションは「心のストレッチ」どころではなかった気がするの。(「どころ」とか言ってごめんなさい)
わからないまま歩いて歩いて。わからないまままったく見たこともない地平にいたような。

それから数日。いろんな日常のことをしながら、ずっと考えています。
セッションの後、「見えた」と思ったのはわたしのホロスコープ上のある一つの問題点でした。
正確には「問題点だとは思うけれど、なんとなくわかるけれど掴みきれない」ことがくっきりと「こういうことだったんだ」と自分の体と頭で認識できた。掴めたから言葉にできるようになった。
そういうことです。

わたしが知っている占いというものはあくまで占いであって、魔法ではない。よくない状況があるとすれば、それを一気になかったことのように消し去るようなものではない。
もちろんそれでいいのです。
そういう意味ではもずくさんのセッションも魔法ではないというところではきっと同じ。
問題点を知った上で、これからその問題とつきあっていくのは自分。

ただ。問題点をきちんと認識したことで、その問題の根源がどこにあるか、および今後の対応策について考えられるようになるということは絶対的にあると思うのです。
認識すれば、わからないままわからないから問題がこじれていくことも防げるはずですし。

受けてよかったと思えるセッションでした。