僕が最も影響を受けた人物といえば親父ですが、親父の話をしてもあんまりおもしろくないので…
いまこうして役者をやってるのはこの人がいたからといっても過言ではない!
その人とは…
キング・オブ・ロック!
キング・オブ・ソウル!
ゴッド!
日本のロックの歴史をつくったこの人物…
忌野清志郎さん!!!
キヨシローさんを初めて生で観たのは8年くらい前の渋谷AX。
生で「愛しあってるか~い?」を聞いたときから惚れてます。
ラブ&ピース
この人は本気で音楽で世界を変えようとしてるんじゃないか…そう思ったものです。
彼が死んだのは3年前の5月2日。
当時、名古屋に住んでて職を失い、同棲してた彼女とも別れた直後の出来事。
夜行バスで告別式『青山ロックンロールショー』へ足を運びました。
そして、ファンたちが「雨あがりの夜空に」を大合唱するなかで思ったのです。
もう一度、役者をやろうと
忌野清志郎さんのことを語り出すと止まらなくなるのですが…
忌野清志郎さんという人は言葉を伝えるということを非常に大切にした人だと思うのです。
伝えたいメッセージがあるからそれにメロディーをつけて歌にするんだという基本的なことを大事にしていたのです。
だから、彼の曲を聞いて、聞き取れない歌詞が1つもない!
他のミュージシャン、特に最近の歌は歌詞がわからない。歌詞カードを見てやっとわかる。
反原発の歌を歌い、レコード発売中止になったキヨシローさんがいま生きていたら…と思う。
原発再稼働?!
原発反対なんて地震が起きるずっとずっと前から歌ってたじゃないか。
彼がやってたもうひとつの覆面バンド、タイマーズの『long time ago』という歌を聞いて欲しい。
すでにだいぶ長くなってしまった…
晩年は映画やドラマにも出てた。
まあ、そのまんまなんだけど魅力的。
やっぱり役者自身が魅力的じゃないとダメだなと思いました。
というわけで、彼のように歳をとりたいと思います。
まだまだ語りたりないけど、それはまた別の機会に。
写真はうちの棚の上に置いてある写真。僕にとっては神棚。毎朝、柏手を打ちたいくらい。やってないけど。
左下の小さいのは、坂本龍馬さんです。