雑誌・Number(843号、13/12/26発行)Goal Hunter Voice #4 宇佐美貴史より
(一部抜粋)
変化はスタイルだけにとどまらない。シーズン中にもかかわらず週6回の筋力トレーニングに励み、5カ月で体重が5kgも増えた。
「体重が増えればパワーも付くわけで、かわし方にしてもすごく楽。手で押し返したり、体をぶつけるだけで距離が作れる。その分ドリブルで運べるし、振りの速いシュートというのもそれで打てる。フィジカルプレーヤーになるつもりはないですけど、自分のスタイルを光らせる意味では必要かなと。もっと早く気づいていればよかったって思うくらい」
体重が増えればボールタッチの感覚も変わってくるが、その辺りのケアにも余念がない。
「暇さえあれば、リフティングやドリブルをしてボールに多く触るように心がけてます。体に覚えさせるような感じで。向こうでも鍛えてなかったわけじゃないけれど、もっとやれって、ただ言われるだけで。こっちだと日本語で細かく相談できるから全然違う。おかげで、重くなったらスタイルがブレるんじゃないかっていう怖さもなくなりました」
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シーズン中でも体重を5kg増やしたというのが、宇佐美選手の決意と意気込みを感じますよね。
前回、「宇佐美選手の筋トレ ~ サカダイNo.1258より」でも、宇佐美選手の筋トレに対する取り組み方の変化について紹介しましたが、
上記のNumberのインタビューでは、筋トレによる肉体改造の結果、局面でのプレーの選択肢が増えプレーの質が改善されたことについて、より具体的な内容まで紹介されていて、
サッカーのためのトレーニング・食事改善を行う上で、かなり参考になると思います。
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