ゴリ押しで疲れると、バテやすい | サッカーのための筋トレと栄養(since 2010)

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無酸素性のゴリ押しの筋力に関して、特に相手を背負ったり、競り合いの場面でこのタイプの筋肉・筋力をよく使います。

これが先に尽きてしまうと、もうそれだけでバテます。普段からどんなに走りこみをしてても、バテます。グリコーゲンが枯渇し、体内の血糖値も下がり、アタマもボーっとしてきます。当然プレーの精度や集中力は下がり、ケアレスミスを連発。

ここで「根性が足りない」「気合がたりない」「意識が低い」とか精神論を持ち出して選手を叱咤する監督・コーチがいたら、それは監督・コーチの準備ミス。

普段のトレーニングが不十分だからそうなっているわけで、負けに不思議の負けなしです。

なおこの無酸素性のゴリ押し系筋力の効果を最大限に活かそうとするのが、最近すっかり有名になった体幹トレーニングです。体を効率・バランスよく、無駄なく使うトレーニングとも言えます。

ラグビーではかなり前から導入されていましたが、サッカーでは長友選手の活躍によって、急速に導入され浸透してきました。サッカーのフィジカルに対する意識が高まった、いい傾向だと思います。


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アスリート・ウェーブ

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